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クラブ

こうして、全くもって来る予定も無かった三次会とまで来てしまった


初対面の女子による、ほぼ脅しの強制という流れで


「おーなんだかんだ三次会までいんじゃねーか唯我」


駿が意外そうな表情をしながら嬉しそうに言う


駿も居酒屋とBAR行き来してたな


「おーお疲れ、不本意ながらね」


「不本意?あっ、姫さんじゃん。2人とも最後まで来てくれたん」


「いや駿、秋ば、、あだっ」


「赤羽君お疲れ様。上野君が、私がクラブに来たこと無いって言ったら折角だからって言ってくれて、来てみたんだ」


死角で僕の脇腹を強めに捻りながら秋葉さんが被せた


ほんとに、ほんとに、なんなのこの人は


「おーそりゃいい事だ。代々木君も喜ぶよ。ほんと彼、機会があって楽しんでもらえたらなーって2人の事気にしてたからさ。そうそう、姫さん、唯我ライブハウスやクラブしょっちゅう出入りしてるから楽しみ方はお任せあれ。皆で楽しく盛り上がろっ」


僕に振るな僕に


「おい駿、俺ばっかりに、、」


「とりあえずドリンク持ってホールへ行ってらっしゃーい」


人の話を聞かず駿はほかの連中の所へか、背を向けた


カウンター付近で三次会参加者が、何人か乾杯してた


「とりあえず、挨拶がてら乾杯しに行きますか、、」


駿を頼るのを僕は諦めた


「軽めの飲みやすいカクテル教えてよ上野君」


ご機嫌になった秋葉さんはドリンクメニューを見ていた


普段行くクラブとちょっとジャンルが違うから僕も微妙にアウェイなんだよなぁ


無難にカシオレを秋葉さんに勧め、そこに居た三次会メンバーの一部と乾杯


「お酒飲んで踊るのは分かるけど、どんな感じか分からないんだけど」


「どんな感じ、、ってゆっても別にダンスみたいに決まったスタイルはそうないし、ほらっ見るのが1番分かりやすいよ。DJ、あそこの人が変わってくと曲やジャンルも変わるし、それによってもノリ変わるから周りと同じ感じで居たらなんとなく分かると思う」


「感覚的なものなの?」


「まあ、そう思ってもらえば。とりあえず皆と行っ、、」


「じゃあお手本を、隣で見ながらね」


話を聞かず、というか遮られぐいっと引っ張られスペースの人集りの方へ連れていかれる


それにさっきの皆も混じってひとかたまり出来上がり


もうさ、なんで、わざわざ、、


カラオケの時よりも、少しだけその目に興味の色を示した秋葉さんを見て


それ以上の事を考えるのをやめた


代々木君と駿早く来てくれここに


それだけを浮かべて


コークハイを一息に飲みほした


段々となんとなくノッてく秋葉さん


カラオケの時やBARと違い会話が少ない為か、ほかの人達ともほんの少しは言葉を交わして、最初の表情や圧が無い気がした




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