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拝啓、親父殿。幼馴染が怖いです。  作者: F1チェイサー
いせかいのゆうしゃさま
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ゆうしゃさまのじつりょく

 戦いが始まった瞬間、乾いた破裂音が闘技場内に響いた。

 ジンの頬を一筋の線が走り、赤い液体が流れ出した。


「……あ、あっぶな……開始3秒で終わるとこだったわ……」


 首を傾けたジンが、冷や汗を流しながらそう言う。

 その目の前には、リボルバー式の拳銃を二丁構えたスバルが立っていた。


「ちっ、外したか」


 スバルは軽く舌打ちをすると、一気に下がってジンと距離を取る。

 そうやって下がりながら、スバルはジンに向かって弾丸を撃ち込んだ。


「くっ!! 呆けてる暇はねえってか!!」


 それに対して、ジンは左右に動き回りながらスバルに近づこうとする。

 しかしスバルは足が速い上に狙いが正確で、なかなか近づけない。


「ちっ、当たらねえ……なら、数で攻める!!」


 スバルはそういうと二丁のリボルバーを手から消し、何やら長いものを取り出した。

 ジンは嫌な予感を感じると同時に、その動作が相手の隙であることを認識して一気に詰め寄った。


「はあああああ!!」


「うわっ!?」


 ジンの横薙ぎの一太刀をスバルはかろうじて避ける。

 銀の大剣はスバルの黒いパーカーを少し斬る程度に留まった。


「にゃろう!!」


 スバルは手にしたもの、アサルトライフルのトリガーを引いた。

 すると連続した破裂音と共に雨のように弾丸が飛び出した。


「くうっ!?」


 ジンはとっさに大剣で防御しながら一気に後ろに下がる。

 剣が砕けることは無かったものの、痺れるほど強烈な衝撃が手に伝わってくる。

 ジンは着地と同時に、体勢を立て直しながらスバルを見た。


「まだまだぁ!!」


「……やばっ」


 スバルは今度は大きな筒状のもの、バズーカ砲をジンに向けて構えていた。

 ジンはそれを見るなり、横に走った。

 すると先ほどまでジンが居た所で爆発が起きた。


「ちっ、当たれええええ!!」


「うおおおおおお!?」


 連続でバズーカが火を噴き、次々に爆炎が上がる。

 ジンはそれをジグザグに走ったり不規則に動き回りながらそれを躱していく。


「……っ、そこだあ!!」


 そして、ジンはその攻撃の合間の一瞬の隙をついてスバルに近づいた。

 しかし、そんなジンを待っていたのはスバルの不敵な笑みだった。


「今度は外さねえ……!!」


「……っ!?」


 スバルの手に握られていたのはアサルトライフルでも拳銃でもバズーカでもなかった。

 その手に握られていたのはソードオフショットガン。

 至近距離においての殺傷能力を追求して作られた銃であった。


 マズルフラッシュと共に爆音が鳴り響く。

 ジンは思いっきり吹き飛ばされ、地面に転がった。

  

「…………」


 スバルは倒れたジンを油断無く見つめる。

 うつ伏せに倒れたジンからは赤い液体が流れ出し、かなりのダメージを負っている事が見て取れた。


「……っ!!」


「ってぇ……とっさの防御が無けりゃ即死だったか、今のは」


 ジンは腹を押さえながらゆっくりと立ち上がった。

 そのジンに対して、スバルは再びトリガーを引いた。


「“防弾の障壁(フラック・ジャケット)”」


 しかし、ジンの魔法により目の前に青白い幕が現われて弾丸を受け止める。

 スバルはそれを見て危険と判断し、一気に後ろに下がった。

 一方、ジンはしばらく腹を押さえて深呼吸をする。


「ふぅ……やるじゃねえか、勇者様。正直、こんな良い一撃をもらうとは思わなかったぜ」


 そう言いながらジンは剣を構えなおす。

 ジンの腹からは血が滴っており、顔は若干蒼褪めている。


「……マジかよ、そんな怪我でも動けんのかよ……」


「へへっ、こうでもなきゃ、俺は今頃とっくにあの世に行ってるさ。“火蜥蜴の尾(イグニテール)”」


 ジンはそういうと手から炎の鞭を呼び出し、自分の傷口に押し当てた。

 肉の焼ける音と共に傷口が焼かれ、血が止まる。


「ぐっ……さあ、続きと行こうじゃないか」


「ま、待てよ!! そんな怪我でもまだやんのかよ!?」


「あ?」


 蒼い顔でフラフラになりながら剣を構えるジンに、スバルは慌てた声でそう言った。

 それを聞いて、ジンはキョトンとした表情を浮かべた。


「……あ、ああ、なるほどね……くくっ、まだ分かってないんだな」


「な、何だよ、心配して何がおかしい!?」


「今の俺は諦めたら殺されるんだぞ? たかがこれだけの怪我で戦いをやめるわけが無い。これは誰を相手にしても一緒だと思うぜ? それにな……お前、相手が魔王だったとして、今と同じように心配をかけるつもりか?」


