親父の日常
親父はええ年して、動き出した。
小説の世界観は、宗教統一及び統合へ向かって進んで行く。困難も顧みずに。
その準備はすでに実施され、継続中でもあった。
親父の日常は淡々と進み、仲間も増やしていく。・・・・・・・・
彼は感じた。
兄に話しかけて見ようと思うたが、お互いに忙しく相談できなかった。
世界平和のために。
彼は一人で自宅の二階寝室でお祝いをしていて、祝盃を掲げ笑っていた。一階の台所の換気扇の下に煙草をしに下りていった。その後、二階に戻ろうとしていた。
じゃじゃん、じゃじゃん。運命の針は確実に動いていた。
15段の階段を上りきった彼に、天使が微笑みかけた。
にか、にに。
微笑みかけられた彼は気づいていなかった。
かれは階段の踊り場までたどり着いた。なんと彼の足下には雑誌がおいてあった。彼は何日も前から自宅の片づけをしていたのであった。そのためそこら中、乱雑しほうだい、その上二階の部屋の入り口の襖は右側、なんとそこにその雑誌が置いてあったのだ。
ついにその時はやってきた。やってきた。やってきたのであった。
彼は雑誌の上に左足をのせてしまった。
彼の右足だけで支えきれず、左手は藁おもつかむおもいとなった。そこに踊り場の窓にかけられたレースのカーテンが目に入ったのであった。左手でレースのカーテンをつかんだ。体のバランスは崩れていた。なんとレースのカーテンともに階段を転げ落ちていった。
右肩鎖骨骨折、左手小指亀裂骨折、右肩打撲、背中打撲、左手小指全間接打撲などのケガをおった。そういえば右上腕骨もしたたかに打ち、階段下に転がった。
書き終わったらね。楽しみでしょう。へへへ。