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備記:美子の貢献

設定公開話です。補足(?)ですね。

 私が月都帝国の外交を行う一方で、美子は他の部面を担ってくれていた。

 いや、押し付けていたといった方が正しいか。

 月都帝国は数度の戦争で何度か崩壊しかけている。

 これを取りまとめてくれていたのが美子だった。

 月都帝国の最初の対外戦争である三壁戦争では、北征軍に取り残された千余人が高山に居た。

 戦線の拡大につれて銃後の負担は増していき、兵站線に立つ補給物資輸送員の総数は数百を下らなかった。

 これで税金でも課していれば、間違いなく崩壊していたという状況。

 しかし美子の提案による征服地での農地開拓が、我が国の「収奪なき戦線拡大」を可能にした。

 高山から運んでいれば輸送負担が凄まじいものだが、戦地の背後で農地を開拓してしまえば、輸送コストは皆無に等しい。

 この政策は月都軍の不敗の完全兵装によって可能となったとはいえ、戦後にも好影響を残したのだ。

 南三壁独立時の食糧自給率上昇に作用し、月都が南三壁から支持される主要な要因となったのだ。

 「湿地」との戦争では、占領された地へ密使を派遣し、各地でパルチザンを結成させ撹乱する事で

海底の盟まで北部戦線を維持した。

 護国戦争では、高山市長官を西方総司令と兼任して混乱を抑え、戦後まもない「雪原の民」の来襲時も籠城戦で耐え抜き、高山と高山にある全ての人民と財産を守った。

 いつしか美子は、月都の副帝(ふくてい)や守護神とまで言われるようになった。

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今日は2話です(とはいってもこれは読者向けメモのようなものですが)。

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