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ヒルダの怪しいブーツ
お昼前に投稿しちやいます!宜しく!
「あ・・・、おのあ・・・・。そ・・・そ、それはぁ・・・」 ステファンぼうやはしどろもどろ。どきまぎしてしまってどうしたらいいのか、何と答えたら良いのかがさっぱりわからない。 そうこうしている内に、お爺さんは、ずかすまかと歩いて、ステファンぼうやの方へと近づいてくる。 ずかずかと。まるで遠慮のない足取りだ。 ぼうやは、さてどうしたのかと困りながらも、 ━━このお爺さんは、『ヒルダ靴店』の店主らしいのだから、ヒルダおじさんなのだ、と勝手に名付けて、勝手に納得してあたのである。 そんなどうでもいいことを考える事によって、逃げ出したい現実から目を逸らす狙いもあったかしれない。
「どうしたい?ぼうず」
御読み頂きまして、誠にです御座いました!