表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/65

中節 王女の拉致

今回はすごく短めな話になります。

 神聖国イルシアの領土内近くの森林にてテントを張って潜入している部下たちの報告を待つ一群がそこにいた。

 それは雄大な土地と武器の製造は世界でトップクラスであり実力もある最大国家のユークラシオン大帝国軍の一群。

 その軍を指揮するのは大帝国の長たる王女、イリア・ルー・ユークラシオン。

 彼女はテント内で優雅にお茶を飲みながら部下が貴重な情報を持ってくるのを期待して待つ。


「遅いですわね」


 いくら待っても遅く、そろそろ潜入させてから4時間は立とうとしていた。

 合図として国内が騒々しくなるのを兆しにこちらも動く腹積もりであったがその気配はない。


「まったくあの馬鹿は何をしておりますの?」


 いらだちもピークに差し掛かった時にテントの外で何か騒々しい音が聞こえた。


「あら、ようやくですのね。全く待たせるんじゃありませんわよ」


 テントの外から出ようとしたときに一人の部下は入ってくる。


「王女殿下、今すぐにアタシにつかまって! この場は危険!」

「なんですの?」


 彼女は血相を変えた表情で私の腕を掴もうとしたが急に悲鳴を上げてその場で倒れた。


「え」


 彼女の背中に大きな切傷があることに気が付く。

 流れる血液の量は明らかな致命傷。

 静かな気配を感じて顔を上げる。

 そこに一人の見覚えのない男。


「はーい、どうもでぇーすユークラシオンの王女様」

「あなたはだれ――」


 一瞬にして意識を奪われる打撃を受けて気を失った。


次回更新はまだ未定です。早くても来週の土曜日以降を予定しておりますが待たせる可能性があります。


申し訳ございませんが気長にお待ちいただけると幸いです。



本作品を読んでくださった方々様、少しでもこのような拙い文章の作品ではございますが面白いと感じてくださったならブックマークよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