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天霊戦騎エインヘリアル  作者: 九澄アキラ
第16話「新たなる脅威!戦慄のニーズヘッグ八闘士!!」
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第16話1/4 再会と決意

 スルトルを屠ったゲオルギウスは、アドラーと共に姿を消した。


「助かったぁ〜!」


 ヒョウガがどっと腰を落とし、生き延びられたことに安堵する。

 

「カナリア、何がどうなってるの?ここはどこ?」

「ヒョウガとクリオ(ねえ)さんこそどうして……。あの時、ゲオルギウスと一緒に……」

「お前ら、生きてたのか」

「ゴズマの旦那!……どうしたんだよその姿は?」


 ゴズマのサイボーグ姿を見てヒョウガが驚く。


「色々あってな……」


 ゴズマは見せつけるように義手をギュッと握った。


「カナリア、あのヤバい奴はなんなんだよ!?」

「……あいつは」


 カナリアがゲオルギウスについて話し出そうとした時――。

 

「みんなそこまで!」


 エクスの声が響いた。

 

「話してる場合じゃない!あの中にはまだ多くの人が取り残されている!助けるよ!」

「わかった!ヒョウガと姉さんも手伝ってくれ!」

「わかったわ!」

「よっし、ほら行くぜ新入りども!」


 ヒョウガはワルキューレを急かすと、一目散に走っていった。

 

「俺たち、エインヘリアルだと思われてる?」

「そうみたいね」


 戸惑いながら、マグニとスルーズは後を追っていった。


 

 ――――

  


 帝都に足を踏み入れると、そこは瓦礫の山だった。

 至るところで炎が燃え盛り、助けを求める大勢の声が響き渡っている。


「まずは火災を止めよう!」

「俺に任せろ!」


 カナリアが剣で炎を吸い取り、鎮火する。


「でも、今度は灯りが……」

「私に任せて」


 クライオーネがふわりと空中に浮き上がり、杖を天に掲げる。

 すると光り輝く5つの魔法陣が出現し、光が湧き出してくる。

 

招来獣(しょうらいじゅう)光海月(プルモ・ルクス)!」


 魔法陣から巨大な光るクラゲが何匹も現れ、ふわふわと空中を漂い始める。

 魔法陣の光とクラゲの光が合わさり、辺りは瞬く間に明るくなった。

 クラゲは生体反応を見つけると、触手を器用に使って瓦礫をどかし、生き埋めになっている人々を助け出していく。


「あれは……魔術?」

「あぁ、姉さんはエインヘリアルで随一の魔術師なんだ」

「あれが……本当の魔術師」


 これまでこの世界で接してきたものとはレベルが違う。

 クライオーネの華麗な魔術にエクスは目を奪われる。

 

「お次はこの子達、招来獣(しょうらいじゅう)流氷天(クーラ・クリオ)!」


 今度はクリオネに似た、子供サイズの生物が無数に現れる。

 

「さぁ、みんなを癒して」


 クライオーネの命ずるままに、流氷天(クーラ・クリオ)が怪我人を探して飛び回り始める。

 

「わあああぁん!」


 腕を擦りむき、泣く子供に流氷天が近づく。

 子供は見慣れない生き物に怯えつつも、その愛らしい見た目と仕草に安堵し腕を伸ばす、が……。


 ――がぶり。


 怪我した腕を丸呑みにするように流氷天が噛みついた。


「うわああああぁん!」

「おい、子供が食われてるぞ!」

「大丈夫です」


 マグニが慌てるが、クライオーネはそれが当たり前かのように落ち着いた声を返す。


「え……?」


 次第に子供は噛み付かれたのに痛みがないことに気付く。

 腕を見ると、怪我がだんだんと消えていき、無くなってしまった。


「その子たちは怪我を食べるんです」

「怪我を……」

「食べる?」


 流氷天は次々に怪我人に噛みつき、傷を癒していく。


「こんな事が出来るなんて……」

「魔術ってすごいな……」


 原理すらわからぬ光景に、マグニとスルーズはただただ感心するばかりだった。


 

 ―――― 


 

「塔が倒れるぞー!」


 響く警告にカナリアが振り向くと、燃え上がった教会の鐘塔が傾き、崩れ落ちる寸前であった。

 その下には逃げ遅れた人々。

 このままでは潰されてしまう。


「危ない!」


 即座にカナリアは駆け出したが、鐘塔は彼から遠すぎた。

 人々が逃げる余裕もなく、崩れた鐘塔が地面に落下し、大きな砂煙が上がる。

 誰もが最悪の事態を予想した、が――。

 


