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死刑1-22 レオニートったら

 まったく、レオニートったら……。

 学ぶことの多かった面会は、初日から波乱のスタートを切りました。

 とはいえ、あれ以降の面接では騒ぎになることはありませんでした。いくら犯罪者でも、あのようなかたはレアケースのようです。


 窃盗犯たちの多くは、生きるためには余分な品物を盗んだ者が目立っています。

 飢えからの食べ物の泥棒なら同情もできましょうが、宝石や貴金属(ソソンでは石切り場や採掘場から僅かながら宝石も採れます)、観葉植物(室内でしか育てられません)などを盗んだ者はあまり酌量されないでしょう。

 暴行に関しては衝動的で本人の気性が反映されるので、誰かに酌量を願ってもらえる望みは薄く、計画的な殺人は背景がはっきりすれば白黒がつくので判断が容易でしょう。


 制度の実施。

 再犯者はようやく施行された『嘆願書による酌量制度』を活用できるようになりました。いちおう、初犯の罪人でも利用可能です。

 悪行を犯したかたへこう言うのもなんですが、清く正しく、あるいはユーモアをもって暮らしていれば、死刑姫の手を煩わすことはないでしょう。

 再犯率や犯罪率の低下も期待ができます。「どうせ死刑になるから」と開き直る者が減ると思います。どんな悪人でも希望は持ちたいものでしょうから。


 嘆願書は一枚から受け付けます。自分で自分に書くのは不可。酌量して欲しい事情や罪人の人となりなどをまとめて国民アンケートによる多数決で是非を問います。

 制度利用に回数制限はありません。罪を繰り返せば見放されて、嘆願書やアンケートの結果におのずと影響するでしょうから。


 この制度運用をのちに発展させて、星室裁判を廃止して巡検室と統合し、すべての事件をすべての国民で裁く、『国民総裁判官制度』を設立するヴィジョンがわたくしの頭に浮かんでいます。

 大仕事ですし、ジャッジが事務的になる心配もありますが、それは負の連鎖を断ち切ったのちであれば問題はないと考えています。

 あとは王室と国民の権力のバランスとりが難しいところですが、狭間に落ちた者たちをなるべくあるべき結果に近付けるためには、国民の権力を強くするのも一考の余地があるでしょう。

 遠い将来の話ですが、なんとかわたくしの代で実現できればと思います。


「はー、肩が凝りました」

 と言いながらも、わたくしは白紙の用紙の前でニコニコしています。

 他の法整備でも各大臣との調整が立て込んでいたのも片付いたので、これでようやく一息つけそうです。


「制度自体は妥当な変更と思われますが、これは人口の少ないソソンならではの方法ですね」

 褒めてるのかケチをつけているのか。レオニートが口を挟みました。

 詳しくは知りませんが、外の世界ならインターネットを使った投票などができるのではないでしょうか? すぐにそれが思い付きましたが、レオニートにインターネットの話をしても面倒なだけです。


「少し休憩がしたいのですけど、レオニートもどこかで息抜きでもして来たらどうですか?」

「結構です。アレクサンドラ王女陛下が私室にいらっしゃるのなら、私はここに立ち続けねばなりません」

 わたくしの私室の扉の前での会話です。


 はい。実はこれは最近の悩みの種。

 わたくし、ソソンのためなら粉骨砕身、寝る間やお茶の時間を割いてでも働きます。身体は疲れはしますが、それほどストレスは感じません。

 それでもたまには息抜きは必要です。なのに、レオニートったら常にそばにいるんです。もちろん、私室の中までは入ってきません。扉の前で門番をしています。

 もともとは屋外や囚人との面会時での護衛が任務です。初日の最後の囚人はわたくしに襲い掛かりました。

 まあ、彼は仕事をしましたよ。ちゃんと取り押さえてくれましたし、王室への忠誠心も垣間見えました。


 でもニコライが! あの件を聞きつけて! 四六時中護衛するように言いつけたのです!


 これではお昼寝もしづらいですし、グレーテを招いてパジャマパーティーもできません。

 メイドたちなら王室儀礼でプライバシーや肌を晒すのは幼い頃から繰り返して来たので空気のようなものですし、公務で国民たちの前に出ているときは王家のプライドが恥ずかしさから護ってくれます。

 でも、出逢って間もない同年代の男性が私室の前にいるのはいけません!


 上のくしゃみも下のくしゃみも音を殺さなければいけませんし、お手洗いに行こうと部屋を出ても、レオニートったら「王女陛下、どこへ?」っていちいちたずねるんです! 黙って勝手について来てくれればまだましなのに!


