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半身半疑‐003

 おかしい。


 あの怪人は”テケテケ”のくせに遅すぎる。

 ”テケテケ”はおろか僕よりも遅い。

 それに、僕に言った言葉───


”下手に動くと危ないぞ。”


 僕のことを心配でもしているというのか。もしや敵じゃないのではないか。


 僕はさっきのテケテケに話を聞こうとテケテケの方に足を向けた。

 その時、

「アアアアアァアアッァァッッァッァァアアア」

 背後から下半身付きのヤバい方の声が聞こえてきた。

「最悪だ…ぁぁああっもう!」


 シャトルランでもしているのか、僕は。


「ほら言ったじゃん。下手に動くなよ。さっきの部屋に入って、事が終わるまで俺に任せてジッとしてろ。」


 テケテケはやはり敵ではないらしい。

 それどころか、僕のことを助けてくれるらしい。

 テケテケは向かってくるヤバい方を迎え討とうと身構えた。


「っしゃ!バッチコーイ!」

 テケテケはヤバい方の顔面に一発入れようと、左腕で地面を押し上げて飛び上がった。


「ア」


しかしながら、ヤバい方は浮かび上がったサッカーボールをシュートするように、テケテケを蹴り飛ばした。おかげで僕の元に吹っ飛んできた。

「ダメじゃん!」

「ダメだったね。」

「ダメだった。じゃないよぉ!」


 テケテケを抱えて部屋を飛び出し、全力で逃げた。

 途中何度か追いつかれそうになったが、その時はテケテケをさながら鉄槌投げの鉄槌のように振り回して引き離した。

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