パラレルワールド 1
G「さて、朝飯を食うか・・・ん?眼が霞んでいるのかな・・・まぁ、いいや・・・卵と野菜ジュースは・・・何だ?この何かに吸い込まれた様な感覚は・・・周囲の変化はないし、気のせいか・・・」
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Cu「おはよう!G、今日も早いな!」
V「おはよう!」
G「おはよう!・・・おい」
Cu「何だ?」
G「そこはKの席だ。ってか、そもそも何故お前がこの執務室にいるんだ?」
Cu「はぁ?何寝言言ってんだ?それにKって誰よ?」
G「お前・・・とにかく、お前達の執務室は別棟の203号室だ。此処じゃない」
Cu「別棟って何だ?そんなもんねぇぞ」
G「ふざけるのはいい加減にしてくれ。冗談好きのお前でも度が過ぎる」
Cu「お前こそ朝っぱらから何訳分らない事言ってんだ?ふざけてるのはお前だろ!」
G「何だと!」
V「まぁまぁ・・・」
JK「I、いるの!」
V「Iは遅・・・じゃない、さっきトイレに行きましたよ・・・」
G「おい」
JK「何?おじさん」
G「おじさんって・・・此処は君の様な女子高生が出入りするとこじゃない。それに、目上の者に対し呼び捨てとは口の利き方を知らないのか?」
Cu「おい、G・・・」
JK「何言ってんの?訳分んな~い!」
G「今直ぐ此処から出、ふがぁ!」
Cu「代表、こいつ、肺炎対策で消耗しきってんです!食堂で休憩させますね!」
G「ふがぁ!」
JK「そう・・・休ませてあげて。V、Iが戻ったら代表室に直ぐ来る様に伝えて。この報告書の内容で確認したい点が幾つかあるから」
V「了解です!」