逃げ水は弱酸性。
「2020年。人類は戦争をしていた。とてもくだらない理由でだ。戦争の被害者からしたら隣町のオヤジの4日前の夜ご飯ほどにどうでもいい理由であった。しかしこれを寝転がって読んでいるそこの貴方にとっては更にどうでもいい、話だがね。」1人の青年が話を遮る。「な〜に1人でブツブツ言ってんだよ、ボブ!歯の裏に昔ママが焼いてくれた…青海苔のキノコチャーハン、だっけ?その青海苔が挟まってんのかよ?」こいつ、言いたいことだけ言いやがって。ボブは怒気を含み「マイケル、お前ママをバカにしてんのか?〜シナモンを添えて〜も言えよ、ぶっ飛ばすぞこのイチゴパンツ!」
マイケルは言い返す「何?イチゴパンツのどこが悪ぃんだ!言ってみやがれ!」「読者にもイチゴパンツ愛用者が居るだろうから辞めておくよ」「そんな事か。なら心配ないね」「なぜそう言えるのさ」「そりゃ考えろよ」当たり前の事を言う顔をしながら顎を撫でマイケルは言う「これを読んでる人なんて居ないからさ。なろうの有象無象でこの作品がバズるかよ?分母を考えろよ。」ぐぅのねも出ない。「メタなことは言うの辞めようぜ」鼻で笑って話を変えた「はんっ、んにしても喉乾いたなぁ」「それな。蝉も脱水症状だしな。蝉も喉が渇く。ほら、タイトル回収だよ喜べよ」「やめろ読者に荒い言葉使うなって!俺らなんか作者の意向で消されるんだからさ!」そうだ、ボブ。俺の力を使えばお前らを生かすも殺すも俺次第なんだからな。「ちぇい!ダメだ!語り部と会話しちゃダメだって!デップーでもこんなんしないって!パパにバレたら地下室行きだぜ。」「ヘェマイケル。お前の親厳しーんだな。」「まぁ厳しいけどいい親だぜ?」「にしてもお前変わってるよな」「は?何処がだよ?生まれてこの方変わってるなんて言われた事は〜、1、2、、、、、49、1000.....5098、、6800、、ぐらいしかねーぞ」「めちゃくちゃあるやんけ。毎日言われとんやないか」「で、何が変わってるんだよ?」「いや、俺ら今捕虜で肉体労働中にこんな雑談してる事がよ。」「あぁ…そうだったな。せめても忘れたかったがな…ママの青海苔のキノコチャーハン〜シナモンを添えて〜を食べたいな。」「もうお前のママ栄養失調で逝ってもう1年か。」蝉達の喧騒がボブの鳴き声をもみ消してくれるだろう。
どーせバズらんよ。もし読んでくれた方おったらレビュー書いてください。無気力モチベ無しでやってるんで相当力になります。