表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/35

✒ 気が付いたらスカイダイビング


──*──*──*── 何処かの空


???

「 ──ひぃぃぃぃやぁぁぁぁぁ~~~~~~!!!!

  たぁぁぁぁぁすけぇてぇぇぇぇぇぇ~~~~!!!!

  死にたくなぁぁぁぁぁい~~~~~~!!

  こんな死に方は……いやぁぁぁぁぁ~~~~!!!! 」


アタシはどうあみ──。


14歳の中学3年生で、来月に開催される花火大会には誕生日を迎えて15歳になる女の子!


なんでアタシがそらの上で叫んでいるのかと言うと────、絶賛 “ 落下中 ” だから★でっす!!


なんで中学3年生のきゃいい女子中学生が、そらの上にて、落下中なのかと言うと────、アタシもく分かってなかったりする。


アタシはコンビニにた筈だ。


今日きょうは午前中だけの半ドンで、終業式だった筈。


なんでかって?


明日あしたから夏休みだからね!


今日きょうは1学期が終わる終業式で──、学校からの登下校中にコンビニへ立ち寄ったんだよね。


なんでかって?


アタシの両親はともばたらきをしているから、アタシは鍵っ子なの。


帰宅しても誰もないから、昼御飯を買う為に立ち寄ったんだ。


お弁当,カップ麺,スナック菓子,アイスクリーム,冷凍食品,レトルト食品,雑誌とかいろ(いろ)と買って、コンビニから出ようとしたら────、思い出せない。


コンビニを出たのか覚えてないなんて、どうかしてる。


あっ、コンビニに寄ったのはアタシ1人じゃなくて、ほかにもたんだよね。


“ ゆっこ ” と “ もなこ ” っ呼んでたアタシの友達で、2人ともアタシと同じ女子中学生だよ!


“ ゆっこ ” と “ もなこ ” と一緒にコンビニから出た筈なんだよね……。


だって、おとが聞こえたから!


コンビニの自動ドアって、くとおとがなるじゃない?


おとが鳴ったのが聞こえたから自動ドアをとおって、コンビニから出た筈!


自信は無いけどぉ~~~~。


仮にコンビニから出たとして──、なんそらの上でスカイダイビングなんてしてるのぉぉぉぉぉ~~~~~~!!??











まで落ち続けるのか分からない。


結構な距離を落下してると思うんだけどぉ~~~~、いまだに地面が見えない。


そう言えば──、アタシはか手ぶらだ。


コンビニで買った商品をれていたエコバッグが無くなってるぅ!!


お気に入りのエコバッグだったのにぃぃぃぃぃ~~~~~~!!


限定品だったのに、こんちきしょぉぉぉぉ~~~~~~!!!!


このまま落ち続けて地面に激突したら死ぬ!!


確実に死ぬ!!


全身の骨がこな(ごな)くだけて、体内の臓器のたぐいなんてグチャグチャに潰れちゃって、頭も潰れて脳ミソが飛び出ちゃうかも?!


きっと大量の血液が地面に飛び散るんだろうね!


なんて無惨な死に方なのかしらね?!


ずぇっっったいいやだぁぁぁぁぁぁ~~~~~~!!!!


誰でもいから助けてぇぇぇぇぇ~~~~!!!!











森が見えてた!!


いよいよ地面と御対面??


遠くにまちが見える。


う~~~~ん??


お城が見える??


なんで日本に外国に建ってるようなお城が在るの??


ラブホテル??


大きな湖も見える。


森のなかにも村が在るみたい。


横幅の長い川も流れている。


広い森の向こうに砂漠も見えてる。


洲導彩榎

「 …………日本じゃないの??

  なの??

  って外国のなのぉぉぉぉ~~~~???? 」


森が迫ってている。


早くなんとかしないとほんに死んじゃうぅぅぅぅ~~~~!!!!


洲導彩榎

なんでもいから、アタシを助けてぇぇぇぇ~~~~!!!!

  地面に激突するなんていやぁぁぁぁぁ~~~~!!!! 」


アタシは叫びながら両手を前に出した。


両手を前に出したからって、柔道を習ってないアタシには受け身なんて取れないけどねぇぇぇぇ~~~~!!


いよいよ地面が見えてとき──、アタシの両手の甲が緑色に光った。


なんで光ったのか分からないけど、アタシのてのひらから地面に向けて光がはなたれた。











ぽよん────。


ぽむぽむぅぅぅ~~~~ん、ぽよぽよぉぉぉぉ~~~~ん。


アタシは地面との正面衝突を避ける事が出来たみたい。


ぷよぷよ、ぷにぷにしているなにかのお蔭で助かったみたい。


アタシは透明な “ なにか ” の上に乗っかってるみたい。


なんの上なのかな??


