まとめ
ここで、一つの括りとして、より分かり易いモノにするため、完結とします。
文法体系のまとめ
多分、日本語を含めて、世界のありとあらゆる言語は、概ね基本的な部分において、以下のように体系化できると思います。
文章の目的
①疑問文
②肯定文
③否定文
④命令・依頼文
⑤感嘆文、他
必須文法用語
語の付く用語 文章の構成要素
①主語
②動詞=述語
③補語
④目的語
詞の付く用語 単語の性質
①名詞
②動詞(述語)
③形容詞
④副詞
⑤疑問詞、その他たくさん
語順
日本語には助詞「がはもでにを」があり、明確な語順のルールがない。
英語では、先頭に主語、次の動詞により文型を確定するといった、厳密な語順ルールがある。
文型 動詞により5文型が決められている
①主語+動詞
②主語+動詞+補語
③主語+動詞+目的語
④主語+動詞+目的語+目的語
⑤主語+動詞+目的語+補語
これは日本語文法にも当てはまる。
主語の概念
一つの文章に主語は一つが原則である。が、日本語では、「僕は君が好きだ」「君が好きだ」などと曖昧になっている。
名詞の単数・複数形
英語では厳密であるが、日本語では、子供達のように曖昧なものがある。
be動詞の変格
英語では、主語に応じて、am, is, are と変格する。日本語では、です、だ、である、でごわす、でんねん、でありんす、など数十種類に変格する。
時制と捉え方
①現在 写真
②過去 写真
③未来 写真
④進行形 動画
⑤完了形 動画
定冠詞・冠詞
これ以降最後の名詞まで、その名詞を修飾するための塊になってます、という目印。日本語では曖昧。
疑問詞・接続詞・助動詞・前置詞
日本語も英語も概ね同じ
関係代名詞
直前の単語を補足説明したい時に使うやつ。
日本語も英語も概ね同じ
といったように、英語、日本語との基本的な共通点と違いについて書き出してみた。
しかしながら、これらのほとんどは、英語、日本語のみならず、中国語やフランス語やマレー語など、世界のほとんどの言語に当てはまることができる、文章作成のルールである。
英語学習のためには、まず体系的に、これらが日本語にも当てはまることを認識してから、英語文法の理解を深めるのが良いと思い、まとめてみました。
ここまでお読みいただきありがとうございます。