白パーカーの妹と謎の追及②
「兄貴がスマホいじるなんて珍しいな」
茜の言葉を聞かず間玖土はSNSサイト「ルイン」を動かしている。相手は三十一でありルイン上の名前は冷徹姫である。
[で俺に何の用だ冷徹姫殿?]
[マックさん(笑)にようがあるからに決まってるでしょう(*^。^*)]
間玖土の顔に血管が浮き出る、間玖土の指の速さが音速を超える
[マックやめろ、あと絵文字やめろ、そして用はなんだ?]
[誰が倒したかわからない喰人人間が50体ほどいるんだけどもしかしてあなたが?]
[半分ほどは、でも半分は知らん。]
[そう、解ったわ]
[しかしなんで喰人人間の体は食べ物が飛び出てるんだ。さっき聞くの忘れたけど]
[それはあいつらが食霊魂を制御できないからよ。そして私達は食霊魂を操ってあんな芸当ができるの]
「人の話無視しやがってクソ兄貴ー」
「おっ・・おい人のスマホ奪ってんじゃねぇよ!」
「さっきから誰とルインしてんだよ」
茜が取り上げたスマホを片手に持ち画面を凝視する
「パスタでも馬鹿健太でもない誰よ!この冷徹姫って!」
間玖土に茜が詰め寄るまさに浮気相手がばれ修羅場になったようであった
「友達だよ!学校の」
「嘘!だってこの名前だと女だし!霧島さんや生徒会長の王膳さんでもないじゃない!」
「新しい友達だよ!てかなんで樹日子と会長の名前知ってんだよっ!」
ちなみに樹日子のルインネームは「ジュビジュビ」で会長のルインネームは「会長」である
「兄貴のルインにあるネームの人達は全部馬鹿健太に聞いたに決まってんじゃん」
「知るかよ!あの馬鹿の女好きがっ!妹紹介したらその日にナンパしやがって」
おまけに女には何でも話すし。・・・・
その夜、茜が寝た後に三十一とルインをし喰人人間や生産者について詳しく聞いた。