 そう話すジンの足元からは炎が上がっている。

 それを見て、スバルは手にした銃を二丁拳銃に変えて構える。


「……お前はまだまだ考えが甘い。手負いの相手ほど危険なものは無いんだからな。手負いの相手を生かして逃がすなんてことはその相手より強くなってからにしろ。“火炎弾幕(エル・ヒスブライト)”」


 ジンがそう言った瞬間、無数の炎の弾丸がスバルに向かって飛んで行った。


「うげ、マジかよ!?」


 スバルはそう言いながら迫り来る炎の弾丸を銃で打ち消していく。

 銃弾は狙いを違わず炎をかき消していき、やがて炎の壁に穴が空く。


「おおおおおお!!」


 スバルはその穴に飛び込んだ。

 地面を転がるようにして受身を取り、ジンのほうを向く。


「そこだぁ!!」


「おわっ!?」


 目の前に迫っていたジンに、スバルはとっさに弾丸を放った。

 ジンは剣を振り下ろすのをやめ、頭を守るようにして剣を楯にし、離れすぎないように距離を取る。


「ちっ!! “我が力は姿を模す(フォース・ミラージュ)”」


 ジンは魔法で自分の力を4つに分けて分身した。

 4人のジンはスバルを取り囲むように動き、攻撃を仕掛ける。


「魔法ってのはホントに何でもありだな!!」


 スバルはそれを二丁拳銃で踊るようなステップを踏みながら迎撃する。

 前後左右から迫ってくる攻撃を、鉛の弾丸が押し留める。

 しばらくせめぎ合うと、ジンは攻撃をやめて後ろに引いた。


「……便利なもんだな、その武器。普通4人に囲まれたらすぐに斬られてるんだがな」


「それを一人でやれるアンタに言われたくねえよ。何で一対一でガン=カタみたいなことせにゃならねえんだよ……」


 蒼い顔だが平然として居るジンに、少し息が上がっているスバル。

 スバルの表情を見て、ジンはニヤリと笑った。


「でもまあ、今のでギリギリだった、って顔に書いてあるぜ。もう少しポーカーフェイスが出来ないと、底が見えるぞ?」


「……そういうアンタも、顔が異常に蒼いぜ? 表情では隠せても、そういうのは隠せねえよな?」


 スバルはそう言ってジンに笑い返しながら息を整える。

 それを聞いて、ジンは苦笑いを浮かべた。


「まあ、流石に顔色まではごまかせないか。ご明察、確かに俺も結構来てるぜ……もっとも、お前を倒すくらいならこれでも十分だがな」


 ジンがそういうと再び周囲に炎が吹き上がり始める。

 それを見て、スバルは身構えた。


「断言してやる。次の俺の魔法でお前は確実に倒れる。俺を倒したければ、その前に全力で掛かるんだな!!」


 ジンはそう言って剣を構える。

 それを聞いて、スバルは考えた。


(アサルトライフルは防がれる、ソードオフショットガンは近づかなきゃならんからダメ、バズーカは多分避けられる……なら試しに)


