オーク退治
村長ミルドからオーク退治を依頼された次の日。俺達はいつも通り朝食を食べ、森に入る準備をする。と言ってもオークだ。ララには少し危険かもしれないがセレスやリル達がいるんだ。まず俺の出番はないだろう。
確かに急ぐ旅でもないからと引き受けたのだが正直俺達ならどうとでもなる。まぁ本当は急ぐ旅でもないからとそれだけで引き受けた訳じゃなく、他にも理由はある。この村に恩を売っておくのも悪くないと思って引き受けたのだ。俺達は(俺は人化してないが)人化してるが魔物だからできるだけ好印象を与えておきたい。
「よし。準備できたな。じゃあ行くか」
「どうかよろしくお願いします」
「ルークさんなら大丈夫だとおもいますが気を付けてくださいね」
「はい。では行ってきます」
そして俺達は森の中に入っていく。
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「ララここは危険だから俺から離れるなよ?」
「わかったー!」
この森はティタの森と言われ、やはりそこまで大きくない森だ。鬱蒼としている森ではなく、ある程度視覚が確保できる森だ。
「それにしても魔物の気配が少ない気がするなぁー」
「そうねぇー。それにこちらの事をかなり警戒しているみたいね」
「気配だけでそういう事もわかるのか」
「と言っても何となくよ」
「でも何故ここまで警戒しているなのですか?」
「恐らくですが、オークがこの森の生き物達を食い漁っているのではないでしょうか?」
それが本当なら結構一大事じゃないか?この森の生物を全て食い殺し生態系を破壊しているって事だろ?
「オークが?」
「こわーい!」
「ティタの村の村長がこう言っておられました。最近この森の近くにオークが出るようになったと」
「なるほど。元々オークはこの森には生息していなかったと。だけど何処からか逃げてきたか、あるいは餌を求めて移動してきた。だからこの森の生き物達の生態系がおかしくなっていると」
この森の生態系にオークが加わればおかしくなるのも当然か。しかも目に見える魔物を食い荒らしているとなると、この森に住むほとんどの魔物が警戒するだろう。
「左様かと」
「この森には精霊も少ないみたいね」
「精霊さん全然いなーい!」
「これもオークが原因なんかな?」
「そこまではまだわからんな。もしかすると群れがあるかもしれないな」
「それは全て駆逐しないとだめだわ!」
「オークは女の敵やからな!」
「その通りなのです!」
「そ、そうだな…」
オークの種族には雌がいない。なので繁殖は他種族の雌か人間の雌を攫って苗床にするらしい。これはゴブリンと同じ習性だ。だからゴブリンやオークは人間や他種族の女からは忌み嫌われている。
そのせいでセレスやリルがこんなに殺る気に満ち溢れている。プリンは男だけどプリンもやる気に満ち溢れている。プリンは女の味方のようだ。
「まぁとりあえずオークを探さないとな。最悪今日はここで一泊するかもしれないから皆そのつもりでな」
「わたくしは問題ありません」
「むしろ野営するテントのほうが村の宿より贅沢していると思うわぁ」
「ウチも村の宿ならテントがいいわぁ。ベットフカフカやしなぁ」
「ボ、ボクはルーク様とならどちらでも…」
「ララもどっちでもいいー!」
「確かに宿よりテントのほうが過ごしやすいな」
レイアがあれもこれもとオプションを追加したのでかなり過ごしやすいテントになっている。テントの中の温度も過ごしやすい温度になっているから夏や冬でも全然平気だ。
それに水の魔石を使った蛇口があるため水には困らない。そういえばレナルドさんが言ってたなぁ。このテント1つで豪邸は買える金額になるって。まぁほぼテントと言うか家だし。動く家と考えたらそれぐらいにはなるか?
