プロローグ
処女作です。
これから頑張るo(`^´*)ので応援よろしくお願いいたします。
俺は神木勇哉。ごくごく普通の男子高校生だと自称している。
だが、世間一般的に見れば、それは違うと誰もが思う。何故なら、父は世界一とまではいかなくてもそこそこ有名な会社のトップ。つまりは、社長だ。母は日本に住んでいる人の中に知らぬ者はいないとまで言われている学園の理事長。ちなみに、俺はその学園の生徒だ。
そのせいで俺はよく初対面の奴に「どうせ、親のコネで入ったんだろう。」とか言われたり「親の威厳にすがらなければ生きていけないの?」とかふざけたことを言われる。
だが、俺は正直どうでもいい。何故ならば、そう!俺はほのぼのと自由に生きていければそれでいいと思っているからだ。
前置きはさておき、俺は今猛烈にピンチである。えっ?何でって?聞きたい?え~どうしよっかな~?
ちょっ!?待って!話すから!だから戻ろうとしないで!
今はテスト中だ、しかも全く分からないときている。どうしよう。ヤバい。もういっそのこと放棄しちゃおうかなと思うくらいヤバい。別にカンニングは出来ない訳じゃない。やろうと思えば簡単にやれる。
だがしかし、そこには大きな問題が発生している。それは、担当の先生である。バレれば即アウト。結果は0点だ。それに母にバレるというオマケつきだ。そうなれば、お小遣い減額!ゲーム没収!最悪だ!
しかし、神はまだ俺を見捨ててはいなかった。
ゴゴゴゴゴ!!!!
突如として起こった地震。慌てるクラスメイト、寝惚けて何がなんだか分かっていないであろう先生、そして、テスト中止になるんじゃね?と思いつつ、内心めっちゃ慌ててる俺。
すると、ピタッと何もなかったかのように収まった地震。その瞬間、
ピカッ!!!!
教室の床に神々しく光る魔方陣が現れ、俺の意識は暗転した。
大丈夫かなぁ?
ちょっと心配だわ。