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マイ・ジャスティス  作者: 龍希
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10話 ダンジョン都市へ

次の日、勇貴がギルドに行くとそれを見つけたレティに連れられ直ぐにギドの部屋まで連れていかれた。ギドの部屋に行くと勇貴はいつもの場所に座った。

「...来たか...まずここに来てもらったのは昨日の報酬の件なんだが...鑑定の結果お前が採って来た345本...全部スチル草だった...全くお前は何なんだ普通ステル草とか混ざってるだろ」

「あっ!それは自分のスキルに鑑定がありますから」

「..はぁ~また珍しいスキルを..それから倉庫に出して貰った地竜の素材も全部買い取る、全部合わせて金貨63枚と銀貨45枚だな...ほら」

「えっ!」

「?..少なかったか?」

「いや、その逆です」

「そうか?スチル草はあの数だし、地竜はランクBでも上位のしかも竜だ、鱗は目立った傷も無いし剥ぎ取りも綺麗だった。肉は竜だけあって高級だしな...妥当だと思うぞ」

「そっそうですか、では遠慮なく」

勇貴は、そう言うとお金の入った袋をアイテムボックスに入れた。その時ギドが思い出したように勇貴に聞いてきた。

「おっと、そうだお前ダンジョン都市に行くって言ってたがいつ行くのか決めてんのか?」

「宿を後4日分取っているのでダンジョン都市に行くのは4日後にしようかと思ってます。」

「そうか..後4日か..まっ分かった!行く時になったら教えてくれや!」

「いいですけど...何かあるんですか?」

「いや、ダンジョン都市のギルドマスターとはちょと顔見知りでな、行く次いでに手紙を届けてもらかと思ってよ」

「そうですか、まぁ~それくらいなら別にいいですけど」

「おっ、本当か!いや~悪いな!俺はここを離れられないし、ダンジョン都市はちょと遠いからなぁ~ここの冒険者に頼もうにもダンジョン都市に行くやつはあんまいないからなぁ~いや~本当助かる!」

「いやいや、それくらいは全然良いですよ。」

「そうか?まっ、後4日はこのギルドで依頼受けるんだろ?」

「はい、そのつもりです。」

「まぁ~ここの町自体はデカイ町だがどちらかといえば田舎でギルドの依頼もお前がやったスチル草のランクBの依頼はほとんどない..あってもランクCだがそれも少ない、討伐依頼も森の奥に行かなきゃゴブリンやコボルトなんかの弱い魔物だけだから、お前にあう依頼はなかなかないと思うが...出来ればお前には、ランクの高い物からやってもらいたいが...いいか?」

「う~ん、依頼内容にもよりますが..できるだけランクの高い物から依頼を受けるようにしますよ。」

「おお!それで良い!すまねぇな!助かる!」

「いえいえ、後は他に何かありますか?」

「いやいや、それだけやってもらえれば十分だ!..よし!俺からの話は以上だが、お前は他に何かあるか?」

「いえ、自分からは何も 」

「そうか?まぁ~後4日だがよろしく頼む!」

ギドがそう言うとギドと勇貴は、お互いに立ち上がり握手を交わした。その後、勇貴とレティはギドの部屋を後にした。

勇貴はユスティーツでの残り4日間は、ギドに言われた通りギルドでランクの高い順に依頼を順調にこなしていった。勇貴も自分のランク、スキルのアップや新しいスキルの獲得の次いでに依頼を受けていたので勇貴の通った後は魔物の姿が無くなりその後ユスティーツの周りでは魔物の被害が激減した。

4日後、勇貴はギドに頼まれた手紙を受け取りにギドの部屋へ来ていた。

「いや~この4日でお前にはずいぶんと依頼を受けて貰ったが毎回毎回驚きの連続だったな~...いや、ほんと...お前ならSSSランクも夢じゃないかもな!」

「...今ってSSSランクってどの位いるんですか?」

「うん?今か...そうだな..今分かってんのは各種族の国に一人ずつだから4人だな」

「4人...少ないですね」

「そりゃSSSなんて規格外のがゴロゴロいてたまるかよ!」

「そりゃそうですよね~」

「当たり前だ..たく!相変わらずだなお前は..おっと、そうだ...これが手紙だ」

「はい、確かに...ダンジョン都市のギルドマスターにですよね...その人ってどんな人ですか?」

「うん?言ってなかったか?そうだな...名前はエテル・ノーネク..SSSランクほどじゃないがそれでも数少ないSSランクの元冒険者だ、俺も冒険者時代だいぶ世話になった。性格は...まぁ~行けば分かる。」

「...そこが一番気になるんですが..その..エテルさ.んは女性ですか?」

「ああ、女だな..まぁ、お前に限って無いとは思うが..一つ言えるのは..エテルさんを怒らせるなって事だな」

「それって..どうゆう..」

「まっ!基本的には良い人だから安心しろ!分かったな!」

「...全然安心できないんですけど..まぁ、分かりました。...それじゃ~そろそろ自分行きますね」

「おう!気を付けて行ってこい!」

そして勇貴がギドの部屋を出て、受付に居るレティにも挨拶をしてギルドを後にするとその足でユスティーツの町を出て、ダンジョン都市に向かった。


ダンジョン都市を目指して数日がたった。勇貴はマップ(神)を見ながらたまに周りに居る魔物を狩りながらのんびり進んでいた。

「うーん、このペースなら後2、3日でつきそうだな、なんかこうゆうとき馬車が盗賊に襲われてるのを助ける!みたいなテンプレ..全然無いな..でもまだ2、3日あるし..まぁ~平和に越した事はないか..でもなぁ~」

そんな事を考えながら勇気は、ユスティーツからダンジョン都市「バートナー」へ普通は馬車で2週間は掛かる道を徒歩で1週間足らずでついてしまう速さで進んでいった。


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