「そういえばヴィーナはどこにいるの?」
「ヴィーナには悪いがティタの村の周りを偵察、オークが逃げてきたら殲滅しろと命令しているから、いまは来てないな。群れの場合逃げ出したオークが村に行く恐れがあるからな。まぁ1匹足りとも逃さないが万が一の為だ」
あの村ではオーク1匹といえどかなり驚異になるはずだ。
「なるほどな!でもヴィーナも来たかったよなぁー…」
「帰ったらある程度のわがままは聞いてやるか」
「エッチなわがままなら断ってくださいね!」
「わ、わかってるよ!」
「えっちー?」
「ルーク様はヴィーナとえっちするのです?」
「しっ、しないからなっ!?」
「もしするならウチらにもしてな!」
「だからしないって!」
「ご主人様はモテモテですね」
「ドラグ。見てないで助けてくれ」
そんな他愛もない話をしながら森を歩き続けて半日。かなり奥まで来たと思う。やはりルークの体だからか半日歩いても疲れはほとんどない。だがこうも同じ景色が続くとな。と考えていると
「いましたね。オーク」
「それも群れですね」
「数は50匹ぐらいやなぁー」
「早く片付けるのです!」
そう守護王達が話しているが、俺にはまだわからん。気付いていないのは俺とララだけだ。俺も範囲地図を使いながら歩いているが、俺の範囲地図にはまだ映っていない。
おいおい。範囲地図の効果範囲は3キロだぞ?セレス達の【気配感知】は3キロ以上か。俺の魔法意味ねぇー。
それに【気配感知】というスキルは俺も持っている。なのに俺だけが気付かなった。恐らくだが、それほど俺と守護王達の実力が掛け離れているということなのだろう。
そんなことを考えながら歩くこと10分。ようやく俺の範囲地図にオーク達の群れの光点が映る。
確かに50匹ぐらいはいる。全てオークかと思いきや、3匹だけ名前が違うな。その2匹がオークジェネラルと表示されている。そして最後の1匹がオークキングだ。やはりいたな。
最近気付いたのだが、この範囲地図は、マップに赤点が映っているのだが、その赤点に触れるとレベルが表示される。これは転生者や転移者だけの特権だろう。
広域地図には、そもそも赤点は表示されないから、範囲地図だけの機能なのかもな。ちなみにオークのレベルは180〜200で、オークジェネラルは362と375。そしてオークキングが556。
魔物のレベルも人間と同じで、肉体的強さに、保有している魔力量とスキルで決まる。人間のレベル180とオークのレベル180は、ポテンシャル的にはほとんど同じ強さだ。
だが、その場合はほとんど人間が勝つ。それは何故か。人間には考える知能があり、オークには知能が無い。オークジェネラルや、オークキングになれば、考える知能も出てくるのだが、ただのオークは襲いかかってくるのみ。もちろん油断すれば命は無いが。
ちなみに魔力の総量は、魔力を使い続ければ総量は増えるが、微々たるものだ。魔物を倒して肉体的に強くなれば、魔力の総量は増える。
魔物も人間や他の魔物を倒すと強くなっていく。オークジェネラルやオークキングは、オークが強くなり進化した存在だ。
「オークキングが引き連れている群れだな。それと2体のオークジェネラルがいる。俺の範囲地図にはそう表示されている」
「ルーク様そんな事もわかるんなのですね!流石なのです!」
みんな頷いてるが流石なのはお前達だぞ。俺の魔法いらなくね?って思ってしまったわ。
「ご主人様。如何致しましょうか?」
「そうだな。逃げられるのも嫌だから皆で囲むか」
俺は地面に五角形を書き、ドラグ、セレス、リル、プリンそして俺で囲んで殲滅しようと案を出したが皆納得がいかない顔をしている。
「どうしたお前ら。なんか不満があるなら遠慮せずに言ってくれ」
「その作戦に不満がある訳じゃないのだけどぉ…」
「ご主人様は我等が守るべきお方。自ら危険に飛び込むのは」
「いやだがな…」
