表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
TS天使の居眠り珍道中  作者: ふにぅ
10/12

夢の世界

 好きな夢を見せる〈夢見〉スキルを手に入れたことで、夢の世界でイロイロ作ってみることにした。とりあえず世界遺産の再現からにするか。

 起きたり、PCから画像を拾ったり、寝たりを繰り返していると、スライムが何か有ったか聞いてきたので、夢でイロイロできることを教えると、共有すれば参加できるのでは?っと思い、夢の世界へうまくご招待できた。やったぜ。


夢の空間


・時間の加減速可能


・妄想具現化できるのは俺だけだが、出したものを組み立てるだけならスライムにも可能、許可を出せばスライムにも妄想具現化が可能だった。


・俺はこの世界なら眠くならない。実際すごいここでゲームできたらなぁ・・・知らないものを出すことはできなかった。ショボーン


・読んだことのあるマンガを記憶から取り出すことができる。おかげで紙媒体でしか販売していない奇特なマンガたちを部屋から片付けることができた。


・いくら食べても太らない。食べたことの有るものしか出せなかったが、俺が食べたことがなく、スライムの食べたこと有るものを味共有できた。


 つまり、この世界に必要なのは妄想力!っとなれば、やることは一つ、勇者化だ!漫画家、アニメーター、イラストレーター、同人作家、ゲームエンジニア、とにかく妄想力の高そうな奴らをこっそり転移で出かけて勇者にし、世界がどんどん広がっていった。みんなが遊んでいる横で、俺は夢の中なのにマンガとゲームをしていた。4人対戦ゲームも卓ゲーもできる素晴らしい環境だ。

 妄想具現化で1番難航したのはNPCだ。肉人形なら直ぐにできた。だが、魂がなく、自分の意志というものを全く感じないのだ。単純な動きならできる。命令したとおりなら動ける。だが、ソレ以上はできない。だがここでゲームエンジニアが活躍した。魂がないなら、どうせ誰もやりたがらないことをさせればいい、一定行動をインプットして売り子専用や農業専用のお供NPCにしてしまえばいいと。

 なるほどなぁ、コイツラ天才かよ、天才だったわ。各分野のエキスパートの変態しか居なかったわ。


 変態に無限の活力を与えてから、様々な大惨事が起こった。

 植物が逃げ惑い、銃が乱射だれ、隕石が振りまくり、ミサイルが飛び交い、火山が空を飛び、城が乱回転し、温泉が空から降り注いぎ、世界樹が暴れ、俺がキレた。

 流石に音を無効化しても、視覚効果がひどすぎた。まさにカオス。そして一定のルールが作られた。


・街区域では人に迷惑をかけない


・カオスなことは個人でダンジョンを作ってその中でやること


・銃を打つ場合、専用のゾーン内で遊ぶこと


・空から落下物を落としてはいけない


・視覚兵器を作ってはいけない


・生物兵器を作ってはいけない


・俺が許可を出さずに俺を巻き込んではいけない


・やってはいけないことリストは随時更新するので、信託があった場合必ず確認すること



 起きたら階位が上がっていた


名前:ネルエル

種族:智天使・45♂♀(羽がさらにデカくなった)

MP:1,000,000,000/1,000,000,000

スキル:寝溜め51、全耐性27、快眠、任意排泄、自動超回復3、浄化、浮遊、全魔法、任意避妊、身体強化38、身体硬化36、呼吸不要、千里眼26、スキル共有30、ダメージ貫通34、罠自動感知、オートマッピング、透明化、無音、無臭、絶倫、イベントリ45、魔力察知、念話板、信託、譲渡、転移、不老、超再生3、夢見

種族特性:天使の輪45、天使の光羽37、裁きの光18、光羽剣7、祝福

借金:16兆123億


 MP、最初の100に比べてすごく増えたなぁ。おかげでゲームもできるようになったんだけど、できるだけ夢の世界で居ないと、ルールの穴を突いたカオスが始まってたりするからなぁ・・・そうだ、テスター(生贄)を募ろう。試しに勇者を招待してみようかな


評価くれると嬉しいのです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] (変態に自由を与えたら)そらそうなるわなw [一言] ある種の世界創造やらしてる。無自覚に。 異世界人とかから、どう思われてるのか。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