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長く短い旅

作者: きらきら星

長い旅の真ん中で

いつか見た夢

いつか追う夢

いつか。


どこまで歩いても

明日が見えてこない日

誰かが果たすものに

すべてを羨む時


流れがいつしか自分を変える


純な心を忘れ去り

いつしか盲目になる


破れた気持ちを繋ぎ止め

すがる糸がささくれて

先が見えない苦しさに

すべてが荒れ果てる時


流れがいつしか自分を失う


短い旅の端っこで

いつも見る夢

いつも追う夢

いつも。


淡い光が見えた時

鋭い線が見えた時

何かが弾ける


何かが潤う


長く短く潔く

そして

輝かしく






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― 新着の感想 ―
[一言] なんだかすごく綺麗な詩だなと感じました。
2016/02/19 17:02 退会済み
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