もちろん守護王達の意見は分かるし正論だ。守るべき王が前線などと考えているんだろうが、俺も少しは戦いたいのだが。
「ご主人様はウチらの事を信用してないん?」
「そうなのです!僕達だけで大丈夫なのです!だからルーク様は安全な場所に居てほしいなのです!」
はぁ…。プリンにまでこう言われたら聞くしかない。というか納得いかない顔をしてた理由がこれか。過保護すぎだろ。まぁでも心配してくれてるんだろうし戦争等で先頭で戦う王なんて馬鹿だ。
自分の力に自信があるならいいが、俺は特にそうでも無いし。俺はトワイライト王国の唯一人の王。変わりがいないのだからもし万が一があったらと配下達が不安になるのは当たり前か。それにオークは何とか出来てもオークキングは恐らく今の俺では敵わないだろうな。
「分かったよ。俺はここで見ておくから安心しろ」
そう俺が言うと皆の顔は不安がなくなったような顔をしていた。配下達の不安が無くなったのならそれでいい。そして俺は気になった事を皆に聞く。
「オークって金になるのか?」
「どうでしょう。わたくし達はこの世界に来て間もないですから。完璧な答えではなく申し訳ありません」
「いやいいんだけどな」
「私達から見ればゴミに見えてもこの世界の人から見れば宝に見えるかもしれませんよ」
「ウチは食べてみたい。美味しそう」
「ボ、ボクも食べてみたいです!」
「えぇー。あれ食べるの?」
「形はどうであれ豚ですからね」
「そうだな…。とりあえずできるだけオークの体を損傷を与えず殲滅はできるか?」
「簡単よぉ!」
他のみんなも頷いている。流石だ。
「ではできるだけオークの体に傷を与えず殲滅してきてくれ。俺はララとここで待っているから」
「分かったわ」
「畏まりました」
「了解や!」
「はいなのです!」
俺の言葉と同時に配下達がすぐさま行動する。念の為、俺の周りに盾の魔法を張っておく。魔力操作を覚えているから盾の形は変えられる。
球体のようなシールドを張る。俺のシールドはそこら辺の魔物じゃどうにもで出来ないだろう。出来るとしたらオークキングぐらいか?守るべき対象をこんな所に置いていく方が不安になるんじゃないか?と思うが、俺にはシールドがあると皆分かっているから安心して離れる事ができるんだろう。
俺ではなくシールドが信頼されてるみたいだ。ちなみにララは寝ている。俺は何もすることがないので寝ているララに悪戯しながらみんなの事を待つか。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ルークの言葉を受けドラグ、セレス、リル、プリンはオークの集落?の四方をそれぞれ囲む。守護王達は守護王達同士で連絡を取り合う手段を持っている。
「準備はいいかしら?」
『いつでも大丈夫ですよ』
『ウチもいつでもええで!』
『ボ、ボクも大丈夫なのです!』
「じゃ作戦開始するわ」
その言葉と同時に四方から4人は歩いて近づいて行く。
まず最初にセレスがオークと相対する。見張りのオークもようやくセレスに気付いた。オークはセレスを見て下卑た笑みをしながら近付いてくる。
「ブヒヒ!」
「近付かないでくれるかしら?〈光線〉」
セレスは光2級魔法の光線を指から放つ。オークの頭は焼かれながら貫通し、脳を貫かれたオークは絶命した。そのオークの頭からは肉が焼ける良い匂いが漂ってプスプスと音が鳴っている。
ちなみに一般魔道士の光線なら貫通すらしない。火傷を負うぐらいであるが、セレスだからこその威力である。
「こんな感じでいいのかしら?」
そう言いながらセレスは近くのオークをレーザーで殲滅していく。
次にオークと相対したのはリルだ。やはりオークは下卑た笑みをしながら近付いてくる。
「うわぁー…。力量差もわからないなんて救いようがないなぁー」
と呟いた瞬間オーク首から大量の血が流れ出す。一瞬でオークの首を掻っ切ったのだ。だが首は落としていない。首を切った場所から空気が漏れるので声は出せずオークは絶命する。
