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キ84 四式戦闘機「疾風(はやて)」

大東亜決戦機として開発された高性能レシプロ戦闘機。後にジェット機開発の基礎ともな

る機体。

● 概要

設計・製造:中島飛行機

初飛行:1942年(昭和17年)

配備開始:1943年(昭和18年)

用途:制空戦闘・戦闘爆撃・迎撃

● 開発背景

対独戦備15ヵ年計画の中核戦闘機として採用。機体強度と航続力を重視し、複合任務(制

空・爆撃)に対応できる機体を目指した。エンジンには**中島 ハ45(誉)**を採用。

● 諸元(量産型)

項目|数値

エンジン|中島 ハ45 空冷18気筒(出力:2,000馬力級)

全長|9.93 m

全幅|11.23 m

全高|3.38 m

最大速度|約635 km/h(高度6,000m)

航続距離|1,800 km(増槽時 約2,500 km)

武装|胴体:12.7mm×2翼内:20mm機関砲×2(後期型では×4)

爆装|250 kg爆弾×2または増槽

● 特徴

頑丈な機体構造と高出力エンジンにより、重武装化や後のジェット転用に対応可能

重戦闘機並の性能と長航続力で、後のキ211・212の基盤となる

キ211 ジェット戦闘機「飛隼ひじゅん

キ84の主翼を流用して開発された、日本初の実用ジェット戦闘機。Yak-15に類似。

● 概要

設計:中島飛行機・陸海軍共同研究

初飛行:1946年(昭和21年)

配備開始:1947年(限定運用)

用途:ジェット技術試験・限定迎撃戦闘

● 開発背景

対独戦備の一環としてジェット機開発が求められ、既存の「疾風」機体の構造を活用して

開発。英国から得た遠心圧縮式ジェット(ニーン系)を国産化して搭載。

● 諸元(キ211量産初期型)

項目|数値

エンジン|推力 約900 kgf(国産初期型ターボジェット)

全長|9.8 m

全幅|11.2 m(キ84準拠)

最大速度|約850 km/h(高度3,000m)

航続距離|約750 km

武装|胴体内:20mm機関砲×4 または 12.7mm×4

主脚配置|尾輪式

備考|簡素化された設計で初期運用と訓練を重視

● 特徴

機体の製造容易性・信頼性を重視

武装は胴体集中(翼内装備は無し)

戦後の空軍教導部隊や技術試験部隊に配備

キ212 ジェット戦闘機「飛隼改ひじゅん かい

キ211の改良型。Yak-17に相当する前輪式、実戦向けの本格配備型。

● 概要

設計:中島飛行機+空軍技術研究本部

初飛行:1947年(昭和22年)

配備開始:1948年以降

用途:制空戦闘・高速迎撃

● 開発背景

キ211でのジェット機経験を踏まえ、操縦安定性や視界改善のため脚配置を前輪式に変

更。機体構造も一部再設計し、燃料搭載量・航続距離も向上。

● 諸元(量産型)

項目|数値

エンジン|推力 約1,100 kgf(改良型ターボジェット)

全長|約10.0 m

全幅|11.2 m(改設計翼)

最大速度|約920 km/h

航続距離|約1,100 km

武装|胴体内:20mm機関砲×4(または12.7mm×4)

脚配置|前輪式(Yak-17類似)

● 特徴

初の実戦運用可能な日本製ジェット戦闘機

搭乗員の評価が高く、空軍の主力戦闘機の一つとなる

増槽や改修による拡張性もあり、戦後の輸出計画も検討

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