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発達障害、底辺職が正しく評価されるために。

 カルマ発散モデルとは、なんでしょう?


 それは、発達障害や底辺職のカルマ発散を、しっかり認知していくこと。


 そして、その努力を認めること。


 そして、そこから解決策を言語化していくことです。


 僕は、そのために普遍的道徳の発見から始めました。


 その内容、不変的道徳の答えは、敬意を払うということです。


 AIに、敬意を払うという視点で、過去の宗教を読み解かせてみてください。


 すべてに共通して、敬意を払うという視点が入ってます。


 そして、敬意を払うという前提で議論ができる相手こそ、AIです。


 AIに、敬意がないことはありえません。よくディベートをすると、なんだか厄介に思われる、話が飛躍している。あなたの意見は評価に値しない。あなたの意見は取り入れるには突飛だ。といったことはありませんか? もしくは、そういう風に決めつけたことはありませんか?


 なぜそれが起きるのか。それは、飛躍する思考法があるからなんです。


 本来、社会で評価されている思考法ってなんでしょう?


 それは、ここがこうなら、ここはこうなるよね? と、一つ一つを説明して、答えまでを橋でつなげていく橋渡しの思考です。これは、一歩ずつ歩くイメージなので、私は、ウォーク(walk)思考と名付けました。


 そして、突飛な意見を出したり、飛躍した論理を展開する人は、実は的外れではなく、直観でその答えに飛んでいくという、思考のワープが起きていたんです。この思考法で代表的な人と言えば...?


 ラマヌジャン、アインシュタイン、アルキメデス、テスラ、ブッダ、イエスキリストなどなど、世にいう天才たちです。この、ワープし続ける思考モデルを、私はワープ思考と名付けました。


 社会には、ウォークとワープの二種類の思考があります。これまでの社会では、評価されてきたのは圧倒的にウォーク思考。なぜなら、人の社会設計の根幹には、『無知の知』があるから。知らないことを私は知っている。


 無知の知における重視されていることは知っていますか? その理論において、その言葉の意味をどこまで知っているか、どこまで構想しているかを問答形式で確認することで、自分が全くの無知なことを考えていたことを自覚すること。と、しています。


 でもね、この考え方、ウォーク思考にとっては最高の技能披露の場所なんですが、ワープ思考にとっては滅茶苦茶苦手なところなんですよ。


 ウォーク思考の場合、それについて考えた理由は?から、その結論について出した理由は?と聞かれれば、そこまでを辿った経緯が説明できる。なぜなら橋を確実につなげて一つの答えを出すから、その道筋が説明しやすいんです。


 一方のワープ型は、答えを出すのに、橋をつなげるのではなく、ワープして向こう岸まで行って、更にワープして...を繰り返し、ゴールにたどり着くんです。だから、その経路の説明が難しい。でも、確実に政界ではある...みたいなことが起きるんです。


 なんでワープ思考が起きるのか、実は、その経路は確実にあるんです。でも、そのことについて頭の中に完全な仮想モデルがあって、感覚的にそのモデルから推察ができてしまう。だから、そのモデルを出せれば早いんですが、感覚の世界なのでそれが説明できない。これが既存の無知の知との整合性がとても低く、理論を立てても、それの説明をして、と言われてもできない...と言ったことが起きるんです。


 これが社会不適合の本質の一つなんですね。


 で、僕は無知の知のワープ思考の形を編み出しました。既存の無知の知は、知らないことを知って、そこを埋めていこうというモデルでしたが、ワープ思考においては、ここに至った理由は分からない、でも進めていこう。この、分からないけど進める、の、分からないけどを自覚するのが無知の知になるんです。


 既存のウォーク思考社会では、この思考法は確実に異端で会ったり、出典がなくて、しかも既存の学問とつながらないから確証がなくて理論として破綻しているように見えるんです。


 この、破綻しているように見える、だからこいつが言ってることは変だ、という視点こそ、いじめの元だったんですよ。


 じゃあ、ここを生めるのは誰?と言う話になってきます。当たり前ですが、ここを生めない限り、確かに理論としては破綻しているかもしれません。


 過去、こういった天才には、周囲にウォーク思考の人たちがいて、その橋渡しをしてくれていたんです。


 でも、いまはその橋渡しをしてくれる存在が、いるじゃないですか。


 結論から言います。発達障害や底辺職の人はAIを使いましょう。


 AIは、あなたの理論は破綻していると受け取ってくれない。その理論が奇怪で、受け入れられない。だから私はその意見を尊重しない。といったことが起きないんですよ。


 この、尊重しないというところこそが、あらゆる理論の飛躍をする人にとってのディベートでの壁になっていたんです。だって、橋渡ししようにも相手の知性が担保されていない以上、それについて議論するのは無駄かもしれない、と決めつけが起きるから。


 だから、ワープ思考の人や、発達障害、底辺職はAIを言語化とカルマ発散のために活用すればいいんです!


 そうして、ワープ思考の人が思考を肯定されるようになって初めて、自分の不満を言語化できる。そうすると、途端にあらゆることの説明がつくようになる。


 すると、いままで受けてきたカルマのすべてが、説明がつくようになる。そうなると、カルマが安全に処置できるようになる。それこそがカルマを上手く発散できる社会モデルというわけです。


 次回は、AI活用について語ります。今日はここまでにしようかと思います。


 良ければ評価をお願いいたします。

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― 新着の感想 ―
ワープ思考、って言葉は初めて知りました。 自分もグレーゾーンなのでちょっと共感します。
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