キャラクリ1
次の日の少し早い朝食、いつも休みの日は8時に朝食をとっているが今はまだ7時だ。
なぜ早いのかというと8時からゲームが始まるからだ。
設定は昨日のうちに終わらせておいた。後は
自分のキャラを作るだけだ。
「おーい、火凪そろそろ始まるぞ!」
「はいはい兄さん」
二階に上がりそれぞれの部屋でVR機器をつけて
ベットの上に寝っ転がり、電源を入れる。
[起動中です…装着者の姿勢の安全を確認。
何をしますか?]
Second World起動
[Second World起動中です…異常なし。Second Worldを起動します]
特に何かあるわけでもなくすんなりとゲームが起動、すると目の前にカウントダウンが表示される。
激しく光り出した。…今度は七色に光り出した。
目がチカチカします。 うざいですね。このカウントダウン。
そしてカウントがゼロになると
ど〜ん!と音を立てて花火のようになりました
タイトルから先に進むと白い空間にいました。
[Second Worldの世界へようこそ。早速あなたの分身、もといキャラクターを作成しましょう]
中性的な声が聞こえてきました。
すると目の前には自分の分身、機器の初期設定で作成したデータが表示されプレートが空中に展開
まあ元から変える気はほとんどないので髪と目の色だけ変えますか髪の色は不自然ではない銀色
目も不自然ではない金色にする。
あ、そうだ髪の長さも変えよう、えーと、
ストレートで肩甲骨より少し下あたりにしましょう。
[髪型はゲーム内で縛ることはできますが、伸ばしたり、切ったりすることはできません。]
うん、我ながら良い出来です。
[種族を選択してください]
なになに?
人間、平均的
運営から一言[とりあえずこれを選べばゲームはできる!]
獣人、狼、兎、熊、狐、猫
種類によって優れたところがある
狼、筋力。 兎、器用。 熊、体力。狐、知力。猫、素早さ
ドワーフ
筋力と器用に優れるが足が遅い
エルフ
知力と器用に優れているが体力が少ない
この四つから選べるのか、兄さんに聞いた話によると人間は基本なんでもできるらしい
獣人は種族によって得意、不得意が別れるから
一概にこれが一番というのはないらしい
ドワーフは鍛治や細工なんかの職人向けらしい
エルフは魔法、魔術特化型で体力が低いからソロには向かないらしい
むー、これは悩むなー