第十二章‐アイエデン陸軍大佐
昔、ある人に言われた事がある。
"いつか"なんて日は永遠に来ないそうだ。
だから、いつかやる。
その時が来たらやる。
今はまだその時じゃない。
なんて言葉はただの逃げだそうだ。
永遠に来ない”いつか”。
だから、いまこのトキ、を、常にその”いつか”にしないといけない。
俺は高次元組織「アイエデン」に所属する、平社員だ。
様々な世界を転々とし、その世界を発達させるための切欠となる存在を守ったり、保護するのが仕事だ。
今回は並行世界の一つ「白と金色と黒い人形」と呼ばれる世界だ。
着いた瞬間、DFS10レベルで情報が送られてくる、強制進化させられた脳によって一瞬に世界の状況が提示されてくる、なるほど、時間がないみたいだな
俺は一瞬で時空ポイントを移動して、魔術学園と呼ばれる場所から、前方一千メートルにいる生命体に向けて、電磁投射銃を向けて、ロックオン確認後、発砲、死亡。
そのあと、更に移動して、血みどろの体で瀕死の男を治療した。
これで、とりあえずは大丈夫だ。あとは二日後の切欠作りをすればいいみたいだ、一番労力の少ない形で仕事をどう行えばいいのかも本部から情報として送られてくるので本当に楽だ。
この世界は現実世界における、中世ヨーロッパくらいの文明レベルの様だ、分子レベルで、魔法のような物を扱える諸条件がそろっているので、それらしきものが使えるみたいだ、が、扱える人間は限られるか。
アリスという少女は、この世界で一番美的レベルの高い生命体ということで、見てみるが、どう見てもロリロリしていて、俺の好みではない。
こいつは坂上東也と呼ばれる男と一緒に、この王国を守るようだが、この二人のカップリングは正直合わないな。
一か月で状況が進み、王国軍が魔術学園を解体し、陸軍が全権を支配した。




