美術館日記;ベン・シャーン展
昨年、夢野ユーマ芸術祭で大賞と最優秀美術館賞をとった名古屋市美術館。
1月はお休みしていたが、先週から始まったベン・シャーン展、これもまた素晴らしい!(-.-;)
ベン・シャーンは20世紀を代表する現代アメリカの美術家である。
先月まで愛知県美術館でポロック展をやっていた。
ポロック本人はいい。(私は二回も観に行った。)
しかし政治家や芸能人(二流の奴ばっか)が宣伝に奔走し、この絵は一枚数十億円ですか!と騒ぐ日本に絶望(*_*)
そんな私に勇気を与えてくれるのは大恐慌時代のアメリカに放り出され、貧困にあえぐ人々を絵で描き、写真に記録し、やがて貧困が第二次大戦になだれ込んでいくとナチスの犯罪を告発し、民主主義を訴え続けたベン・シャーン。そして二次大戦後には日本にやってきたがベン・シャーンが好きだったのは華麗な日本美術ではなく、戦災に傷ついた民衆であり、こだわったのはヒバクシャを救うことであり、第五福竜丸事件を告発する畢生の大作「ラッキードラゴン」である。第五福竜丸事件で亡くなった久保山愛吉氏の肖像画である。
私はポロック展で一枚数十億円ぎゃははーなどと騒ぎ、ベン・シャーンも知らない奴を心から馬鹿にし、軽蔑し続ける。
特に若い人に観て欲しい。
本当の芸術を知って欲しい。
昨日は遠足でもあったのか若い女の子が来ていた。
今日は辛口ユーマ(=゜-゜)(=。_。)