「私、あの人なんだか苦手なんですよう」

 グレーテは自分が給仕でもあることを利用して彼から離れることができます。つまりはわたくしからもさよなら。

 仕方がないのでわたくしのほうから給仕たちの休憩室に乗り込むこともしばしばです。

 ここ最近は、メイドのほうも慣れてきてわたくしと接しても気疲れしなくなったのか、身分に関係なく楽しくやれていると思います。

 女性同士で集まっておしゃべりをしていればあの人の存在も霞みますし、結果オーライでしょう。


 一つだけ飲み込めないのが、レオニートはメイドたちからの評判がとても良いということです。

 彼は用もなく給仕に話し掛けることもありませんし、メイドたちも遠慮して彼へ声を掛けませんが、黙って立っていれば顔は良いわけで、城内での普段着のジュストコールも似合っています。

 でも、デリカシーがありませんし、保護者づらしますし、盗み聞きもしています。人となりを重視する城下の暮らしでは、きっともてなかったでしょうね!


 心配なのは、彼女たちのあいだに『王女と従者の禁断のゴシップ』が流れないかということ。

 レオニートのせいでわたくしが不自由をしているのはメイドも知っていますし、今のところグレーテも平気そうだと言ってくれていますが……。


 わたくしは耐えかねてニコライ将軍にレオニートを外してくれるように抗議と懇願をしました。心配で返されたので命令で捩じ伏せてようやく承認を得ました。

 でも、レオニートったら今もまだ扉の外に居るんです。再抗議です。

 ですがニコライは、「自主的に護衛してるのは止められませんな。それはおふたりの問題でしょう」と逃げたんです。


 王女に自由とプライバシーを! 革命をしたいのはわたくしのほうです。それでも、公式に城内護衛の任が取り下げられれば、息抜きのチャンスが得られます。

 ニコライ公認時はレオニートが抜けているあいだは別の衛兵さんが代打をしていましたが、今はそうじゃありません。

 彼だって人間です。お手洗いも行けば食事も睡眠もとります。昼間は屋外での護衛があるので、夜間も滅多に扉の前に立てなくなりました。


「サーシャさまの部屋に来るの、ちょっと久しぶりですねえ」

 一度部屋に引っ張り込めばこちらのものです。

「やっと息抜きができる! グレーテ。今夜は寝かせませんよ!」

 わたくしはグレーテに抱き着きました。

「ヘヘヘ……おしゃべりには付き合いますけど、ちゃんと寝てくださいよう。明日だって広場の檀上に上るお仕事、ありますよね?」

「処刑が二件と新制度の説明だけだから平気です」

「だけって。……今になって制度の説明をするんですか?」

「ええ。連絡は国中へ届けたつもりですけど、いちばん伝えなければならない相手にはまだ届いていないでしょうから」

「誰ですか?」

「“世界”です。前にインターネットを見せたときに教えたでしょう? 処刑の様子は何者かの手によって記録されて、世界中で自由に閲覧できるようになっているのです」

 わたくしは部屋のすみのコンピューターを指差します。最近はバッテリーの節約で必要最低限にしか起動していません。

 バッテリーは隣国から入手していたのですが、ここ最近は交易が妨害されたりもしています。

「あの動く絵や写真のやつですね」

「音声も残るから、再犯死刑制度の改正の宣言を処刑のタイミングで演説をおこなえば、それもいっしょに伝わるでしょう? 外国はソソンの死刑制度を嫌っていて、それを理由に干渉しようとしてきているの。それへの対抗です」

「それって、外国の人が私たちの国へ勝手に入って来て文句を言うってことですか?」

「そのくらいだったら、お茶をお出しするだけで済むんですけどね……」


 ソソンには近代兵器はありません。核ミサイルもなければ、空から爆弾を落とせる飛行機もありません。鉄砲くらいはあります。火薬も山から原材料が採れます。

 ですが、長らく戦争に縁のなかった我が国では、これらの技術発展も冬眠したままです。

 未だにサーベルを腰に単発式の銃を背負った兵隊を見れば、世界はまた『冬眠の王国(スリープキングダム)』と嘲笑うでしょう。

 でも、それは間違いです。ソソンでは紛争や侵略は冬眠ではなく、永眠なのです。

 しかし、そんな国へ武装した連中が干渉して来たらどうなるか……。わたくしは世界が恐ろしい。


 偽の正義と平和を押し付ける世界。そんな世界へ媚を売ったルカ王。本当に余計な干渉でした。わたくしはどちらも嫌いです。

 それでも、ソソンをより幸せにするためのきっかけを与えてくれたことには感謝します。

 ソソンのやりかたがよりいっそう正しい形に近付いたことを知れば、世界は歯噛みをするでしょう。まねしてもらっても結構です。可能ならばの話ですが。


 世界よ、わたくしたちを無理に変えようとしないでください。自身の足元が御留守のくせに、どうして他人に文句を言うのですか。

 ソソンだって大変な時期です。近代化なんてすれば、いまだ見えざるひずみも広がるでしょう。

 近代化は後戻りができないのです。あなたたちはすぐに物質的な面で背伸びをしたがりますが、心の背丈はそれに合わせて伸びてくれましたか?

