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200字小説

【200文字】そんな結婚、認めはせん!

作者: ひのた

「結婚しよう」

 彼に今まで言えなかった思いを告げた。

「っ! ……そうだね」

 彼は私の突然の言葉に驚愕したようだったが、私は彼の肯定の意に歓喜した。

 私たちが付き合って三ヶ月。世間一般では、結婚という考えはおかしいのだろう。

「両親にこのこと話さないとね」

 彼の言葉に不安がよぎる。はたして許してもらえるだろうかと。


 私と彼、テーブルを挟み、正面に両親がいる。

「このバカ息子が!」

 憤慨した父に私は久々に顔を殴られた。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 吹いてしまいました 200文字小説というものを利用した手口ですね やられました [一言] こういう話は大好きです! また書いてください!
[良い点]  まさか「私」が男だったとは……! たったの200文字でとても簡潔にミスリードができていて、感心しました。  良い作品をありがとうございます。
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