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異世界に転生しちゃいました…  作者: 水谷琴子
第一章 転生準備
6/10

第五話 突然始まりました。

大変、申し訳ございません。リアルが忙しすぎて、なろうにログインする暇がなかったのです。(´;ω;`)世の中は夏休みだというのに・・・夏休みだというのに。(大事だから2回言いました。)

あと、1章は転生前なのにすごく長くなりそうですが、どうかお付き合いください。(←切実)

面白かったら評価(←ポイントのやつです)つけてください。お願いします。

 私は何だか面白そうで何かありそうな真ん中の道を進んでいた。あの看板を超えるとお花畑が広がっていた。先が見えないくらいの広さだ。まんま天国みたいじゃん、と思ったけど花がない道らしきところがあったから、ここを進んでいる。

 

 体感で1時間ほどたったころ、お花畑の端がみえてきた。だんだん植物が花から草に、草から木になっていった。なぜこんなにも変わっているのかと疑問に思いながらもそのまま歩き続けていると、ウサギやトリなどの小動物が出てくるようになった。だが、私はこの先に何があるのかが気になってその少しずつ変わっていく周りの様子に気づかなかった。


 ふと周りを見てみると日本ではめったにお目にかかれないような大自然が広がっていた。

 驚いたが、すごいなここと呑気に思いながら自然を楽しんでいると——


「迷ったーー!」


 いつの間にか帰り道が分からなくなっていた。帰り道が分からないとなると急に不安になってきて、壮大ですごいと思っていたジャングルは不気味に見えてきた。とりあえず、ここは死者の世界とはいえ、何かに襲われたらけがはするかもしれないし、高い所からこの周りがどうなっているか見てみようかな。


と、いうことで改めて周りを見渡してみると、高い山があった。なぜさっき気がつかなかったのか不思議なくらい大きな山だ。とりあえず太陽は真上にあるから今は12時ぐらいだと考えたら日が暮れるまで時間はあまりないかな。急ごう。


ふう。やっとふもとまで来た。もう夕方になってきている。急いで登らないと。

どこから登ろうかと思って、山の周りをまわっていると、不自然に階段状になっている場所を見つけた。さすがにこんなに露骨に階段の形をした場所を見つけてしまうとこの大自然は作られたものなのではないかと思えてくる。まあ、今は時間がないから親切な階段を上っていこう。


山の頂上まで登ってみると開けた場所があった。そこから森を渡してみると





―――――そこは壮大なジャングルだった。





 なんじゃこりゃ。何でこんなに広いねん。何なのここ。出口も見当たらないし。とりあえずしばらく出られそうにないからしばらくここで過ごそうかな。もう太陽が沈みかけているからさっさと火をおこしちゃおう。


こうして火をつけた私は周りの草を集めて簡易的なベッドを作り、その日は寝た。





──・──・──


――――ね・・ん!あ・・ねさん!茜さん!


 名前を呼ばれたような気がして起きてみると、辺りは真っ白だった。あの霊道ってやつに似ている。ふと気配を感じ、そこに目をやると、目の前に知らない男の人がいた。


「わ!びっくりしたー。えっと、貴方は誰ですか?」


とりあえず質問してみる。


「あ、やっと気が付きましたね。僕はテラード。看板にあったと思うけど、僕は創造神だよ。茜さんに伝えたいことがあって、来ました。」


テラード…?あ、看板書いてた人か。人かどうかは微妙だけど。


「えーとですね、まず、この場所は、茜さんの夢の中です。今、茜さんは真ん中の道を選ばれたので、半分生きていることになっています。生きている、といってもこの、天界にしか存在することはできませんが。だから夢を見ることが出来ます。」


「え?半分生きてるってことは痛みとかも感じるってことですか?私は何をすればいいんですか?っていうか何でこんな場所があるんですか?」


「ちょ、ちょっと待ってください。ちゃんと答えますから。まず、今のあかねさんには痛覚はありませんが、HPがあるのでそれが減っていきます。HPがゼロになったら自動的に天国に移動しますよ。イメージとしてはリアルなRPGだと思ってもらった方がいいかも知れません。

次に、茜さんにはこれから、クエストをこなしていってもらいます。クリア出来なくても天国に行くだけなので安心して楽しんでもらったら良いですよ。クリア出来たら、僕が普段過ごしている所に招待しますよ。この場所はそのためにあります。」


その後もテラードさんの話は続いた。



テラードさんの説明が終わったと思った後、瞬きをするとジャングルに戻っていた。


テラードさんの話を要約すると、このジャングルでそれぞれの分野ごとにある目標ポイントを達成することで、ここから脱出するということらしい。ポイントはその分野にかかわることをすると自動的にたまっていくらしい。でも、たまったポイントは自分で確認することはできず、テラードさんだけが確認できるそうだ。ここでは、前世(?)では無かった魔法が使えるらしい。ステータスがあってレベルやスキルなんかもあるみたいだ。


最初にテラードさんから支給されている物は

1.模擬刀

2.寝袋

3.非常食

4.鉄の延べ棒

の四つだ。


これらを使ってここで目標ポイントを達成していけば出口が出てくるらしい。

魔法かあ。すごく楽しみ。


こうして私の、日向茜としての最後の大イベントが始まった。


誤字脱字があれば報告お願いします。

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