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二百六十三話目 解説と言う名の時間稼ぎ


12月15日の更新です。

本日も宜しくお願い致します




 僕がシルビアーナに当ててしまった光魔法は、コローレのご飯でした☆




 まぁ、なんのこっちゃ?って感じだよね?


 魔王だけじゃなく、他の皆も似た様な顔してるし。



 いやね?さっきっからシルビアーナと魔王闇鍋の戦いっぷりを見てたんだけどさ、明らかに最初の動きと最後の法の動きが違いすぎて、ぶっちゃけ魔王に何かされたのかと思って心配したくらいなんだよ。


 でも、魔王は別に魔法を使った形跡も無いし、あの爪とかにも毒の類いは見受けられなかったんだ。


 まぁ、少なくとも爪の方はスカーレットとブロナーに聞いて確認したんだから、間違いは無いと思うよ?うん。



 で、じゃあ何で?ってなった時に、僕はあれを、シルビアーナじゃなくていつものコローレの事として考えた。


 それで導き出した答えが、



 あれ?これ【ガス欠】じゃね?



 だった。って訳だ。



「ちょっ、ちょっと待って?」


「じゃあ、あっちで待ってれば良いですか?」


「そう言う古典的なボケは良いから!俺にはシルビアーナ様の動きが悪くなった事は分かっても、コロさんがガス欠になった。何て分からなかったんだ。そこのところも詳しく教えてもらえないかな?」


 ちぇ。


 渾身のギャグが滑った僕は、ちょっとブスくれながら、説明の続きを話した。


 因みに、まだシルビアーナの姿は砂煙?に包まれていて見えない。


 黙ったままなのが、ちょっと、いや、かなり怖い。



「裕翔さんは、僕が毎日精霊達に【ご飯】と称して、自分の魔力を分け与えていたのは知っていますよね?」


 背後のシルビアーナを気にしつつ、僕は逆に、裕翔さんに問いかけた。


 魔王も大人しくしてるし、この際ちょっとでも良いから時間稼ぎしておきたかったんだ。



「え?あぁ、知ってるよ?毎日よくあれだけの魔力を放出して魔力切れを起こさないな~。って、感心してたくらいだから」


「あれね?燃費の良い風華と美里、それに咲良何かはMP的に言うと、100ずつくらいしか使わないんですよ。で、燃費の悪いシャドでも300。それに対して、コローレは何と20,000です。ね?コローレだけおかしいでしょ?」


「…………MP100に対して20,000?うん、それはおかしいね?って言うか、おかしすぎるね?そりゃあ、君の最大魔力値だって上がるよね!?」


 裕翔さんは、後半まくしたてる様にして、ウンウンと何度も頷いた。


 他の皆は唖然としている。


 うん?何で魔王までビックリしてんの?あんたコローレが【ラング・ド・シャ】だった頃からの昔馴染みなんだろ?




そう言えば、昨日は忠臣蔵の討ち入りの日でしたね?

まぁ、あれは旧暦の12月14日なので、実際は1月後半くらいになると思いますが…。


さて、本日も此処までお読み頂き、ありがとうございました。

明日もまた同じ時間に更新致しますので、宜しくお願い致します


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