次にオークと相対したのはドラグだ。オークはドラグを視認した瞬間声を上げようとしたが、それさえも出来ずに絶命する。オークの首は向いてはいけない方向に向いている。
「オークに触れるなどしたくはありませんが、オークを傷を付けずに殺すにはやはり首を折るのが一番でしょうか?」
と1人呟きながら集落の中心を目指しながら歩いていく。
最後にオークと相対したのはプリンだ。プリンを見たオークはやはり女と判断して下卑た笑みを浮かべている。
「ブヒヒ…!」
「あの…ごめんなさいなのです」
そうプリンが言った瞬間オークの目や鼻、口や耳から大量の血が吹き出てくる。
「ブモ…ガァ…!」
苦しみながらオークは絶命する。なぜ急にいろんな箇所から血が吹き出てオークが絶命したかと言うと、プリンは液体操作という固有スキルでオークの体内にある血液を掻き回したからだ。掻き回すと言ってもそんな生易しいものではない。
渦潮の如く勢いで掻き回してるので、オークの脳に血液が一滴すらいかなくなり、一瞬で目眩や頭痛が発病。そして何も考えられなくなり意識を手放し絶命する。その間約3秒。4人の中では一番子供だがやる事は一番えげつない。
「みんなに遅れないように早く行くのです!」
やる気を出した子供ながらにして悪魔が中心を目指す。
それぞれが中央を目指しながら歩きそして4人は合流する。
「後はここだけね」
「ここに恐らくオークキングいるのでしょう」
「オークジェネラルも2匹いるって聞いたけどこの中にいるのは1匹だけやね」
「誰かがオークジェネラルを倒したなの?」
4人は黙り込んで考えるが
「そもそもオークとオークジェネラルの違いが分からないわぁ」
「確かに。知らない内に殺したのではないでしょうか?」
「ここまで来るまで皆オークに逃げられてないよな?」
「に、逃げられてないのです!」
他の皆も頷く。どうしてもレベル差がありすぎてオークとオークジェネラルの違いがわからなかったのだ。
「まぁ考えても仕方ないわ。早くこの中に……って行くまでもなく出てきたわね」
オークキングは周囲の異変を感じ取り自ら出てきたのだ。そしてオークキングは周りを見渡しオークが全滅しているのを目にして怒りが込み上げ雄叫びをあげる。
「ブモォォー!!!」
その咆哮は怒気を浴び、大気を震わしいる。
「流石にこれはオークと見間違えることはないわね」
「ええ。間違いなくオークキングでしょう」
「流石に今のルーク様では分が悪いわね」
「で?誰がやるんや?」
「ボ、ボクは見とくのです」
守護王達は誰がやるか考えるが
「ここはやはり傷付けず綺麗に殺せる人がいいわね」
「確かにそうですね」
「って事でよろしくな?プリン!」
「えぇー!ボ、ボクがやるなのですか…。わかりましたなのです」
渋々ながらプリンはオークキングの前に立つ。オークキングにもなると相手の力量差や瞬時に判断し逃げるか戦うのかを決める事に優れている。
さらにオークキングは魔力視も使える。だが魔力が見えたとしても隠蔽の指輪で隠されている。
ただ、圧倒的な力を持つプリンには逃げるのが正解なのだが、オークキングは怒りで我を失い、更にプリンの見た目は子供。こんな子供に全滅したのかという感情がオークキングのプライドを刺激し戦う事を選択してしまった。
オークキングの背中にある大剣を手にかけた瞬間、鼻や口、耳等から血が吹き出る。オークキングは何をされたか分からず崩れ落ちる。
プリンは同じようにオークキングの体中の血液を掻き回したのだ。だが流石はオークキング。倒れても微かに生きているのだ。
「ほんとプリンのその技は恐ろしいわよね」
「液体操作。相手の体中の液体さえも操るですか。相手にはしたくないですね」
「まぁこんな事出来るのはプリンぐらいちゃうか?仲間でほんまよかったわぁ!」
「あ、ありがとうございます?なのです。」
