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双発機群

◉ キ48 九九式双発爆撃機(起点)

項目 内容

初飛行 1938年(昭和13年)

エンジン ハ25(950馬力級 空冷星型)×2

最大速度 約500 km/h

航続距離 約2,400 km

武装 7.7mm機銃×3、500kg爆弾搭載可能

乗員 4名(操縦、航法、無線、銃手)

任務 戦術爆撃・急降下爆撃・後の派生型の母体

陸軍初の本格的双発軽爆撃機。高高度性能と急降下性能は低いが、整備性と量産性に優れ

た中核機。これが後の双発機群の共通母体となった。

---

◉ キ45 二式複座戦闘機「屠龍」

項目 内容

初飛行 1939年末(配備は1941年)

エンジン ハ102(1,080馬力級)×2

最大速度 約540 km/h

航続距離 約2,000 km(増槽装備時)

武装(改乙型) 前方20mm機銃×2+37mm機関砲×1、後方7.92mm×1

乗員 2名

任務 重戦闘機・夜間戦闘機・地上攻撃機

キ48の構造を活用して開発。P-38のような戦闘機と爆撃機の中間的な任務を想定。火力

が高く地上攻撃・夜戦に転用されつつ、次世代機への橋渡しとなった。

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◉ キ102 剣龍けんりゅう※キ45の発展

項目 内容

初飛行 1943年(正式採用1944年頃)

エンジン ハ112-II(1,500馬力級)×2

最大速度 約610 km/h(高度7,000m)

航続距離 約2,500 km(増槽あり)

武装(乙型) 20mm機銃×2(機首)+57mm機関砲×1(胴体下)、後方12.7mm機銃

乗員 2名

派生型 甲=襲撃機型、乙=夜間戦闘機型、丙=戦闘爆撃機試作

任務 夜戦、地上支援、対爆撃機迎撃

キ45の戦闘・襲撃両面を高性能化。夜間戦闘機型ではレーダー装備も検討され、対大型

機・戦術爆撃の両面で活躍。武装の多様性と搭載力により、陸軍の「万能双発機」の決定

版となった。

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◉ キ66 双龍そうりゅう※単座高速戦闘爆撃機

項目 内容

初飛行 1943年(試作)〜1944年(配備)

エンジン ハ112-IIもしくはハ109(1,500〜1,800馬力)×2

最大速度 約640 km/h(高度6,000m)

航続距離 約1,800 km(増槽装備で2,200km)

武装 胴体内20mm機関砲×2、翼下爆弾架(250kg×2)または増槽

乗員 1名

任務 戦闘爆撃機(制空支援・地上攻撃・高速突撃)

キ45から電子・乗員・兵装を単座化し、速度・機動性を重視した支援機。タイガーキャッ

トに近い運用思想で、制空権下での地上攻撃に威力を発揮。

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◉ キ201 火龍かりゅう※ジェット戦闘機

項目 内容

初飛行 1945年(初飛行)〜1946年(試験配備)予定

エンジン ネ20改(推力500kg級ジェット)×2(または仏型ライセンス)

最大速度 約850 km/h(亜音速)

航続距離 約1,000 km(増槽なし)

武装 胴体内20mm×2〜4(モーターカノン方式)、ロケット弾も搭載予定

乗員 1名

任務 高速迎撃戦闘機・急襲戦闘爆撃機

キ66の設計思想を踏襲した高速迎撃機。本格運用には至らなかったが、対独戦備15ヵ年

計画の要とされ、戦後構想に影響を与えた。

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◉ 系譜図(簡略)

キ48(九九双軽爆)

├── キ45(二式複戦) ─┬─ キ102(剣龍・複座・夜戦・襲撃)

│ └─ キ66(双龍・単座・高速爆撃)

│ └─ キ201(火龍・ジェット戦闘機)

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