表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
74/115

「ドラゴンタトゥの女」

現代アメリカ最高の映画監督デイヴィッド・フィンチャーの現時点での最高傑作と言ってよい。

去年観ていたら、年間一位に選出していたかもしれない。



ただ暴力とエロスが激しく、一種のホラー映画ともとらえられるので、激しい作品、残酷な作品が苦手な人は読まないで下さい。











この作品はヨーロッパ中を夢中にさせた推理小説「ミレニアム・ドラゴンタトゥの女」のハリウッド版である。


ミステリとしても、人間ドラマとしても素晴らしく、エンターテイメントの面白さもあり、映画としての芸術性や前衛性があり、それでいてラストの方では感動の涙が流れた。



だいたいデイヴィッド・フィンチャーは音楽のプロモーション映像から映画にやって来て、私は主要作はほとんど観ている。


ポール・トーマス・アンダーソン、アレクサンダー・ペインなどとだいたい同世代でライヴァルと思うが、彼らが世界の映画祭やアカデミー賞で認められているのに比べて、アカデミー賞会員に嫌い抜かれているようである。



「ベンジャミンバトン」というブラッド・ピット主演の感動作を作った。その時はフィンチャーもアカデミー賞を狙っていたと思う。しかし「ノーカントリー」「スラムドッグミリオネア」など強力作品と同じ年だったためだろう。

アカデミー賞は惨敗だった。



そしてこの「ドラゴンタトゥの女」



本当の天才が力をセーブしない時の神々しさすら感じる。



これはフィンチャーから映画界への、いや俗世間への宣戦布告である。


ノミネートはされているがアカデミー賞からは無視されるだろう。


しかしこういう傑作が残ったことは映画史に刻まれる。



年間ベストワン候補!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