「おう、どこ見てんだお前ら」


 呆然とする一同に、いつの間にか鐘塔のそばに移動していたヒョウガが呼びかける。

 彼の足元には、先ほど潰されそうになっていた人々が無事な姿があった。


「ヒョウガ!」

「お前ら無事か?」

「は……はい!」

「ありがとうございます……ありがとうございます……」


 人々はヒョウガに感謝を伝え、外に避難していった。


「相変わらず速いな」

「へへっ、見えなかったろ?」


 エインヘリアル・ヒョウガの能力、それは目視が不可能なほどの高速移動。

 鐘塔が落下するのを見たヒョウガはその瞬間に加速を開始。

 纏った装甲が展開し、その隙間から青い噴射炎が吹き出す。

 倒れ込む寸前まで身体を倒し、地面を蹴り、弾丸のように飛び出す。

 落下中の鐘塔の下まで移動し、人々を安全な場所に移動させる。

 

 その場にいた誰も、この一連の動作を認識出来なかった。

 唯一、エクスだけはヒョウガが移動した後の大気の歪みを検知できたが、それも全てが終わった後であった。


「この調子で残りもいこうぜ!」

「あぁ!」


 カナリアたちは次々と取り残された人々を助け出していった。

 


 ――――


  

「おーし、これで全員だな」

「ですね」

「2人ともありがとう」

 

 あの後、1時間ほどで救助作業を終わることが出来た。

 ヒョウガとクライオーネがいなければ夜通しかかっていた事だろう。


「あ〜疲れた!」

 

 マグニが大きな溜息をつき、コクピットを開く。

 それを見てヒョウガがギョッとした。


「に、人間……!?お前ら、俺らの新入りじゃなかったのかよ!?」

「違うよ。これはワルキューレって言うんだ」


 他のワルキューレも次々にコクピットを開く。


「マジかよ……」

「ヒョウガ、気付いてなかったの?私はすぐ気付いたわよ?」

「マジかよ……」



 ――――

 

 

「はいはーい、帝国の皆さんはこっちに集まってー」


 その頃、帝都の外ではデシレアのガルディエーヌがケートゥスの周りに避難した人々を集めていた。

 

 そのケートゥスの中では、保護された皇帝が女王と今後について話し合っていた。


「民たちを王国に避難させる!?」

「人ならざる脅威が迫る今、我々が争っている場合ではありません。我が王国は帝国の皆さん、全てを受け入れます。この船なら、皆さん全員を載せられるでしょう。……お気に召しませんか?」

「いや、それで良い!願ってもない!民たちを助けてくれ!」

「我々は同じ祖先を持つ者同士、困ったときは助け合いましょう」

「……すまぬ」

「え?」

「余は、アドラーに操られておった。いくら先祖代々の怨みがあるとはいえ、戦争までやるつもりは……。民達にこんなつらい目を合わせて……」

「陛下のせいではありません。私が早くあやつの正体に気づくべきだったのです」


 皇帝の(まぶた)悔恨(かいこん)の涙が浮かび、ガレスは彼女を慰めた。


「過去は過去……過ちは誰にでもあります。ですが我々、国を治める者はこのような時に悲しんでばかりいられません」


 女王は皇帝の手を握ると、その瞳を見据えて言った。

 

「民たちは今、怯えています。いま必要なのは、国の希望たる陛下の毅然(こつぜん)としたお姿です。こういう時こそ、王は民たちの心の支え、希望にならなければなりません」

「希望に……」


 それは皇帝より長く国を治めてきた先達としての言葉だった。

 その言葉を聞いたクルルは涙を拭い、ケートゥスの外の人々に叫んだ。

 

「皆の衆!この度の惨劇、その責任は全てアドラーを重用した余にある!本当に……申し訳のつかぬことをした。だが、我らはまだ終わってはいない!この屈辱を胸に、必ず再び立ち上がる!帝都は失われた!だが、まだ余とお主たちがおる!つまり……」


 人々の眼差しが見つめる中、皇帝クルルは拳を振り上げ、想いを叫んだ。


「帝国は、未だ健在である!」

 

 沈黙――。

 誰も声を上げなかった。

 やはり、こんな皇帝に着いてくる者などいないのか。

 拳が緩み、腕を下げようとしたとき。


 パチパチパチ――。

 どこからか拍手が聞こえ、それは次第に喝采となった。

 一人の少女が叫んだ言葉は、弱りきった人々に確かに希望を与えた。

 

 

 ――――


 

「エインヘリアル狩り……?」

「それがあの黒い奴なのか?」


 その頃、人々から少し離れた場所ではエインヘリアルとワルキューレ隊が休息を取っていた。


「ゲオルギウスによって何人ものエインヘリアルが犠牲になった」

「そんな奴が、どうしていきなり……?」

「俺たちエインヘリアルの中に、空間に穴を開けて敵を吸い込み消し去る事のできる奴がいた。ゲオルギウスはそれを食らって時空の彼方に消えた。ヒョウガとクリオ姉さんも一緒に……」

