アダルト広告が怖い理由を書いてみたけれど、怖くて投稿出来なかった
いつもお読みくださりありがとうございます。
ある事件をきっかけに、その恐怖から私がおかしくなっていく話しです。
今は大丈夫です。
特に怖い描写はありませんが、不安になるようでしたら、お避け下さい。
よろしくお願いします
他の方が書いて下さったアダルト広告についてのエッセイ。
「書いてくれてありがとう」と思っています。
私もアダルト広告が嫌。
嫌というより、怖いのです。
けっこう怖い描写のがありますよね?
なにあれ。
読んでどーすんの?
したいの?されたいの?読んで消化?
これより前に一度、私が広告が嫌なその理由…それについて書いてみたんです。
…怖い。
詳しくは書いてないのに、言葉が怖くてあらすじが書けない。キーワードも書きたくない。
書くことでどう思われるかも怖い。
色々考えて投稿ボタンを押す事が出来なかった。
違う…もっと緩く…緩めに書き直し。
私がアダルト広告が怖い理由…
(ずいぶん昔の話になります)
近所に住む友達の旦那さんが、連続婦女暴行犯で逮捕された事があるから。です。
私は奥さんと仲良くしていたので、他で話すことが出来ない彼女の相談相手になっていました。
彼女の話しをほぼ毎日聞く。
そんな日々が2週間くらい続き、気がつくと私は夜に一人でいるのが怖くなっていました。
私の家は住宅街にあるので、日中は人や車のざわめきや、登下校の子どもたちの声がしていて問題ないのですが、夜になるとやってくる、住宅街特有のあの静寂。
あの静けさに包まれると、なんとなく不安になってくるんですよ。
特に、カーテンの向こうが怖いんです。
誰か居そうで。
そしてある日、無音が怖くて付けたテレビに映ったのは、運悪くサスペンスでした。(運悪過ぎ!絶対ダメでしょう!)
暗闇の中、犯人がナイフを隠し持って…女性の後をつけて…
あわわわ…もうね、ダメです。怖い。
それからテレビをつけるのが怖くなってしまったんですよ。
当時読んでいた週間漫画。
読み進めていると「…なんかやばそう…この展開…やばいんじゃない?…早く気付いて…わ〜もうダメだ〜…」
その場面を見たら怖いので、先のわからない漫画が読めなくなりました。
週間雑誌って、軽く手にしてパラリと捲れるじゃないですか。それが怖い。
パラリしちゃって、どんな場面を見ちゃうか…
パラリが出来なくなりました。
道行く男性に「普通のサラリーマンに見えるけど、もしかして実はこの人も犯人なんじゃない?」と思うようになっていました。
逮捕された犯人の容姿は、普通。特にこれと言った特徴はありません。
警察がその普通な犯人の容姿の特徴を照らし合わせると、近隣の市を跨いだあちこちの警察に、被害届が出ていた事がわかりました。
髪型、身長、痩せ気味、見た目年齢…そんなありきたりの情報から割り出したのだと思います。
だから似た人を見かけると「犯人と似てる…もしかしてこの人も…」と、思ったりしていました。
知らないところで、とんでもない濡れ衣をかけられた男性たち、ほんと、ごめんね。
今思えばPTSDですよね。
彼女の体験を聞いて、彼女の思っている事を聞いて、逮捕された彼がどう過ごしているか、何があったか、警察の対応、被害者の事…そんな話しを毎日聞いて擬似体験のようになっていたのだと思います。
普段の生活でも不安感に襲われるようになった頃、彼女も引っ越したので、会うことがなくなりました。
それから毎日「大丈夫、大丈夫、怖くない…」と、自分に言い聞かせて…
私の気持ちが落ち着くまでに、1年くらいかかったと思います。
もう、ずいぶん昔の話しです。
忘れっぽい性格が良かったんだと思うんですけど、今はテレビも平気ですし、雑誌のパラリも出来ます。その場面が出ても平気。
男性に疑いの目を向ける事もありません。
夜は静かに過ごす方が好きです。
繰り返し、繰り返し、見たくなくても出てくるアダルト広告。慣れたけど不快。
見ないで済むなら見たくない。
そんな理由でアダルト広告が苦手の人もいるんだよ。
と、知って欲しいなと思ったのです。
(追記)
エッセイを書いたことでCMブロックの存在を知ることが出来ました。使っています。
拙い文章、最後までお読み下さりありがとうございました。