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第十四章‐魔界

 

 

迷い込みファンタジィーとは、こういうものかと思った

いきなりわけのわからない場所にいた、いつからそこにいたのか、そしてどの瞬間にそこにいたのか

記憶がすっぽり空白地帯があり、気づいたらそこにいた

周りは大きなほとりと、森の生い茂る場所、俺はその開けた場所にいた、俺は状況が確認できず、

オロオロしていた、何か行動を起こさないといけないと思っているが、いかんせんまだ、状況の整理がつかない、

 少したったころだろうか、そろそろ森に入ってみようかと思い始めたころ、彼女はやってきた

「あー、人間がいるー!」

俺はびっくりした、なぜびっくりしたかはその声が上から聞こえたからだ、そして上を見上げると、さらに驚いた

そこには人間が平然と浮いていたからだ、羽があればまだ合理的な解釈ができただろう、しかしそれもない

 その女性はスタっと地面に降り立った、俺はその動作があまりに優雅で一瞬見とれたがすぐ、現状を把握して緊張した

その女性は腰にビームサーベルのようなものを帯びていた、さらに服装もファンタジックで、髪の毛も深い青色だ

どこかのファンタジィー小説に登場するような、整った幻想的な容姿も相まって、神聖な印象を感じた

「ねぇえ、人間、私の声がわかる?」

「わかりますよ」

「そう、それとさ、今さ、かなり下級だけど妖怪がここに向かってるみたいだけど大丈夫なの?」

「え?それってどういう意味?あと並みの人間以上だったら負ける」

「そう、大変だね、これ使って戦ってみなよ、見ててあげるから」

そしてビームサーベルのようなものを俺の近くに突き刺した、俺はそれをとった

その瞬間だろうか、ゴリラほどの大きさの妖怪が森の茂みから出てきた、俺は咄嗟に距離を取ろうと後退しようとしたが

無駄だった、そのゴリラはこっちに一直線に向かってきた、だから仕方なく、サービルを振った

すると、驚いたことにそのゴリラは横に真っ二つに割れた、幸いなことに返り血は浴びなかった

 死んだ

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