 スバルはしばらく考えた後、巨大なライフル銃を取り出した。

 いわゆる対物狙撃銃である。


「当たれ!!」


「おっと」


 スバルはそれで狙い撃つが、ジンはそれを易々と避ける。

 結局、スバルの攻撃は闘技場の壁に穴を空ける程度に留まった。


「来ると分かっているものにわざわざ当たる奴は居ないぞ」


「くっ……」


 ジンの周囲を取り巻く炎はどんどん勢いを増して行き、魔法が完成に近づいているのが分かる。

 スバルは俯き、大きくため息をついた。


「……なるほど、今の俺じゃあアンタにゃ勝てねえのか。なら……」


 スバルはそういうと、対物狙撃銃から更に大きいロケット弾に持ち替えた。


「……何だ、あれは……?」


 ジンはそのロケット弾を見た瞬間、異常な寒気に襲われた。

 あれを発射させてはいけない、放たれれば間違いなく防ぎきれない。

 そう確信させるほど、強い危機感を感じたのだ。

 スバルはそのロケット砲を構えた。


「もう何もかも吹っ飛ばせ、デイビークロケット!!!」


「くっ、間に合わない!!」


 デイビークロケット、戦術核兵器の弾頭が発射される。

 ジンは急いで魔法を構成するが、それも間に合わない。


 数瞬の後、激しい閃光と強烈な爆音が闘技場内に響いた。






「……っちゃあ~……とんでもない隠し玉もあったもんだな……ていうか、オーバーキルにもほどがあるだろ、あれ……」


 全てが終わって闘技場は元の控え室に戻る。

 その控え室のベンチに寝転がりながら、ジンはそう呟いた。


「……仕方ねえだろ、正直今の俺じゃアンタに勝てる気がしなかったんだからよ。だから相打ち狙いで行かせてもらったぜ」


 その隣のベンチで、やはり寝転がった状態でスバルが言葉を返す。

 スバルも完全に伸びきっており、疲労をありありと顔に出している。


「ったく、俺も油断したよ。人に講釈たれておきながらこの様だ。俺も少しばかり天狗になってた様だ」


「ていうか、アンタ絶対本気出してなかっただろ」


「おう。俺に本気を出させようなんざ100年早い。第一、今のお前に俺の攻撃を防ぐ手段が無いだろうが」


「うぐ、確かに……」


 ジンの指摘にスバルは口ごもる。

 そんなスバルを見て、ジンは苦笑いを浮かべた。


「まあ、俺も最後のあの攻撃を防ぎきれるかって言ったら厳しいんだがな。というか、あれ遠くから撃ちまくってれば楽勝できるんじゃないか?」


「世界を死の世界にしても良いんならそうすっけど?」


「……訂正、最後の最後まで使うな」


 スバルの一言に、ジンは若干引きながら話を続ける。

 そんな中、ジンの背後で起き上がる面々がいた。


「……くっ……完敗だな……」


「何者なんですか、いったい……」


「…………」


 スバルの仲間達は暗い表情で起き上がる。

 ジンはその3人に顔を向けずに声をかけた。


「よっ、眼は覚めたか?」


 ジンの一言に、3人は苦い顔を浮かべる。

 3人からしてみれば、この得体の知れない男にこれほどまでの惨敗を喫するようでは魔王を倒すなど夢のまた夢であることを痛感したからである。


「……ああ、俺はまだ未熟どころの騒ぎではないらしい。修行が足りん様だ」


 リゲルはそういった瞬間、晴れやかな表情を浮かべた。

 どうやらリゲルは今回の敗北で何かが吹っ切れたようである。


「悔しいです……今まで積み上げてきたものが、こんな簡単に……」


 スピカは本当に悔しそうに法衣の裾を握って涙をこぼす。

 強い力は修行の成果であったのだろう、それが通用しなかったのだからダメージもかなりあった。


「……くっ……私はこの結果を……認めなければならないというのか……」


 カペラは顔を憤怒の表情に染め、歯を砕けんばかりに食いしばっていた。

 認めたくない結果を突きつけられ、やりきれないようである。


「全員どう思っているかは知らんが、結果は認めなければ仕方が無い。問題なのはこれからどうするかだ。もちろん、俺はその答えなんざ持っていない。自分で考えな」


 ジンはそう言って3人を突き放す。

 そして起き上がると、ジンは扉に向かって歩き出す。


「もう行くのか、ジン?」


「ああ。俺にも仲間が居るもんでな、あんまり放っておくと後が大変だからな」


 部屋を出て行こうとするジンに、スバルは声をかける。

 それに対し、ジンは微笑を浮かべて答える。

 そして、ジンは部屋を出て行こうとする前にふと思い出したように口を開いた。


「ああ、そうだ。もしこれ以上強くなりたいんなら、しばらくスバル抜きで戦ってみろ。そうすれば、何か掴めるかもな。あと、スバルは何か防御を考えろ」


 ジンはそう言うと今度こそ部屋を出て行った。





 闘技場を出ると、ジンは大通りに出てきた。

 日はかなり傾いており、次第に夜の帳が近づいてきていた。


「さてと……これからどうすっかな……」


「あ、ジン。用事は済んだんですか?」


 今後の予定を考えるジンに、紫紺色の単衣を来た黒髪の女性が話しかける。

 ユウナの髪はしっとりと湿っており、少し前まで湯に浸かっていたことが分かる。


「ああ、一応はな」


「一応、ですか?」


「おう。たぶん、今の調子だともうしばらく用事が続きそうだな」


「そうですか……」


 ジンの言葉にユウナは残念そうにそう呟いた。

 そんなユウナを見て、ジンはユウナの肩に手を置いた。


「苦労をかけて済まんな。まあ、その代わりといっちゃ何だが、少し屋台で何か食べていかないか?」


 ジンのその一言に、ユウナの表情がぱあっと明るくなる。


「はい!!」


「OK、それじゃ屋台を見て回ろうか」


 ジンとユウナは肩を並べて温泉街の大通りを歩く。

 そして屋台が並んでいる区画まで出てきた。


「……あの、ジン? これはどういうことですか?」


 並んでいる屋台を見て、ユウナは思わずそうこぼした。

 何故なら屋台は並んでいるものの、軒並み閉店状態であったからだ。

 それを見た瞬間、ジンは嫌な予感を感じてポーチを調べた。

 

