表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

きらきら光る夜のクリスマスケーキ

掲載日:2025/12/29

きらきら輝く星が光る夜。


私は、家の窓から空を見上げた。


突然、雨が降り出した。


「お父さん、帰ってくるの遅いね」


お母さんが私に声をかけた。


「お仕事、忙しいのかな?」


私はお母さんに聞き返した。


「そうみたい、お部屋で待ちなさい」


私はしぶしぶ部屋に入った。


私の名前は、広瀬里奈(ひろせりな)


小学校へ通う、小学4年生の10歳。


部活は、バトミントン部。


今日はクリスマス・イブ。


「サンタさん、今日うちに来るのかな〜?」


私は半信半疑に疑った。


「クリスマスツリーと靴下も用意したし」


雨がやんでいた。


私の部屋の窓から、きらきら光る流れ星が見えた。


「きれい〜」


その時、部屋の中が光り輝いて、サンタとトナカイが現れた。


私は、驚いた。


サンタが、


「こんばんは」


私は、


「こんばんは、あなたは誰ですか?」


サンタが、


「私は、サンタとトナカイです。願いを叶えにきました」


と言った。


私は、もう一度驚いた。


「お願いを叶えにきてくれたんですか?」


「はい」


「どうしようかな〜?」


「どんな願いも一回叶えることができます」


「今すぐ、お父さんに会いたいです」


サンタは困った。


「それは、できません」


「何で、ですか?」


私は聞き直した。


サンタが、


「お父さんは、みんなのために一生懸命に働いています。それを邪魔することはできません」


私は、また驚いた。


「どうすればいいの?」


サンタが、


「里奈ちゃんが応援することはできます」


「どういうこと?」


サンタが水晶を取り出した。


「今からこの水晶でお父さんの仕事を見守ることは出来ます」


私は、


「わかりました。お願いします」


と頷いた。


みんなで、水晶を見た。


一生懸命にコンビニで働く里奈ちゃんのお父さんが写っていた。


「店長、この在庫どうします」


バイトの若い女性がお父さんに話しかけていた。


「クリスマス・イブにバイト悪いね。在庫並べといて」


「わかりました。店長」


若い女性は、一生懸命に棚に商品を並べている。


コンビニに一人のおばあさんが入ってきた。


おばあさんは、不安そうに商品を探している。


お父さんが声をかけた。


「何か、お探しの商品はありますか?」


おばあさんは、


「はい、クリスマスケーキを探しています」


お父さんは会釈をして、案内した。


お父さんが、


「こちらの商品で間違いありませんか?」


おばあさんが、


「はい」


と言って喜んだ。


お父さんが、


「なぜ?クリスマスケーキをお探し何ですか?」


おばあさんは、今までの事を思い出した。


水晶は、おばあさんの思い出を写した。


サッカーの試合をしている少年のチームが写った。


「左、左に寄せろ〜」


監督みたいな人が叫んでいる。


真ん中の選手が、左サイドにパスを出した。


左サイドの選手はパスをもらい、一人を交わし、ゴールにシュートした。


ボールは、ゴールの枠に当たった。


「おしいな〜。もっときりこめ」


監督は怒鳴った。


0対0で試合は終わった。


審判が、


「今から、PKを始めます」


PKが始まった。


2対2の同点。


最初のチームがボールを蹴った。


ゴールが決まった。3対2。


最後のキッカーは森賢太(もりけんた)くん。


緊張する賢太。


賢太が蹴ったボールは、ゴールの枠に当たった。


喜ぶ相手チーム。


応援するおばあさんは泣いていた。


「けんちゃん、頑張ったよ。一生懸命に頑張ったんだから、仕方ないよ」


「うん」


「何か欲しい物ある?」


「ないよ」


「明日クリスマスだから、おばあちゃんがクリスマスケーキ買ってきてあげるね」


「ありがとう、おばあちゃん」


里奈ちゃんは泣いていた。


おばあちゃんは、


「大事な孫へのクリスマスプレゼントです」


お父さんが、


「大事なお孫さんへのクリスマスプレゼントですか?梱包しますか?」


「はい」


おばあさんは嬉しそうにケーキを持ってコンビニを出て行った。


若い女性定員が、


「店長、時間ですよ」


お父さんが、


「わるいね、あとよろしく。あと僕も家族にクリスマスケーキ買って帰るよ」


お父さんはクリスマスケーキを買って、車で家まで向かった。


サンタが、


「里奈ちゃん、お父さん帰ってくるみたいだから、僕達も帰るね」


「サンタさん、トナカイさん、ありがとう」


サンタとトナカイは窓から飛んでいった。


お父さんが帰ってきた。


「里奈、遅れてごめんな。クリスマスケーキ買ってきたよ」


「お父さん、ありがとう」


「みんなで、ケーキ食べましょう」


里奈は部屋の窓から空を見上げた。


きらきら輝く星が光る夜だった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