車両基地殺人事件
犬山は今日電車に乗って外出していたが、その帰る途中に降りる駅を乗り過ごしてしまい、車両基地に着いてしまう......
駅員「お客さん!もう車両基地ですよ!早く起きてください!」
犬山「はぬあっ!!......ってあれ?」
駅員「お客さん、あなた寝過ごしたんですか?ここ見てわかりますか?」
犬山「沢山電車があるな......この電車に鉄道博物館行きなんてあったっけな......?」
駅員「だからここは車両基地何ですよ!」
犬山「車両基地!?ってことはおもいっきり寝過ごしちゃったのかぁ......」
駅員「ついさっき最終も行ったし、回送に乗せる案もありますけど、夜は騒音騒音で中々電車が走らせられないので、今日はここで寝泊まりしてください」
犬山「いいんですか?」
駅員「大丈夫ですよ、この電車は明日は朝の10時までこの車両基地に置く予定ですから」
犬山「ありがとうございます」
駅員「何なら布団も用意しましょうか?流石に電車の床は固いでしょう、椅子で寝転がってもいいですけど多分転げ落ちますから」
犬山「そこまで気遣いしてくれるとは......何て優しい人なんだ」
駅員「いえいえ、そんなことはありませんよ、人として当然の事をしたまでです」
犬山「分かりました、では今日はお休みなさい」
駅員「お休みなさい」
だが翌日恐ろしい事件が発生した。
犬山「うーんよく寝た......!?」
犬山の目の前......つまり電車の天井の部分で異様な光景が見えた。
それは、電車の広告の用紙でまるでミイラのようにグルグル巻にされた男の死体があった。
犬山「ってことは現場は僕しかいない密室の空間となるのか......」
駅員「そうですね、あの車両は開かないようにしてましたから」
犬山「それは何故?」
駅員「あの車両はトイレ付きで外からトイレットペーパー泥棒が入ってくるんですよ」
犬山「それと気になったことがあるんだけど」
駅員「何ですか?」
犬山「布団に沢山の糸屑があったんだけど」
駅員「それは布団の糸でしょう」
犬山「それであの男は誰なんだ?」
駅員「車掌ですね」
犬山「車掌が何故あんなことに?」
駅員「分かりませんよ、車掌は寝る前に車両の確認をするために電車の車掌室にいたみたいですが......」
犬山「さっきみたら打撲された跡もありますね」
駅員「つまり死因は打撲と?」
犬山「さらに広告には小さいけど無数の穴が空いている......そうか!」
駅員「何か分かったんですか?」
犬山「駅員さん!犯人はあんただ!」
駅員「え?何を言ってるんですか?」
犬山「トリックが分かったんだよ!それを実行できるのもあんたしかいない!」
駅員「証明してみてくださいよ」
犬山「あんたは車掌室にノックとかをして車掌に車掌室に入れてもらってそのあと殴った!それで電車......俺がいる車両以外に吊革を使って糸を張った!その糸を通すために無数の広告を使って滑車の要領で俺の車両まで飛ばした!」
駅員「待て!なら何故その車両の天井に死体はあったんだ!」
犬山「布団の糸屑......あれは糸屑型の磁石だったんだ!」
駅員「くっ......」
犬山「認めろ!」
駅員「そうだよ!車掌はいつもパワハラばかりしやがる!我慢の限界まで来てたんだ!しかも......やつは嘘の情報を流し、電車を遅延させ、それを全部俺の責任にしやがった!」
犬山「なるほど......」
犬山「今回はこれでいいでしょう」
美少女「ちょっ!戻せ!おいこら!」
犬山の目の前のスマホには美少女がいた。
犬山「電車のアプリの美少女って嬉しいでしょ?」
美少女(駅員)「そんなことあるか!やめっ!タップするなぁぁぁぁぁぁぁぁ!」