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レート戦なんて僕には関係ないよね (裏)

side~如月 灯~


今噂となっている転校生、斎藤 武

聖内学園初の異例の無能力者の入学、明らかに何かしら裏があるだろう

今ある噂だけでも、親のコネだとか本当は高ランク能力者であるだとか無能力者だが実は多大な力を持っているだとか、どれも眉唾物だ。


(私が化けの皮を剝いでやるんだから…)


何となく自分が必死に努力して入ってきて、誇りを持っている学園に何の変哲もなさそうな無能力者が入ってきたことが気に食わなかったのだ


そうしているとと今噂の転校生が見えてきた


(あれが斎藤武…)


どう見ても彼はどこにでもいる学生にしか見えず、噂のような人物には見えなかった

やはりコネか何かしらで入ってきたのかと思うと、いつの間にか口が出ていた


「貴方、私と勝負しなさい!」


そして端末で相手に勝負を申し込む、するとすぐに承認された


「あらなかなか度胸があるじゃない、この私との決闘を受けるなんて」


不可視の弾丸と呼ばれている私との勝負を迷いなく受けるなんて、それともただ私のことすら知らない愚か者なのかしら?





そして今ちょうど空いていた決闘場に移動する

そして勝負が始まるーーー

前に無能力者とのバトルなのだからハンデぐらいはくれてやるべきだろう


「さあ、始めましょうか、ハンデとしてそこに用意されてる武器は使っても良いわよ」


無能力者なのだし、素直に受け取るとも思っていたーーー

が、相手はそれを取るそぶりも見せず


「いいよ、武器なんて使うまでもない」


あろうことかハンデを受け取らず、自分に勝つことを宣言までしてきたのだ

少し頭に来た灯は改めて相手を完膚なきまでに叩きのめすことを決める


「っ!、良いわ叩きのめしてあげる」


カウントダウンが始まる 3・2・1 スタート!


灯の能力は不可視の弾丸という名前そのままで見えない弾丸を手のひらから発射することができるというものだ、本物の弾丸と比べればいささか殺傷能力は劣るがそれでも一撃で成人男性を鎮めるのには十分な威力を持っていた


開始直後相手は全速力でこちらに走ってくる、間合いを取られると不利な能力なことから戦法としては必ず間違っているわけではないが、隙だらけであり相手の速度も遅く、当ててくださいと言っているようなものである


(はあ、やはりただの無能力者でしたか…)


相手の身体能力や無策さを見て、相手がやはりコネか何かで入ってきたのだろうと確信し、落胆する

しかし勝負は勝負だ。気を引き締めなおし相手の顔面に向かって一発弾丸を発射する。


ここで油断せずにもう一発撃っておけば結果変わっていたかもしれない

しかし相手の様子を見て「ただの無能力者」というレッテルを貼ってしまった今、それは不可能なことだったのだろう


灯が銃弾を打つ瞬間相手は走りながら急に前宙をした


(なっっ!)


見えないはずの弾丸を前宙の勢いで踵で蹴り返し、あろうことかその弾丸は自分の頭に向けて一直線で飛んできた。


聖内学園の生徒なら避けられないほどのスピードではない、だか不意をつかれた上に、見えない弾丸であり蹴り返されたと気づくまでにも時間がかかった今、それを避けることはできなかった


「がっ!」


一撃で意識を落とされ外に放り出される


『勝者 斎藤武』


勝者を伝えるアナウンスが鳴り響く



$ $ $ $ $


この勝負の行方は瞬く間に広まり、さらに噂に尾ひれがつくことになる

それが武に牙を剥くことになっていく




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