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魔法

オルドの身長は175ぐらいで、ユダの身長は160ぐらいです。

いつかキャラのトラウマを掘り返す回やると思います。

※この作品はフィクションです。特定の宗教、団体、個人を貶める目的はありません。

 「ここが俺たちの所属するギルド「カロリング」だ。」


 ギルドのドアを開け、中に入りながらオルドは言う。


 「ギルドは冒険者が所属する組織の様なもので…冒険者というのは基本的に何でも屋です。」


 「まあ専門分野に特化したやつとかそういうやつら用の資格があったりするがな。」


 「ギルドを作るのは結構簡単でな、冒険者集めて形だけでもギルド加入証を作ればほとんど完成だ。」


 そう言いながらオルドはギルドの奥に進んでいく。


 「このギルドは護衛だとか探索系の依頼が多い…まあ多めなだけで採集とか狩猟系の依頼も十分あるけどな。」


 いくつかある扉のうち、一つの扉の前に辿り着く。


 「お土産持ってきたぞー。」


 オルドは扉を開け、中に入る。


 「その…調査終えてきましたよ。あと姉さん、ただいま。」


 扉を開けるとそこは事務所の様な内装で、男が1人、女が2人、いわゆる獣人のような者が1人…1匹?いた。


 「こ、こんにちは…」


 「ユダ、おかえり。あと異世界人だったの?変異体じゃなく?」


 黒髪に少し白髪が入った高身長の女がそう質問した。


 「ああ、変異体とかじゃ無かったぞ。」


 オルドはそう答える。


 「戻ってきたか!結構早かったな!」


 全体的に身体が大きく金髪の男が応える。


 「あ、お前宛に依頼来てるから後で目通しといてくれな。」


 犬のような頭をした獣人…?が一瞬こちらを見て応える。


 「あ〜分かった。」


 「その子が異世界人?」


 少し淡いピンク色の髪をした女は少し興奮した様子でそう言う。


 「そうです。」


 「名前は夢見 現って言うらしいぞ。」


 「マジ?勇者召喚でもしないとこんな事ありえないはず…一体どうして?近くに宗教団体でもいた?いやそもそも勇者召喚だったらかなりの制約を付けられてる筈だ…だがそのような様子は見られない…もしかして神的存在による物?」


 「まあそんな事は後で考えようぜ。取り敢えずお前ら自己紹介してやれ。」


 「ああ、私の名前はベア、ユダの姉です。よろしく。」


 黒髪に少し白髪が入った高身長の彼女はベアと言うらしい。


 「俺の名前はオリヴィエ、この中じゃ1番強い。得意なのは殴る蹴るだ。」


 身体が大きい金髪の彼はそう答えた。


 「…俺の名前はグレイ。獣人だ。今少し忙しくてな、また後でちゃんと自己紹介してやる。」


 自らを獣人という物は本当に忙しいらしくこちらを見ないままそう応える。


 「私の名前はファウストで、世界で2番目ぐらいには天才だよ。」


 淡いピンク色の髪をした女は自称"世界で2番目ぐらい"には天才らしい。


 「あ〜夢見?多分明日は俺いないけどファウストが世話焼いてくれるはずだからよろしくな。」


 オルドはグレイから渡された依頼書に目を通しながら少し面倒くさそうに言う。


 「いいかファウスト。お前にも言ってるんだぞ?お前が異世界人が欲しいって言うから持ってきたんだからな。」


 「え…?」


 夢見は数瞬の間困惑した顔を見せた。


 「夢見って言ったっけ?大丈夫だよ。ちょっとしたテストをするだけだから。」


 「えーっと…取り敢えず来てもらえるかな。」


 ファウストは少し申し訳なさそうにそう言うと、夢見を連れて部屋を出る。

外はもう夕方になっていたが、ファウストはお構い無しと言う風に夢見を連れて行った。


 ◆◇◆


 「取り敢えず聞くけど…魔法使える?」


 そう言いながらファウストはゴーグルのような物を掛ける。


 「使えます。」


 「じゃ、何が使えるか教えてくれる?」


 「手の指から火を出す程度です。」


 「なるほどね。後で他の魔法も教えてあげるから一回使って見てくれる?」


 「わかりました。」


 「口調硬すぎない…?」


 ファウストが愚痴を漏らす間に夢見は魔法を出す準備をする。


 「じゃあ出しますね…ファイア!」


 それと同時に夢見の指からは前よりも大きい火が上がり、指を火傷する。


 「あつっ!」


 「あつつ…で、その…」


 「なるほどね。大体分かった。」


 「まず最初に言うとそれは人間が使う魔術ではない。そもそも魔法の体系には二種類あって、精霊魔術と独立魔術に分けられるの。で、基本的に"人間"や"魔族"、"獣人"が使う魔術っていうのは精霊魔術で、これは空気中に点在する精霊の力を借りる魔術だ。だから精霊たちに話しかけるために独自の言語を使う必要がある。」


 「それを口に出すのが"詠唱"で、それを書くのが"魔法陣"だ。」


 「で、簡潔に言ってしまえば、それは詠唱ではない…そもそも精霊の言語ですら無い。」


 「だと言って魔法陣が展開されている訳でもない…つまりその魔術は独立魔術と言うことだ。」


 「独立魔術と言うのは一部の人間や魔族にしか扱えない代物だ。そもそも私たちには魔力を火や水にする方法が分からない。だから精霊の力を借りて魔力をそれらに変換してもらう必要がある訳だ。」


 「でも君はそれを変換する方法が―


 「ファウスト。そろそろ暗くなってきたよ。説明はまた後でも良いんじゃないかな?彼女も困惑しているみたいだしね。」


 ファウストが少し興奮しながら早口で話している所に突如、身体の右目や右腕、全身の皮膚の一部なとがない女が現れた。

普通ならおぞましいと思う所だが、何故か神々しいと感じてしまう。

――いや、何かがおかしいような…


 「あ、バートリさん。」


 「こんにちは…」


 「こんにちは。夢見…と言ったかな?君が使う魔法は私が使う魔法と似ているものだ、後で使い方を教えてあげよう。」


 「おっと、自己紹介を忘れていたね。私の名前はバートリ、このギルドの副ギルドマスターだ。実質ギルドマスターでもある。」


 「とりあえず今日泊まるところを紹介してあげようか。おいで、夢見。」


 夢見は何か安心するような彼女の声に従い、ギルドの一室に案内される。


 「今日はここで寝なさい。あとでご飯を持ってくるから少し待ってて。」


 「はい、ありがとうございます。」


――――


 食事が済み、後はもう寝るだけだ。

…風呂が無いのが少し気になるが、この時代なんてこんなものだろうと1人で納得する。

もう寝よう。今日は色々なことが起き過ぎたせいでクタクタだ。

明日は魔法の使い方を教えてもらおうかと考えているうちに思考は切れていき、夢の中に沈んでいく。

小説って難しいね

ちょっと待って色々ぐちゃぐちゃじゃんどうすんのこれ

軌道修正不可能で草

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