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「リメンバーミー」

もう年の瀬、毎年、20日を締め切りに出版社に年間ランキングを送っているが今年は力作が多く、大晦日まで粘ろうと思う。



というのも今日、またしても年間ベストワンクラスの作品を観たのである。



ロバート・パティンソン主演の「リメンバーミー」である。


ロバート・パティンソンはアメリカのアイドルで、正直なめていた。

アイドル映画だろうと思っていた。



しかし「リメンバーミー」は「エデンの東」「スタンドバイミー」などに匹敵する青春映画の傑作であり、ロバート・パティンソンはジェームス・ディーンやロバート・レッドフォード、ブラッド・ピットをほうふつとさせる久々の大型新人だった。


片鱗はよく考えるとあった。

若くしてスターになったロバート・パティンソンはいろいろ奇行をゴシップとして報じられることが多かったが、今回初めて彼の映画を観て、アイドルの対極、あまりにも桁外れの演技の才能と引き換えに日常生活の能力を失った天才型で先のことが心配である(-.-;)




そして、ロバート・パティンソンがプロデュースも手がけている「リメンバーミー」すごい作品だった。

私はこういう高ぶった言い方はめったにしないが、これをあまり評価出来ない映画評論家はダメ。



ロバート・パティンソンか、監督か、シナリオライターか分からないが相当映画に詳しい人間がかなり計算して、成功している奇跡的な作品だった。



ある日本映画の傑作が使っている大技を使っている。パクリと言うより、映画への愛だろう。


始まって2、3分でオチが分かったが、それでダメにならないのである。


むしろオチに向かってあらわに見せつけてくる伏線に涙があふれてあふれて止まらない。



もととなっている日本映画を知らない人はかなりの衝撃を受ける圧倒的なラストシーンであり、もとを知っている人間からすると「神話」と言ってよい凄みが漂っていた。



おすすめなどしない。


本当の映画の天才が本当の映画の愛を持つ人だけに贈ったラブレターであり、私はそれを受け取った。



本当に素晴らしい映画をありがとう

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