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異世界召喚、待ってました!

初投稿です、宜しくお願いします。


テスト作品になります。更新がいつ止まるかは分かりません。

「やってきました異世界!よし、よしよしよし!」


背後に透き通るように綺麗な湖があり、周りを太陽の光を遮らない程度に生い茂った木々に囲まれた場所で俺は一人歓喜に打ち震えていた。


興奮冷めないで危ない電波発言をしている様に見えるが、俺は至って真面目で頭の中も冷静だ。


俺、佐藤さとう 幸田こうたは紛れも無く異世界の地に立っているのだ。


何で異世界に来れたのかと誰かに問われたら、こう答える。


「よくわからない内に異世界に飛ばされたー!」


つまりそういう事だった。


もう少し詳しく伝えようとするならば、ついさっきまで俺は何時もの様に異世界ファンタジー物のネット小説、「ハイファンタジーに召喚されました」を読んでいた。


最近では異世界ファンタジーが流行っているせいで作品数が多かったが、その中でも群を抜いて面白い作品だった。


どこのレビューサイトでも記事が載っていない、そして評価をする人も読者も俺一人しか居ないにも関わらず”その小説”は手を抜いている様には見えない程完成された作品。


始まりは森の中に召喚された主人公が、突然の事に戸惑い、夢か何かの間違いだと思っていた。


そこに森の近くにある王国の王女様が何故か森に迷い込み、それを異世界物お得意のチートで助けた事で色々な面倒事等に巻き込まれながらようやく現実と向き合って何やかんやでドーンみたいな。


まあ、最後は面倒臭くなったがそういう訳で最終話を読み終わり、ヒロインのツンデレ王女可愛かったなーとか、敵の騎士だった筋肉もりもりのおっさんがカッコ良かったなーみたいな余韻を感じつつ問答無用でタブを閉じ、次の作品を読みに行こうとした。


その時PC画面に吸い込まれるようにして気づいたら作中で主人公が置かれていた状況、”背後に透き通るように綺麗な湖があり、周りを太陽の光を遮らない程度に生い茂った木々に囲まれた場所”に居た訳だ。


俺の家は都会のど真ん中だからいきなり近くの森に飛ばされたって事も無いし、ニートだから睡眠時間も十分すぎる程取っている、いきなり寝落ちなんて事も無いだろう。



そして何よりこの身体全体で感じる開放感、吹き抜ける風や香ってくる草木の匂い。それらが俺に教えてくれる。


「パンツ一丁のままだ!」


これは現実だと。

テスト

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