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男前な青年が行く  作者: 伊東 勝平
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「北の現役・廃駅舎探訪の旅」第2頁

 まず私はどの地方に1番馴染みがあるのか考えてみた。居住年数が長いのは順に,石狩・上川・オホーツク。道北地方には想い出が沢山ある。また,宗谷本線には廃駅や現役だが秘境にある駅舎など多々存在することから,1番初めは道北地方の駅舎を巡ることを目的とした旅をしてみようと決めた。


 目的地を決めたので,すぐに準備に取り掛かった。まず,車だ。私の愛車はホンダN360,私は「コロちゃん」と呼んでいる,そんな車だ。本当は旧友や知り合いの若者たちと大勢でゆきたかったが,4人が限界だ。しかも,定員ぴったり乗るとなかなか進まない。誰か1人将来を期待できる若者を連れてゆこう。


私が誘ったのは,今の世の中にはなかなかいないような,昭和の二枚目名俳優を彷彿とさせるような男前な青年である。彼は鋭い眼光で明日を見つめる立派で将来有望な青年なのだ。彼を連れてゆけばきっと,とても有意義な旅になるであろうと,そう思いオフアーを出した。


 彼は食い気味で私の提案に乗ってくれた。これが本当の私たちの出発のホイッスルである。

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