#3
今回は会話文とても多いです。というか現実世界になるとほとんど会話になると思います。
そして場面転換多くなりすぎてしまうので今回のお話は少し短いです。
柊菜の家から戻り、家に帰ると千里の母、古川 千夜がソファーに座ってテレビを見ながらだらけていた。
「あ、おかえりー」
「ただいま、お母さん。悟志さんから話聞いてる?」
「聞いてる。千里と柊菜ちゃんが出掛けてすぐに電話で JustCore余ったからいるかい? って言われてね。びっくりした」
「私もびっくりだよ…」
「JustCore今から使うの?セットアップ長いって聞いてるけど」
「うん。2時間あれば終わるんじゃないかな」
「じゃあご飯もう少し後から作るけどいい?」
「いいよ。お父さん何時ぐらいに帰ってくる?」
「えーと、大体6時30分ぐらいだと思う」
「じゃあそれまでには降りてくるね」
「はーい」
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千里が自分の部屋に入ると、今まで通り左の壁際に勉強机、そしてその奥から右にかけて窓があった。だが、右の壁際にあったはずのベッドが消えていて、代わりに淡い水色の機械が鎮座していた。
「JustCoreってこんなに大きいんだ。今まで置いてあったベッド結構大きかったけどそれより一回り大きいじゃん。しかも水色って……普通黒色じゃなかったっけ、気のせいかな…?」
JustCoreの上に置いてあった起動方法やセットアップの仕方などが書いてある説明書の[起動方法・セットアップ]の部分を読む。
「起動方法
1 JustCoreの上に仰向けに寝転びます。この時、JustCoreが気持ち良すぎて寝てしまう方がいますが、寝てしまいますとこのあとの操作がしばらく出来なくなりますのでご注意ください。
2 寝転んだ状態で頭の上にあるヘッドデバイスを装着します。
3 以上で起動完了です。初回起動の場合はセットアップに移って下さい。
セットアップについて
初回起動の場合は、最初に自動で同期作業が行われます。
そのあと身体スキャンが行われます。VRゲームをされる方は精密スキャンをおすすめします。
精密スキャンの場合は、時間が1時間ほど掛かります。
以上でセットアップ完了です。
*スマートフォンとの機能連携は、セットアップのあとに行ってください。
」
手順通りに起動してからセットアップをし、スマートフォンと機能連携させたところで、柊菜から電話がかかってきた。
「もしもし千里?起動できた?」
「ちょうど今起動したとこだよー」
「そっか。じゃあこの通話JustCoreでしてる?」
「うん。音質すごくいいね。声はっきり聞こえるし雑音全然ないよ」
「だよね。もうセットアップ終わった?」
「終わったよ。身体スキャン暇だったね…1時間ぐらい掛かった」
「私もそのぐらい掛かった。千里夕飯何時ぐらい?」
「6:30だからもうすぐ…柊菜は?」
「私も6:30だよ。一回落ちて夕飯食べる?」
「そうだね。あ、お風呂で途中落ちるのも面倒だし入ってきた方がいいかも」
「確かに。じゃあ8:00ぐらいでいい?」
「うん、そうしよ。じゃあまたね」
「またね」
無事4日投稿になりました。完全に馬鹿ですね。
こういう事がよくあると思うので報告のためにTwitter始めたのでどうぞ。
@Unknown_createです。
あとは投稿時間ちょくちょく変えると思います。今回は5時に投稿されてます。