「私たちがあの中にいたのは30秒くらいよ。それが放り出されたら何百年も経ってた」

「つまり、その攻撃は時空間を繋ぐ一種のワームホールだったと」

「あいつ、消し去るとか言っといて未来に問題を先送りにしてただけじゃねえか」


 仲間の不始末をヒョウガが愚痴る。


「でも、そのおかげでまた2人に会えた。俺は嬉しいよ」

「……そうね」

「でもゲオルギウスに勝てなきゃ、みんなすぐに殺されちまうじゃねえか。残ってるエインヘリアルはこの4人とケートゥスだけだろ?勝てんのかよ?」

「力を合わせれば勝てるさ。それに俺たちだけじゃない。ワルキューレのみんなもいる」

「あれ、役に立つのかぁ?」

「そう捨てたもんじゃねえぞ」

「ゴズマのおっさんがそう言うなら……」


 ヒョウガはしぶしぶ矛を収めた。

 その談笑の傍ら、カナリアはクライオーネの腕輪を見てあることを思い出した。


「そうだ姉さん!魔法の腕輪(ドラウプニル)余ってないか?俺の壊れちまってさ」

「えぇ、ちょうどストックが貯まっていますよ」


 クライオーネの腕輪が光ると、同じ腕輪が8つ溢れ地面に落ちた。


「よっし!これで俺も魔術が使える!」

「カナリア……?その腕輪があれば魔術が使えるの?」

「あぁ、誰でもな」

「誰でも!?わ、私も貰っていい?」

「えぇ」


 エクスが触ると腕輪は小さくなり、エクスの腕に収まった。

 どうやら持ち主に合わせて自在に形や大きさを変えるようだ。

 ゴズマ、ヒョウガ、マグニ、スルーズ、デシレアにも渡る。


「1つ余ったな」

「あげたい人にあげて」

「いいの?」

「複製は時間が経てばまた造れます。それに私の夢は、全ての者が魔術を使えるようになることだから」


 余った指輪をエクスは(ふところ)に仕舞った。


「でも、どうしてそんな夢を?」

「……だって」

「だって?」

「もったいないじゃないですかぁ~!」

「へ!?」

 

 今まで物静かで理知的だったクライオーネが、打って変わって声を荒げる。


「こんな便利で楽しいものが全く広まっていないなんて、もったいなさすぎるわぁ!カナリアもそう思うでしょお!?」

「ク、クリオ姉さんわかった。わかったから」

「あーあ、始まった」


 そういえば彼女はこういう性格だったと、カナリアは揺さぶられながら思い出した。

 

 

 ――――



「ここだよ」


 スルトルを(ほふ)り、帝国を後にしたゲオルギウスとアドラーはとある洞窟にたどり着いていた。

 地下へ歩いていくと、僅かに光が差し込む広い空間が広がる。

 

聖母(マータ)だ」

 

 そこに巨大な龍が鎮座していた。

 龍鱗で覆われた黒い四肢。巨大な翼。

 その頭部は無く、太い首だけが残っている。

 尻尾の付近からさらに8つの首が生えており、欠損したひとつを除いて、そのどれもが苦悶の表情で横たわっている。

 その原因を示すように、龍の背にはその身体を貫くように巨大な柱が突き刺さっていた。

 

「……」

 

 聖母(マータ)と呼ばれたその龍にゲオルギウスが近づき、スルトルから吸収したエネルギーを注ぎ込む。

 送り込まれたエネルギーは黄金の血液のように表皮を枝分かれして伝わり、龍頭が次々に目覚めていく。


「ふあぁ、よく寝たぜぇ」

「兄者ぁ……どこだここは?」

「腹が、減っタ」

「生命活動……探知」

「なぁにここ~。暗いし汚いわぁ~」

「キシシ、ようやくまた遊べるんだね」

「俗世に舞い戻ったか」


 目覚めた龍頭は自身を本体から切り離し、人の形へと姿を変えた。

 

「やぁみんな、久しぶり」

 

 ローブを纏った7人。

 そこに人の姿に戻ったアドラーが加わり、8人となる。


「お前か」

「あら、あんた背が伸びたの……?なんかカッコよくなったじゃん」


 8人の中で唯一、女性の姿をした一人がアドラーを誉める。


「お前が俺たちを目覚めさせたのか?」

「そうだと言いたいけど、本当はアイツだよ」


 アドラーが黒龍の掌に座るゲオルギウスを指し示す。


「あやつは……我らを追っていた龍狩りではないか」

「そうなんだけど……今のアイツからは聖母(マータ)の捕食本能しか感じない」

 

