表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
四国でみんな生きている  作者: 山田忍
四国でみんな生きている10
39/40

徳島でみんな生きている10

 徳島県、太陽が高く昇っている時間、セルたちはモンスターを狩っている。

「とおっ!」

「ギャァァァ……」

 蛇型のモンスターはセルのキックで気絶した。

「やったのう!」

「セル、やったね!」

 おババは蛇型のモンスターを解体して、食べやすい大きさに切っている間に、ゴブ平は野菜を切ってサラダを作っていると、セルがやって来て、

「ゴブ平、てつだおうか?」

「セ、セルが⁉」

 ゴブ平はあり得ないと言う表情で驚いている事に、セルは不思議そうに、

「なんかへんか?」

「い、いや……じゃ、じゃあ、レタスちぎって」

 ゴブ平がセルにレタスを渡すと、セルは笑って、

「まかせろ。やあ!」

 怪力で丸ごと粉々にした。

「セル‼ ちぎるだけなのに~!」

「できたぞ! れたす‼」

 セルが、粉々になったレタスを嬉しそうに見せていると、後ろからゴブ平は殴られた。

「セルはよくやったねぇ。——いつまでやってるんだい? もう出来たぞ」

「いてて…………。あっ……はい」

「めし!」

 モンスターの焼き肉とレタスだったもののサラダの昼食を終えると、セルは走り出した。

「セル、どこに行くの?」

「ちゃんりなのところー! おやつ!」

「じゃあ、待ってよ! 一緒に行くから‼」

「ワシも行くのじゃ。何か儲け話があるかもしれないからのう」

「おババ……」

 三人はバー・ルージュに向かった。

 これが徳島県の日常だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