表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
革命少女は戦場に。  作者: 富良野 カナ
第一章 アルバレゲンダの仲間たち
1/9

プロローグ

こんにちは、初めまして。富良野といいます。小説の投稿が初めてなのですが、自己満足で載せてみることにしました。拙いものですが読んでいただけると幸いです。

いきなり、短すぎるプロローグもうしわけありません。

疑問に思った点などは是非是非質問してやってください。

では、よろしくお願いします。

 少女は古びた金色の懐中時計を胸に大事に握っていた。自分から離れるのを拒むように。彼女の白い長い髪が顔の前に何房かかかるのと同時にさらりと手から金色の細い鎖こぼれた。

 少女は震える唇を動かす。俯き、ぼやける視界には白い床しかない。声に出したはずなのに聞こえなかった。


 どうして……


と。


 少年は立っていた。唇を噛み、時計を握る少女を見ながら。

 自分は何をすればいいのか。悲しみにくれる彼女になんと声をかければいいのか。分からない。


 だって、彼の知っている彼女は__



 少女は顔を上げて振り向いた。潤んだ目と微笑みを後ろにいる少年へと向ける。


「行きましょう」


 彼女は、はっきりと告げた。



 __彼女はどこまでも強い少女であるはずだから。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