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きらきら光る夜のクリスマスケーキ

きらきら輝く星が光る夜。


私は、家の窓から空を見上げた。


突然、雨が降り出した。


「お父さん、帰ってくるの遅いね」


お母さんが私に声をかけた。


「お仕事、忙しいのかな?」


私はお母さんに聞き返した。


「そうみたい、お部屋で待ちなさい」


私はしぶしぶ部屋に入った。


私の名前は、広瀬里奈(ひろせりな)


小学校へ通う、小学4年生の10歳。


部活は、バトミントン部。


今日はクリスマス・イブ。


「サンタさん、今日うちに来るのかな〜?」


私は半信半疑に疑った。


「クリスマスツリーと靴下も用意したし」


雨がやんでいた。


私の部屋の窓から、きらきら光る流れ星が見えた。


「きれい〜」


その時、部屋の中が光り輝いて、サンタとトナカイが現れた。


私は、驚いた。


サンタが、


「こんばんは」


私は、


「こんばんは、あなたは誰ですか?」


サンタが、


「私は、サンタとトナカイです。願いを叶えにきました」


と言った。


私は、もう一度驚いた。


「お願いを叶えにきてくれたんですか?」


「はい」


「どうしようかな〜?」


「どんな願いも一回叶えることができます」


「今すぐ、お父さんに会いたいです」


サンタは困った。


「それは、できません」


「何で、ですか?」


私は聞き直した。


サンタが、


「お父さんは、みんなのために一生懸命に働いています。それを邪魔することはできません」


私は、また驚いた。


「どうすればいいの?」


サンタが、


「里奈ちゃんが応援することはできます」


「どういうこと?」


サンタが水晶を取り出した。


「今からこの水晶でお父さんの仕事を見守ることは出来ます」


私は、


「わかりました。お願いします」


と頷いた。


みんなで、水晶を見た。


一生懸命にコンビニで働く里奈ちゃんのお父さんが写っていた。


「店長、この在庫どうします」


バイトの若い女性がお父さんに話しかけていた。


「クリスマス・イブにバイト悪いね。在庫並べといて」


「わかりました。店長」


若い女性は、一生懸命に棚に商品を並べている。


コンビニに一人のおばあさんが入ってきた。


おばあさんは、不安そうに商品を探している。


お父さんが声をかけた。


「何か、お探しの商品はありますか?」


おばあさんは、


「はい、クリスマスケーキを探しています」


お父さんは会釈をして、案内した。


お父さんが、


「こちらの商品で間違いありませんか?」


おばあさんが、


「はい」


と言って喜んだ。


お父さんが、


「なぜ?クリスマスケーキをお探し何ですか?」


おばあさんは、今までの事を思い出した。


水晶は、おばあさんの思い出を写した。


サッカーの試合をしている少年のチームが写った。


「左、左に寄せろ〜」


監督みたいな人が叫んでいる。


真ん中の選手が、左サイドにパスを出した。


左サイドの選手はパスをもらい、一人を交わし、ゴールにシュートした。


ボールは、ゴールの枠に当たった。


「おしいな〜。もっときりこめ」


監督は怒鳴った。


0対0で試合は終わった。


審判が、


「今から、PKを始めます」


PKが始まった。


2対2の同点。


最初のチームがボールを蹴った。


ゴールが決まった。3対2。


最後のキッカーは森賢太(もりけんた)くん。


緊張する賢太。


賢太が蹴ったボールは、ゴールの枠に当たった。


喜ぶ相手チーム。


応援するおばあさんは泣いていた。


「けんちゃん、頑張ったよ。一生懸命に頑張ったんだから、仕方ないよ」


「うん」


「何か欲しい物ある?」


「ないよ」


「明日クリスマスだから、おばあちゃんがクリスマスケーキ買ってきてあげるね」


「ありがとう、おばあちゃん」


里奈ちゃんは泣いていた。


おばあちゃんは、


「大事な孫へのクリスマスプレゼントです」


お父さんが、


「大事なお孫さんへのクリスマスプレゼントですか?梱包しますか?」


「はい」


おばあさんは嬉しそうにケーキを持ってコンビニを出て行った。


若い女性定員が、


「店長、時間ですよ」


お父さんが、


「わるいね、あとよろしく。あと僕も家族にクリスマスケーキ買って帰るよ」


お父さんはクリスマスケーキを買って、車で家まで向かった。


サンタが、


「里奈ちゃん、お父さん帰ってくるみたいだから、僕達も帰るね」


「サンタさん、トナカイさん、ありがとう」


サンタとトナカイは窓から飛んでいった。


お父さんが帰ってきた。


「里奈、遅れてごめんな。クリスマスケーキ買ってきたよ」


「お父さん、ありがとう」


「みんなで、ケーキ食べましょう」


里奈は部屋の窓から空を見上げた。


きらきら輝く星が光る夜だった。


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