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4話 白く輝く者

アルヘナはジュリアスに戦い方を教えてた。ジュリアスは木刀をアルヘナの

頭部に木刀を振るうが、アルヘナは一歩下がり躱す。アルヘナは木刀を構え、

一瞬にしてジュリアスの目の前にきて木刀の切っ先をジュリアスの胸を突き

ジュリアスは倒れる。

「やっぱりすごいなアルヘナは」ジュリアスは笑いながら言う。

「私なんかより、ジュリアスの方こそ凄いですよ。ここ数か月で体術や剣術

呼吸もそれに、私の動きがわかっているような動き物凄い成長力です」

アルヘナは笑いながらジュリアスに手を差し伸べジュリアスは手を掴み立ち上がる。

メイドがジュリアスに言う。

「ジュリアス様ベルクックス様がお話があるのでお部屋に来るようにと」

ジュリアスは顔つきが変わりアルヘナに修行の礼を言いその場を去る。

ジュリアスはベルクックスの所に行き、何の用か聞く。

「今エンハンス王国は現王レグルスを支持する貴族とレグルスの考えを

否定する、貴族がいる。」

ジュリアスは兄レグルスの考えを否定する貴族たちの理由を聞く。

「考えを否定する貴族たちは帝国と戦うべきと言ってる。だが反対派には

リーダーがいない。自分こそがリーダーに相応しと言ってるやつばかりだ。」

沈黙が少し続きジュリアスは口を開く。

「・・・俺がその反対派のボスになればいいんだな」

ベルクックスは少し笑い言う。「なら明日シャウラの町に行き酒場に行て

シリウスて男に会いに行け」ジュリアスは部屋から退出する。

翌日ジュリアスは腰に刀を下げ屋敷を出ようとする。後ろから急いで、

走ってくるアルヘナが来た。アルヘナは息を整え言う。

「ジュリアス私も一緒に行きます。」走ってきたアルヘナを見て笑いながら言う。「ありがとう心強いよ行こうか」

二人はシャウラに着き大きな酒場に入る。ジュリアスは酒場のカウンター

に行き、バーテンダーに聞く。

「ここにシリウスて奴がいると聞いたんだが知っているか?」

バーテンダーは慌てたようにジュリアスの耳元で言う。

「あんた悪いことは言わないから、早く店を出て方がいい」

ジュリアスは疑問に思いバーテンダーに聞こうとした途端、後ろから男の

声がし、後ろを振り向くっと椅子に座り酒を飲んでる若い茶髪の男がいた。

ジュリアスは男に近づく。男が笑いながらジュリアスに言う。

「俺に用か小僧」

「あんたがシリウスか?」

「そうだそれでお前は、どこの誰だ?」

「ベルクックスにあんたに会うようよう言われてきた」

シリウスは立ち上がり手の甲を前に出し指輪が白く光る。

「そうかお前が例の・・・・ならここで死ね」

ジュリアスはアルヘナに叫ぶ。

「店から出ろ!」ジュリアスとアルヘナが店の出口に向かった途端爆発する。

「無事かアルヘナ」ジュリアスは膝をつき確認する。

「なんとか大丈夫です。けどさっきの爆発なんだったの」

シリウスは立ったままジュリアスに近づきながら喋る。

「よく気付いたな。俺が付けてる指輪は焼き焦がす能力がある」

ジュリアスは立ち上がり鞘から刀を抜き舌打ちする。シリウスも、鞘から

刀を抜き言う。

「俺を倒せたならーーお前の下についてもいい。」

シリウスの刀から炎が包んでいた。アルヘナも刀を持ち構え瞬時にシリウス

の目の前にいき、切っ先を胸を突こうとするがシリウスは横に躱しアルヘナ

の腹を殴る。

シリウスは地面に倒れるアルヘナ見てがっかりする。

「大した事ねえな、殺す気でこないと死ぬぞ」ジュリアスを睨む。

ジュリアスはシリウスに向かって走る。双方の刃先がぶつかり合う。

シリウスがジュリアスに質問する

「お前さっきの爆発といい俺の剣筋がわかってるみたいだがなぜだ?」

シリウスの切っ先を弾き相手の鎖骨に刀を振るうがシリウスは下がり

右胸に僅かに掠る。

ジュリアスは質問に答える。

「俺には、相手の未来が見える」シリウスはジュリアスを見て言う。

「左右の瞳の色の違い右目の瞳が鮮やかに紅いそれがお前の能力か」

シリウスの刀を包む炎が強くなる。シリウスとジュリアスの刃先がぶつかり合う。ジュリアスは頭上に刃先を刀で防ぐが片膝をつく。

シリウスはジュリアスの刀を押し込みながら言う。

「未来の先読みは厄介だが動きを封じ込めば終わりだ死ね!」

シリウスの後ろからアルヘナが刀を頭上にし大振りする。シリウスは気づき

指輪を光らせ爆発する。

煙からシリウスに刀が飛んできて持ってた刀が弾かれる。

「くそ連続では爆発できねえ、だが二人の内一人は刀は持ってない」

煙の中から一人走ってくる。

「終わりよ、シリウス!」アルヘナが横に刀を振るうがシリウスは瞬時に

後ろに飛び、煙の外に出るが後ろにはジュリアスが小刀を持ってた。

「やばい態勢がとれない殺される」シリウスは目を瞑る。

シリウスは地面に転がる。シリウスは痛みがなく目を開ける。

「・・・・生きてる」

ジュリアスは倒れてるシリウスの頭上に立っていた。

「勝負あったなシリウス」

「なーーなぜ殺さなかった。」

「あんたは殺せとは言ってなかった」

ジュリアスはシリウスに手を差し伸べる。シリウスは笑い手を掴み立ち上がり

ジュリアスの顔じっと見つめ言う。

「俺の負けだ認めてやるよ。今からお前の下につくよ」

ジュリアスは少し微笑む。

「ジュリアスあんたのことを、何て呼べばいい王子かボスか?」

「俺のことはボスでいい。」

アルヘナがジュリアスの元に走ってくる。「ジュリアス怪我してない?」

「多少はしたけど町でこんだけ暴れたから兵士たちが来る」

シリウスが二人に言う。

「そうだな、なら俺の屋敷にとりあえず来ませんか?」

アルヘナがシリウスの態度が急変したことにジュリアスに言う。

「信じてはだめです。私たちをいきなり殺そうとしたんだし」

「ボスをいきなり襲ったのは訳があって、そのことは屋敷で話すんで信じてくださいボス」

真剣な顔のシリウスを見たジュリアスは「分かった急いで向かおう」

三人は屋敷に向かう。

読んでくださりありがとうございます。

これかから読んでくれると嬉しいです!

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