ゆっくりとだけど地面がちかいてる。


どうやらアタシはほんに急死に一生をいのちびろいしたみたい。


洲導彩榎

「 はぁ~~~~…………かったぁ~~~~。

  死んでない…………。

  生きてるぅぅぅぅ~~~~(////)」


アタシは助けてくれた透明な “ なにか ” に御礼を言いながら撫でた。


洲導彩榎

「 アンタは私の命の恩人だね。

  とううね、ぷにぷにさん…… 」


アタシは透明なぷにぷに軽くくちけをした。


まぁ、感謝の気持ちみたいな??


???

「 にゅ~~~~(////)」


洲導彩榎

「 へ?

  『 にゅ~~ 』ってなにぃ?? 」


???

「 にゅ~~ 」


洲導彩榎

「 にゅ~~??

  もしかして──、きみの声なの??

  きみが鳴いてるの?? 」


???

「 にゅ~~ 」


洲導彩榎

「 ……………………マジかよ 」











アタシは透明な物体から地面に降ろしてもらった。


「 にゅ~ 」と鳴く物体は、どうやらスライムみたい。


アタシだってゲームをしたり漫画を読んだり、アニメを見たりしてるから “ スライム ” ぐらいは知ってる。


【 ドラゴンクエストシリーズ 】に登場するスライムじゃなくて、どっちかと言うと【 ぷよぷよシリーズ 】に登場するスライムに似ている。


目は無いんだけどね。


体内に光を取り込んでいるのか、光を反射させてるのか分からないけど、スライムは虹色をしていて綺麗……。


ぷるんぷるん──していて、はだざわりも良好だ。


洲導彩榎

「 えぇと…………体のなかに緑色の光が見えてるね。

  私の両手の甲に浮かび上がってるマークと同じだよね? 」


スライム

「 にゅ! 」


スライムはと体を揺らすと短く鳴く。


洲導彩榎

「 もしかして、私の言葉が分かるの?? 」


スライム

「 にゅにゅ~ 」


洲導彩榎

「 マジかよ──。

  人間の言葉が分かるスライムとか凄くないかな?

  いや、凄いに決まってるし!! 」


スライム

「 にゅ~にゅ 」


洲導彩榎

「 えっ?

  名前を付けて欲しいの? 」


スライム

「 にゅ~~ 」


洲導彩榎

「 名前かぁ……。

  命の恩人に変な名前は付けれないよねぇ 」


スライムに名前を付けるなんて困ったな。


アタシ、ネームセンスが無いんだよねぇ……。


なんて名前を付けたらいんだろう……。


アタシは考えて考えて考えて考えて、ようやく決めた。


洲導彩榎

「 よし、決めた!

  きみの名前は──、“ ニュイ ” にしようと思うよ。

  どうかな? 」


「 にゅ~ 」とか「 にゅい 」って鳴くから “ にゅい ” って名前に決めただけなんだけどね。


1番シンプルだし、短くて呼び易くて忘れにくいと思うんだよね。


スライム

「 にゅにゅ~~(////)」


スライムは嬉しそうにピョンピョンと飛び跳ねてくれている。


どうやら気にってくれたみたいで一安心だね。


洲導彩榎

「 宜しくね、ニュイ。

  私は “ どうあみ ” だよ。

  あみ── 」


ニュイ

「 にゅにゅい!

  にゅにゅい~~。

  にゅにゅい~ 」


洲導彩榎

「 “ あみ ” って呼んでくれてるの?

  がとね 」


ニュイ

「 にゅにゅ~~(////)」


ニュイは嬉しそうにアタシの周りを飛び跳ねている。


あはは(////)


可愛いな~~♥️♥️♥️


癒されちゃうな~~~~♥️♥️♥️


ニュイのお蔭で助かったけど、これからどうしたらいのかな?


今は森のなかみたいだし…………。


森から出た方がいかな??


まちとか在ったし……、まちに向かう??


いやいやいや、先ずは森のなかで見た村を目指して歩いてみる??


……………………たしか、かわ沿ぞいに歩けば村に辿り着けるんじゃなかったかな??


取り敢えず行ってみるか。


森のなかで野宿するのもいやだしぃ~~。


洲導彩榎

「 ニュイちゃん、この森のなかに村が在るみたいなんだけど、知ってる? 」


ニュイ

「 にゅ?

  にゅい! 」


洲導彩榎

「 知ってるんだ?

  かったぁ~~。

  かわ沿いに行けば辿り着けるよね?

  川ってどっちに行けばいのかな? 」


ニュイ

「 にゅ~~ 」


どうやらニュイちゃんが川まで道案内してくれるみたい。


この森の事を知り尽くしてるスライムなのかも知れない。


洲導彩榎

「 ニュイちゃん、案内してくれるの?

  がとね 」


ニュイ

「 にゅにゅ 」


アタシの前をピョンピョン飛び跳ねて道案内してくれるニュイの後ろを歩く。


森のなかでは鳥の鳴き声が聞こえる。


動物の鳴き声も聞こえてるけど、姿は見えない。


熊とか猪とか狼とか──、肉食動物から襲われずに村へ着けるといんだけど……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