#4
すごい投稿遅れた。。まずい。。ということで今回は夜中投稿です。すいません。
量いつもどおりだから許して。。。
あとcordlessってやつが出てきますが、discordみたいなものです。discord分からない人に言うならLINEのゲーム版みたいなやつですね。。便利です。
千里が夕食を取り、お風呂に入って上がってくると部屋の時計の針は7:55を指していた。
「うわ、もうこんな時間か、そろそろ起動しないと」
JustCoreを起動すると、先に起動していたらしい柊菜が通話を飛ばしてきた。
「やっほ、柊菜。よく起動したってわかったね」
「セットアップの時にスマホと機能連携したでしょ。だからオンラインになったら分かるんだよ」
「ああなるほど。cordlessから通知来たんだね」
「そう。じゃあそろそろJustWolrd起動する?」
「うん。何だか緊張するなぁ…」
「確かにね。いくよ」
「「起動、JustWorld」」
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虹彩の海をエスカレーターのように通り抜けた先には、白い空間が待っていた。
『JustWorldOnlineの世界へようこそ。アバターのセッティングを開始します。基本アバターにはJustCoreに登録されたスキャンデータが使用されます。なお、過度なデータの変更はできません。』
突然に聞こえてきたその声は、ひと昔前のカタコトの声とはかけ離れた、AI搭載の滑らかな音声案内の声だ。
「うーん、ちょっとだけ、ほんの少しだけちょっとだけ…多分柊菜にはバレるだろうけど…。こっちでも男に間違われるのも…うん、そうしよう…」
悩みつつも見たら分かるぐらいに調節バーを右にずらした後、決定を押す。
『最後に名前の設定をします。IDが付いていますので、他のプレイヤーと被る名前でも構いません。』
「他に候補もないし、別の名前だと分かりにくいからそのままセンリでいいや」
『名前の入力が完了しました。JustWorldOnlineを、どうぞお楽しみ下さい。』
目を開けるとそこは、大きな広場で、真ん中に大通りとその左右に2つずつ道が繋がっており、周囲にはいくつもレンガ造りの町並みが並んでいた。
「おー。いきなり凄い町並みだ...さて柊菜はどこかなー。設定あんまり時間かからないはずだしもういると思うんだけど...」
近くに見慣れている姿がないか周りを見渡していると、
「千里?」
「うわあびっくりした! 後ろにいたんだね」
「あ、ごめん」
「大丈夫大丈夫。えっと、プレイヤーネームは、カタカナのヒナか。やっぱりそのままだね」
「千里もそのままセンリなんだね。覚えやすくて楽」
「他に名前の当てもないしね。それに呼び間違えたら面倒じゃん?」
「そうだね。それにしてもこの前始まったばかりだからか結構人いるね」
「うん。とりあえずチュートリアル行こっか」
「そうだね。さっき千里が来るまでメニュー見てたらあったからちょうどいいかな」
「ほんと? このゲームは確か考えに出せばUIなどが出てくるんだっけ。おお、出てきた」
「それの一番上にあるでしょ。それ押せばいいと思うよ」
「ほんとだ、あるね。パーティーってどうやって組むんだろう...」
「フレンドからじゃない? あ、まずは登録しないと。IDで検索するみたい」
「えっと、私のIDは...158124だね」
「わかった。。送ったよー」
「来た来た。これでパーティー招待を...送ったよ」
「来た。組めたかな?」
「組めたみたいだね。じゃあ行こっか」
「うん」
そろそろ5,000文字いきそう…