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♯1


……また、この夢。


ここはきっとどこかの病室の一室。

白い病室の中、ベッドは1つ。

そのベッドの中には少年が1人。

ベッドの脇には申し訳程度の小さいテレビ付きのチェストがあり、その上にはサッカーボールが置いてある。

窓の外には中庭の様子が見え、真ん中に大きい木があり、囲むようにベンチがあるのが見える。


そして、その景色を見ているのは小学生くらいの少女とその母親と思われる人物の2人だ。


間違ってミュートボタンを押した動画みたいに無音で情景が流れていく。


登場人物の少年は怒っているように見える。

少女はなにが起こっているのかわかっていないのか無表情な顔で母親の方を見ている。

母親は泣いている。


ここで目が覚めた。

ここから先の夢は見たことがない。

汗でパジャマが濡れて気持ちが悪いから着替えることにする。重い身体を動かしながら今見た夢について考える。


この夢は決まって熱が出て寝込んでいる時にみる。そして、今回のように汗だくになって目が覚める。まるで悪夢を見たときかのように…

もちろん汗は熱のせいだろうが、体調不良の時にしか見ない夢のため毎回起きる時はネガティブな気持ちになる。

そう、この情景は何度も見てきた。しかし、今回初めて気がついたことがある。

登場人物の少女は小さい頃の私ではないだろうか。また、母親も自分の母親の少し若い頃ではないだろうか。


そこまで考えて、頭を振る。こんな夢のことを真剣に思い出して考えたところで無駄である。だって夢なんだから。


着替えが終わったので水分補給をして、再度眠りにつくことにする。早く風邪を治すために。




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