オークキングは最後にそんな会話を聞きながら絶命する。オークキングには言葉は理解できないものの1つだけ確信した事があった。それはこの者たちには手を出してはいけなかったことだ。それを理解した時には既に遅かったが。
オークと戦闘して殲滅するまで30分もかかってない。過剰戦力過ぎたのだ。
「さてルーク様に報告しにいきますよ」
皆は頷きルークの元まで戻るのであった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「おっ?戻ってきたか」
俺のその言葉とともにセレス達が姿を表す。
「ルーク様。オークを殲滅しましたわ」
いまはレナルドがいないからセレスは俺に様をつけている。
「そうか。それはよか…」
「セレスー!ルーク様が!」
俺の言葉を遮り、セレスに飛んでいくララ。
「あらまぁ。どうしたの?」
「ルーク様が寝ているララをおこすー!やーって言ってるのにおこすー!怒ってー!」
「ルーク様…?」
「あっ…いや違うんだ。あまりに寝ているララが可愛すぎてな…少し悪戯を…」
「やって良いことと悪いことがあるのですよ!ララはまだ子供です!可愛いのは分かりますが寝ている子供を起こすのは……ブツブツ!」
俺はセレスに反論もできずただただ下を向いて怒られてる。助けを呼ぼうとドラグやリル、プリンに顔を向けるが、目があった瞬間顔を避けられる。薄情者め!まぁとばっちりは受けたくないか。守護王の中で一番怒らしてはいけないのはセレスだからなぁ…。
「聞いてますかっ!」
「はっはい!」
「セレス。その辺にしておきなさい」
「でもドラグ!」
おぉー!神の助け!さすがドラグだ!やはり出来る執事は違う。
「オークやオークキングの死骸はそのままです。そこら辺の魔物に食い荒らされる前に先に回収しにいきましょう。説教はその後にしなさい」
ですよねー。説教から解放されるかと思ったがそう上手くはいかないよね。まぁ確かに寝ているララの頬をプニプニしたり頬を突いたりと俺が悪いんだけどさー。
「た、確かにそうよね。ルーク様、説教は後にしますからオークの回収にいきますよ」
「はい…」
俺達はオークの死骸を回収するためにオークの集落へとまた戻るのであった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「こいつがオークキングか。傷が1つも付いてないな」
「それはプリンの液体操作でオークキングの体中の血液を掻き回し絶命させてますからね」
「えげつないな」
「ルーク様。申し訳ないのだけどオークジェネラルの死骸か何処にあるかわからないのよぉ」
「ん?どういう事だ?逃げたか?」
「逃げてはないとおもうんや。ただオークとオークジェネラルの違いがわからんくてな」
「知らない内に誰かが殺したかもという話なのです」
なるほど。やはり力量差があり過ぎたから見分けがつかなかったんだろう。
「あぁ。それはいい。俺が見つけるから」
俺は無属性魔法の鑑定を使えば分かるのだが、それよりも簡単な方法がある。アイテムボックスに入れれば勝手に整理される。
アイテムボックスの中では死骸もオークやオークジェネラルと判別してくれるのはなかなか使い勝手が良い。そして俺は全てのオークをアイテムボックスにいれる。やはりオークジェネラルは2体いた。やはりこのアイテムボックスの指輪は便利だな。
「さてそろそろ帰るか。まぁ今日は野営だがな」
「はい。ですが後で説教を忘れちゃダメよ?」
ニコニコ話しかけてくるセレスが恐ろしかった。
「はい…」
肩を落として野営に適した場所を探し皆で野営する。そういえばオークを退治しにいった冒険者はいなかった。恐らく殺されたんだろう。オークが出たと言っていたがオークキングがいたとは知らなかっただろうし。まぁ俺からすればどうでもいいが。
そんな事を俺は考えながら帰るのであった。
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