 わたくしたちには発電所や水道やインターネットがなくても、暖炉と水脈と人々の語らいの場があれば、それで幸せなのです。


 もちろん、わたくしも学ぶことを諦めていません。世界にもソソンの方針に有用な知識があるでしょう。国境室に頼んで何冊か外の本を注文しています。

 レオニートの言った通り、ソソンは医学においても後進的です。世界で疫病が大流行したときにはいちど、滅亡の危機にも瀕しています。

 衛生的な暮らしを心掛けているつもりではありますが、現代においては外の世界の医療や衛生の概念が遠回りにソソンへ病が流れるのを防いでいるのも否定できないかも知れません。そこは感謝しましょう。


 さて、それでもソソンはソソン。君主は執行のドレスをまとって死刑姫とならねばなりません。



 一人目の“かれ”は一方的な怨みから善良な人の首をへし折った男。彼のために嘆願書を書いた者はありませんでした。


 『ガロット』。鉄の首輪。処刑では、刑吏や執行官たちにも精神的なダメージが伴います。

 世界でもそれを少しでも和らげようとさまざまな処刑道具が考案され、改良されてきた歴史があります。

 この首輪のような処刑具は、椅子に固定された死刑囚の首へ取りつけられます。

 船の舵のような大きなハンドルを回すと、首の鉄輪が締まっていく仕組みで、何度か回転をさせると首がへし折れるようになっています。

 処刑具作成師のボグダンが言うには、これは万力という工具と似た原理だそうです。


 自らの手で人の首が折れるまで締めた男にはお似合いの処刑でしょう。

 誰かの首へ直接手が触れるときの感情は、愛情でなければなりません。夫婦、恋人、親子、昨晩のわたくしとグレーテのような友人関係。


 それらを持たなかった“かれ”は、刑吏にすら間接的な処刑器具で処されます。ある種の拒絶でしょう。

 それでも、君主であるわたくしは、すべての者の罪によりそいましょう。

 オレンジ、赤、紫。大きなハンドルを回転させるたびに彼の顔色が宵闇へと誘われてゆきます。悲鳴代わりに日没の骨折音。執行完了(オンナコンチェン)


 二人目の“かれ”は紙業に就いていた男。彼は斧の達人で、口論から同僚の首を一撃で伐採しました。これは嘆願書はあったものの、投票によってはねられた最初のケースとなりました。

 嘆願書はなにも、囚人を生かすためだけのものではないのです。被害者の関係者が“かれ”にとって不利益なことを書き入れるのも認められています。国民へ届けられるアンケート用紙は公平でなければなりません。

 ただ、嘆願書を書いた人たち同士の意見の食い違いが新たな禍根を作ることもあるので、わたくしたちは情報の流失には最新の注意を払わなければいけません。


 首を一撃で切り落とした彼にお似合いの処刑法とは?

 ……みなさんもご存知でしょう。世界で一番有名な処刑具『ギロチン』の登場です。


 ギロチンには面白いエピソードがあります。みなさんの記憶にあるギロチンの刃は斜めですね?

 あれを考案したのは時のフランス国王ルイ十六世だったのです。彼は工作が得意で、そのほうがよく切れると知っていたのです。

 わたくしも、古い処刑具について本で調べてボグダンにオーダーするさいは動作チェックに立ち会っています。このギロチンなら、本来の目的通り人道的な処刑が達成されるでしょう。


 ところでギロチン刑では罪人へ直接手を下せる人間が一名しかいません。

 この場合、誰に罪を背負わせるかといえば、君主であるわたくしのほかにはないでしょう。

 ただロープからやいばを解放するだけの仕事ですが、それでも確かにこの動作が人を殺めるのです。


執行完了!(オンナコンチェン)


 刑吏長の号令。わたくしは広がる血だまりを見ないように、ただまっすぐ広場の向こうの街並みを眺めます。それでも身体の反応は避けられません。

 女子は面倒ごとの期間中に欲求が増すことがあります。“かれ”の作る穢れの潮の香りは、あれと少し似ていました。


 首と血だまりを足元にしたわたくしへの歓声。

 処刑を繰り返しているうちに、ここに集まる国民たちの関心は“かれ”や被害者などではなく、事件における上っ面だけのセンセーショナルさと処刑の残虐さを娯楽にしているばかりに思えてきました。

