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剣龍、天啓が降りる。  作者: アルマゲドン大先生
第一幕
6/31

6.ジン=アルテリアVSカイ=アルベリッヒ

                第六章


放送「両者、位置につきましたね。」


ジン「やぁ君、グラディエーターなんだね。凄いや。」


カイ「何が言いたいんだ?それに試合が始まるぞ。」


ジン「いやぁ、僕はただ君を褒めてるだけなんだけどね。それにグラディエーターが君一人だけだと思うなよ。」


カイ「なに!?じゃあお前も?」


放送「では、これよりカイ=アルベリッヒ対ジン=アルテリアの試合を始めます。」

教官「では両者、向願こうがん。」


カイ「勝敗は、剣術の腕だけでは決まらず。」


ジン「かと言って魔法の腕だけでも決まらない。」


両者「全ては結果が示す。」


教官「始め!!」


    ダッ!!


教官の掛け声とともにカイは、ジンに斬りかかる。

  

    カキンッ!


カイ「くっ!」

ジン「この程度なの?」


ジンは、カイの剣を振り払う。


カイ「やはり、この程度では刃が立たないか..」

カイ「仕方ない..”アレ”を使うか..」


カイは自身の刀にマナを流し込む。


ジン「これは!?オーラ!?」

ジン「まさか、もう既にオーラを纏えるとは。」


カイはジンとの間合いを詰め、オーラを纏った刀で斬りかかる。

ジンは自身の剣で防いだ。だがオーラを纏った刀と纏ってない剣では、一目瞭然。だが、ジンは咄嗟に、カイと同じように自身の剣にマナを流した。


    カキンッ!


ジンがカイの刀を弾いた。微力ではあるが、ジンもオーラを剣に纏っていた。


カイ「チッ!惜しいな。」


ジン(危なかった。あと少しマナを流すのが遅れていたら、片腕が飛んでいた。)


カイ(さて、次で終わらすか。)


ジン「どうしたんだい?考え事か?」


カイ「やけに強気だな。実力差は歴然だろ。」

カイ「今の状況じゃお前は、俺には勝てない。」


ジン「そうかな?僕が強気なのは、まだ奥の手があるからさ。」

カイ「そうか。なら負ける前に、早くその奥の手とやらを出すといい。」


その時、ジンは莫大な量のマナを剣に流し込んだ。


カイ(奥の手とはオーラを増大させることなのか?)


ジン「アルテリア剣術。」


  《”秘剣”ライツ・シュバルツ”》


カイ「!?」


カイは油断していた。ジンがオーラを増大させたことが奥の手だと思いこんでおり、まさかアルテリアの秘術がくるとは思っていなかった。

その油断のせいか、カイは防御の判断が少し遅れた。


     バキッ!


カイの刀が折れる音だ。


カイ「クッ!」


ジン「油断したな?これは、アルテリア王国に伝わる秘術だ。」

ジン「まさか、お前に使わなければいけないとはな。」


カイ(くそっ!!油断していた。まさか、オーラの増大がブラフだったとは。)


ジン「刀が折れては、戦えないな。降参するといい。」

カイ「誰が、降参するか!」


ジン「いいのか?刀が折れては、戦えないというのに。」

カイ「刀が折れていても、お前ぐらい倒せる。」


ジン「くっ!馬鹿にするな!」


激高したジンが、カイに斬りかかる。

その時、一瞬ではあったが、カイの刀の構えが変わった。


カイ(”龍心流”第六式”)


  《”龍蘭の舞い”》


一瞬のことだった。ジンがカイに斬りかかるその時、折れたカイの刀がジンの剣を弾き折れたカイの刀は、ジンを斬りつけた。

それは、余りにも華蓮であり、まるで龍が舞っているようであった。


           第六章  ー完ー

作品を見ていただきありがとうございます。

今回の六章はとても書きやすかったです。

今までのに比べればですがね。

今回の第六章にはガンダムのネタをオマージュしています。

ガンダムが好きな人じゃなくても、オマージュしてる部分に気づくと思います。

六章ではカイの隠された力を早い段階で書いたせいでライラット流が霞んじゃいました。

でか、ライラット流登場しなかったですね。

あと、ジンが案外噛ませ犬みたいなキャラになっちゃいました。

ジンには今後の活躍に期待ですね。

次話、どういう話にしようか迷っています。

良かったら、読者の皆さんからの案がほしいです。

あとネタ切れ中なので、ネタの提供も待ってます!

また、第七章のあとがきで会いましょう!!

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