 アドラー自身もよくわかっていないのか、歯切れの悪い解答をする。

 彼らが話している間もゲオルギウスは沈黙を続け、微動だにしない。

 こちら側へ転移してくる前に負った無数の戦傷を癒やしているのだ。


「ところでお前、ちったぁデカくなったようだが……ひ弱さはそのまんまだろ?」

 

 一番体躯の大きい猫背の男が小馬鹿にするようにアドラーへ近づき、二の腕を掴む。


「ふんっ」

 

 むっとしたアドラーは腕を掴み返し、男を投げ飛ばした。


「どわぁ!」

「前までのボクと思ったら大違いだ」

「ほう……?」

「ふぅん、良いおもちゃを手に入れたみたいねぇ」


 投げ飛ばされた男に先程「兄」と呼ばれたテンガロンハットの男が少し驚き、女はアドラーの中にある異質なものを感じ取ったようだ。

 

「キシシ……。じゃあボクとやってみる?」

 

 鼻息を荒くするアドラーに背後から嗤うような声がかかる。

 アドラーの表情が固まり、ちっ……と舌打ちするような表情で声の主を視界に入れる。

 声の主は己より更に背の小さな少年。

 ニヤリとした笑みを浮かべ、見上げてくる。

 

「その表情だと、まだボクには勝てないみたいだね。キシシ……」

「……ふんっ」


 アドラーは不満そうに顔を逸した。

 そう、エクスの身体とその力を手に入れてもまだこいつには勝てない。

 それほどまでに強大なのだ、こいつらは……。

 

 

母様(マータ)はいまだ眠っているか」


 8人のリーダーである金髪の男が黒龍に触れる。

 その表皮は冷たく、生体活動は感じられない。

 

「あの槍が聖母マータの覚醒を妨げているんだ」


 アドラーが黒龍の背に突き刺さる槍を指差す。

 

「……破っ!」


 槍を破壊すべく放たれた光弾は表面で弾かれ、傷ひとつ付けられない。


「破壊は無理か」

聖母(マータ)に力が戻れば、自力で壊せるかもね」

「ならば我らはこれまで通り、生命の負念を集め母様(マータ)に捧げる」


 リーダーの男が手をかざすと、地面から巨大な柱時計のようなものが現れた。

 

「うっし!また一緒に暴れようぜ兄者ァ!」

「この前の狩りは途中で終わっちまったからなァ……楽しもうぜ弟」


 テンガロンハットの男と猫背の男、2人の兄弟が新たに始まる狩りに胸を躍らせる。

 

「それで、俗世は今どうなっている?忌々しい天上の神々は未だ健在か?」

「そいつらはみんな滅んだみたいだよ。今は人間と……神々の代わりにエインヘリアルってのがいる」

「エインヘリアル?なんだそりゃ」

「それは見てのお楽しみさ」

「それでぇ?どこに人間達とその……エインなんちゃらがたくさんいるのぉ?」

「ボクが案内するよ」


 アドラーが怪しく光るポータルを開く。


「では、征こうか」


 そうして8人は眠り続ける黒龍を残し、ポータルへと消えていった。

 

 黒龍に突き刺さっている巨大な槍の正体。

 それはかつて、遥か昔に天上より降り下ろされ、黒龍の身体を地中深くへと埋めた神の槍。

 

 彼らのいる場所。

 それは天高く(そび)える神槍グングニルの根元だった――。

 

 

 ――


 

 陽が昇り、帝国の負った生々しい被害が顕になる。

 城は崩れ去り、殆どの家屋が倒壊、人が生活できる環境は完全に失われた。

 

 皇帝は臣民に王国へ避難することを告げるが、それでもなお故郷であるこの地に残ろうとする者達も少なからずいる。

 避難を選択した約7,000人がケートゥスへ乗り込み始める。

 皇帝と将軍、そして聖女の姿となったエクスの誘導で人々は乱れることなく乗り込んでいく。

 かつてエインヘリアルの軍勢を戦場へ運んだケートゥスは、この人数でも充分乗せて飛べる積載量を誇る。

 避難は順調に進み、約半数が乗り込んだ時だった――。


 

 ゴゴゴゴゴゴゴ――。

 

 

 地鳴りと共に暗雲が立ち込み、辺りが暗くなる。

 王国にいるグングニル、シニューニャはともに不穏な何かを察知し、帝国の方向を見つめた。


「何だ!?」

「地下から非常に強いエネルギーを検知!どんどん数値が上がっています!」


 ナビがエクスに状況を伝える間にも、地鳴りは大きくなる。

 やがて稲妻とともに、帝国の地中から巨大な祭壇がせり上がる。

 人々が恐れ慄く中、壇上に8つの人影が現れた。



最後までお読み頂きありがとうございます。新章突入です。


少しでも面白いと思っていただけたら

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感想もお待ちしております。完結できるように頑張ります。

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