 退屈がそうさせるのでしょうか? 彼らには愛が足りないのです。


「みなさま。本日もお集まりいただきありがとうございます。正義は執行されました。より良い形で。多くのかたがご存じのとおり、嘆願書による処刑の取り下げが可能となりました。これが有効に活用されるには、隣人との付き合いが必要不可欠です。悪の断罪も大切なことですが、事件に関わったすべての人々に理由とエピソードが存在します。そこへも目を向けてあげてください。彼らによりそい、声をかけ、話を聞いてあげてください。罪を犯す者も、被害に苦しむかたも、つくりださないことが大切です」

 それから、新たな制度についての具体的な説明をしました。

 被害者や囚人たちとの面会で得たものも共有したつもりです。誰しもがあの苦しみを理解し、愛をもって助け合えるようになれば、心の傷跡もすっかりと消せる時代がいつかおとずれるかもしれません。


 今日までの頑張りは正しかった。『ルカの語らい』をずっとずっとのサーシャ・コールが熱し続けます。

 そして、お父様は間違っていた。死刑制度の廃止は悪です。少なくとも今のソソンにおいては。

 君主の目耳が届き、臣民が互いに手を取り合える範囲には限界があるのです。処されるべき人間が消えるのはある種の淘汰。

 医療の半端な発展も、不幸な結末を招くのではないでしょうか?

 長く生きていたとしても、雪かきも出来ない身体で家に閉じ込められていて幸福でしょうか? 支えられるべきは身体ではなく心なのです。


 人は、幸せに満ちた心で死へ向かえればそれでいいのです。

 巨大な歯車の前では英雄すらも無力といいます。世界の歯車はかみ合っていないのです。


 どうか、この演説と映像を見て、世界がソソン王国を放っておいてくれますように。

 『冬眠の王国(スリープキングダム)』とでもなんとでも呼んでもらって構いません。醒めない暖幸(ハルユ)く夢を永遠に……。



 唐突に、視界のいっぱいに誰かの背中が現れました。見覚えのあるジュストコール。

「レオニート、何を? 国民からわたくしが見えなくなってしまうでしょう!?」

 わたくしは彼を叱りました。彼はすぐにわたくしの横に戻ります。


「誰かが王女陛下に向かって投石を行ったようです」

 彼は無表情で額を押さえていました。整った顔には一筋の(アカ)


 壇上にはこぶし大の石が一つ転がっていました。ギロチンはしっかりと仕事をこなしたはずです。そして、わたくしやレオニートだって。


「どうして……」

 みんなは称賛してくれてるのに。みんなと愛と信頼の交換ができたと思ったのに。

 いまだ続くサーシャ・コールの中、わたくしは泣き出しそうになりました。


「王女の愛の届かなかった憐れな者がいたのでしょう。お可哀想なサーシャ王女陛下。ずっと、頑張っていらっしゃったのに」

 憐憫の籠った言葉。

「レオニート……」

 このとき、わたくしは確信をしました。


 レオニートの言う通り、わたくしは可哀想なやつです。

 仕事や作法に関して口出しをしてきたのも、襲い掛かろうとした囚人を捩じ伏せたのも、ずっとずっとそばにあり続けようとしたのも、わたくしのためだったのに見て見ぬ振りをしていたのですから。

 彼はまじめなばかりで窮屈な人ではなかったのです。顔に表すのが苦手なだけで、ずっとわたくしのためを想ってそばに居続けてくれたのです。


 粉雪が踊り、鉄さびの香りがわたくしの胸へと忍び込みます。これはレオニートの勇気の証なのか、未だ片付け切れていない死刑姫の仕事の痕跡なのか。


「額が切れてしまっている。国民を解散させたら、すぐにわたくしが治療をします」

「王女陛下が自らすることではないでしょう。簡単な処置でしたら自分でもできます」

 彼の視線は国民へと向けられています。きっと二投目を疑っているのでしょう。

「いいえ。わたくしがします。させなさい。これは命令です」


「……お断りいたします」

 それも彼の性分なのでしょう。拒否は無意味です。絶対の権限をして強制することもできます。


 でも、この拒絶の一言はとてもつらかった。


 心が独りぼっちにされるような。誰かに置いてけぼりにされるような。何かの既視感(デシャヴ)とともに胸の中が冷えていくのを感じました。

 それとはさかしまに『ルカの語らい』は熱気に包まれたままです。臣民は壇上の事件に気付いていないようです。


 わたくしは、どうしたらいいか分からなくなって、戸惑いながら肘を持ち上げました。

 解散の発言をしたくて国民へ合図をしたのです。でも、彼らは未だに合唱を続けました。


「今のは合図に見えなかったのでしょう。君主らしく、もっと堂々とすべきです」

「は、はい……」

 レオニートの諫言。


 けっきょく、彼らは喉が枯れるまで静かになることはありませんでした。

 この人のせいです。ああもう、レオニートったら!

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