 すると、そこにはあるはずのものがなく、代わりにメモ書きが残されていた。

 そのメモ書きにはこう記してあった。


『油断大敵だよ、ジン♪ そんなわけで、お小遣いはたっぷりもらっていくよ♪ ルネ』


「あ ・ の ・ 野 ・ 郎……やりやがったな……」


 つまり、目の前の全滅した屋台はルネの仕業であり、それに使われた資金はジンの財布から出ているのであった。

 ジンはメモ書きを握り締めて湧き上がる怒りを何とか押さえ込む。

 そんなジンを見て、ユウナがオロオロしながら声をかけた。


「え、えっと……お金、大丈夫ですか?」


「ん? ああ、金ならポケットにいくらか突っ込んであるから、今日一日くらいは大丈夫だ。まあ、それじゃ適当な店に入るか?」


「は、はい!! それじゃあどこに「遅いのれす、ジン!!」はい?」


「……げ」


 ジンがユウナと話していると、どこからともなく深緑の瞳のエルフが現われた。

 眼は完璧に据わっており、顔は赤く、言葉の呂律が回っていない。

 誰がどう見ても、完全な酔っ払いであった。


「お前、あれから今の今まで飲んでたのか!?」


「そうなのれふ~♪ ささ、約束どおり一緒に飲むのれふ~♪」


 ルーチェはジンの腕を抱え込んでぐいぐいと居酒屋に引っ張っていく。

 なお、ジンの腕はしっかりと極められていて、抜け出すことは叶いそうにない。


「だあああぁぁぁ!! 分かったから引っ張るな!! 肘!! 肘極まってる!!」


「ちょ、ちょっとルーチェさん!?」


 ルーチェに引っ張られるジンに、それについていくユウナ。

 そして居酒屋に着いたとき、3人を迎えた光景はと言うと、


「何と言うことでしょう……」


「……これは酷いですね……」


 ジンの顔は一気に蒼くなった。

 何故なら目の前に大量に転がっているのは、空の酒樽だったからだ。

 しかも、現時点で客はルーチェしか居ない。

 つまり、この酒はルーチェがひたすらに飲み続けた結果であることが明らかになっている。


「……お、おい……お前、この酒の代金、どうするつもりだ?」


「ふぇ? お金ならルネさんにもらったのれふよ? ほら、こんなにたくさん」


 ルーチェはそういうと机の上にもらった資金を取り出した。

 いうまでもなく、元はジンの財布の中の金である。


「……まんまみーあ……」


「ジ、ジン!? 気をしっかり持ってください!!」


 ジンは思わずその場に座り込んだ。

 そんなジンに、ユウナが必死に声をかける。

 が、しばらくするとジンから昏い笑い声が漏れ出してきた。


「ふ……ふふっ……ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ……こうなりゃヤケだ……おい店主!! この金全部持ってけ!! 釣りはいらねえ、その釣りの分だけ酒をもってこい!!」


「ちょ、ちょっとジン!?」


「きゃあ♪ ジン、男前なのれふ♪」


 やけっぱちになったジンの一言に、ユウナは困惑し、ルーチェは嬉しそうに抱きつく。

 そうしている間に、ジンたちの前には大量の酒が並んだ。


「やってられるかド畜生め!!」


 ジンは目の前のボトルから酒を一気飲みする。

 するとそれに触発されたのか、ルーチェも酒を手に取った。


「これは負けてられないのれふ!!」


 2人は凄まじい勢いで酒を飲んでいく。


「それじゃ次はこれを……」


「待てやぁ!! その酒は一気飲みすることまかりならん!! ゆっくり味わって飲め!!」


 なお、ジンはへんなところで冷静で、高い酒に関してはゆっくりと味わって飲んでいる。


「…………」


 ユウナは騒がしい2人組みの横に座り、ジンが一気飲みを禁止した酒をグラスに注ぐ。

 そして香りを楽しんだ後、口に含んでゆっくりと転がした。


「……うん、美味しいです」


「んだらぁ!! 次はこいつじゃああああ!!」


「それなら私はこれなのれふ!!」


 ……すっかり現実逃避をしているユウナであった。


 自分が使いたい銃を取り出せるという、戦闘においては割とチートな能力の異世界勇者様でした。

 ……デイビークロケットはやりすぎたかな?


 そんなわけで、ご意見ご感想お待ちしております。

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