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須貝絵玖登場! 転校生は元アイドル!?(7)

「……………………」


「ええ~!?」

「うわ、ホントに?」


「あ、やっぱり昨日の子だったのか。……やっぱりかなり」

「んふふ~」


 何故か先生は得意気に笑っていた。


「……………………」

「それじゃあ、自己紹介のほうお願いします~」


「えっと……今日からこのクラスに転入することになりました、須貝絵玖といいます。……よろしく、お願いします」

「うわ、やっぱりか~!?」


「やっぱり亮くん、絵玖ちゃんのこと知ってるんだ?」

「いや、知ってるも何も……普通に有名人じゃないすか!? 田舎のテレビでも見ることができるくらいの有名人じゃないすか!? 俺だけが知ってるんじゃないですよ。みんなも知ってるだろ?」


 その問いかけにクラスのみんなは揃って頷いた。


「CMによく出てたりしてたよな? 確か」

「そうそう、車のCMとか、お菓子のCMとかでチョクチョク……」


「すごい子がこんなド田舎に転校してきたわね」

「……………………」


「今日から絵玖ちゃんはみんなの仲間になるから、今日中にお互いのことを知り合っておいてね? じゃあ、絵玖ちゃんはそこのメガネっ子の佑香ちゃんの後ろの席に座って~」

「メガネっ子言わないでくださいよ……ここよ、須貝さん」


「あ、はい……」


 返事をすると、須貝は俺の横を通って後ろの席へと向かった。


 うむ、さすがは都会の子、薄くではあるけどもお化粧をしてるようで、長めの髪からはとても良い匂いが漂っている。


「――というわけで、今日の一時間目のロングホームルームは、絵玖ちゃんとみんなの仲を良くするための親睦会にしようと思います~。みんな、始まる前までに質問とか、自分の自己紹介のことを考えておいてね。じゃあみんな、仲間になってくれた絵玖ちゃんに挨拶をしましょう。――せーの」


「よろしくお願いします」

「よ、よろしく、お願いします……」


「……………………」

「……………………」


 ……………………。

 …………。

 ……。


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