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振られて、町を襲われ、国に捨てられて
不運続きの主人公が復讐しながら恋愛する話
「これで、おわりだあああああ」
勇者の一撃が魔王にあたり吹飛ばした。
しかし魔王は何事もなかったかのように立ち上がった。
勇者たちは唖然としていたが
「よくぞ我を打ち破った勇者よ!やがて我は消滅するだろう。しかし遅かったな、我はもう魔王ではない」
「な!?どういうことだ!!」
「お前たちが来る前に…「こういうことだよ」ぐぇ!!」
勇者たちが困惑し、魔王が喋っていると魔王の後ろから男の声がした。
それと同時に魔王の首が飛んだ。
唖然としている勇者御たちの前に男、俺は立ちふさがった。
俺は勇者たちを見ているとひとりの少女が前に出てきた
「なぜだ!なぜお前がここにいるんだ!!」
「…」
最初に声を上げたのは勇者御一行の拳闘士の少女。
それに俺は言うべきか迷いながら魔王の首をはねた獲物、大の大人一人ほどの鎌それを勇者たちに向けた。
「復讐だ…」
「なに?どういうことだ!?」
俺が言うと勇者が訝し気に聞いてきた。
「お前たちに言う必要はない」
俺は勇者の質問を切り捨て魔王とは比べられないほどの殺気を放つ。
勇者たちは突然の殺気に硬直しながらも自分らの獲物を構えた。
「さぁ復讐の始まりだ!!」
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フォンティーナ王国から少し離れた小さな町、俺はそこで生まれた。
どうやら俺は転生というものをしたらしいが前世の記憶がない、ただ俺がそうであると理解している。
俺がそうであると理解したのは俺が15になってから突然に理解して今に至る。
《やべーよ絶対やべーよ、補正くるって転生者補正くるってチーーートゥゥゥゥゥゥ!!
そうだ!まずステータスとか確認だ!!ふふふラノベおたくの俺に死角はない!!
よしとりあえずステータスの見方を探そう。まぁ最初は無難に》
「ステータス!!」
俺がそう唱えるといとも簡単に端末らしきものが現れた。
《え?え?こんなすぐに出てきちゃうの?いろいろ模索したりとかしないの?》
俺は少し裏切られた気分になった
《まっまぁ気を取り直して、こういうこともある、うん! よし!まずステータスを、、、》
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シウス・ステイン 15(才)
LV(1)
攻 :1
防 :1
魔防:1
魔攻:1
回 :999MAX
運 :1
スキル:
(モンスターファミリア)LV1
補足:人間種以外の生物と恋愛関係になればその生物の1/4のステータスを自分のステータスに加算される。
(言語神)LVMAX
補足:どの種族の言語でも理解し喋ることが可能、児童に邦訳する機能付。
(回避神)LMAX
補足:前世で面倒事、人間関係、ありとあらゆることから逃げたものに与えられる。回+999
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「ふぁ!?」
テスト中なので終わったら活動始めます