準備篇5 聖戦近し!
ステファニー
「いよいよ開戦まで40時間を切ったね! この果たして日本で何人が読んでるか解らないリポートも、準備篇はラストスパートだッ!」
ロザリアさん
「真面目に言うとユニークPV数が100程ですので、100人くらいですね」
ステファニー
「……それは、多いのかい? 少ないのかい?」
ロザリアさん
「さあ? もちろん小説に比べるとずっと少ないですけど。なにぶん特殊な内容ですし」
ステファニー
「まあ良いさ! 百合を愛する者が100人も集まれば! 世界だって変えられるよ!!」
ロザリアさん
「ふふ、アニキさんのファンかもしれませんけど♪ と、それは置いといて。今回はどんなお話ですの?」
ステファニー
「そうだね、今回はホントに細かい豆知識、心得だよ! 残り40時間で出来る準備は、限られてるけど! まだ終わりじゃない! 終わりじゃないんだッ!!」
ロザリアさん
「あの、コミケ直前で、テンションおかしくなってません?」
ステファニー
「仕方無いよ! さて、まず言いたいのは! 『一万円札は崩しておこう』これだね!!」
ロザリアさん
「と言うと、小銭を用意すれば良いのかしら?」
ステファニー
「イエス! イエス! イエス! あと千円札ね! なぜなら一万円札とか出されてもサークルさんが困るからね! お釣りが無くて買えない、なんてこともあり得る。僕らとサークルさんは、商売の客の関係じゃないんだ。共に等しく、コミケの参加者! お札を崩しておく位の優しさと思い遣りは、義務だと思うよ!」
ロザリアさん
「そうですね、どのサークルさんも、レジなんてありませんものね?」
ステファニー
「そういう事! あと、スタッフの指示には従おうね! コミケのスタッフは皆ボランティア! 世界一過酷なミッションに、コミケ愛だけで、無償で挑む聖人達だよ! コミケスタッフには絶対服従! これ位の気持ちでいよう!」
ロザリアさん
「ぜ、絶対服従? そんな無茶な要求はされないですよね?」
ステファニー
「もちろん! 列を詰めて下さいとか、そこに座らないで下さいとか、そんなものさ!」
ロザリアさん
「でも、あえて強調するのは、何かこだわりがあるのですね?」
ステファニー
「そう! コミケは全員が主体者! 『客』は存在しない! だからマナーを守って、良識を持って行動を! 紳士淑女であれ! 『スタッフ手際悪ぃーよ!』とか吠えるたわけは、アニキに掘ってもらうよ!!」
ロザリアさん
「あら、それは素晴らしい教育ですこと♪」
ステファニー
「あとは、ホントに細かい話。戦利品(同人誌)は重いからね。たくさん買う人は、丈夫なバッグを用意しておこう。紙袋派なら、予備を忘れずに! 持ち手が紙だと、手汗を吸って破れたりするから注意してね! あとは携帯、スマホの予備電池も欲しいよね!」
ロザリアさん
「あら、すごい人数が集まるのでしょう? そもそも繋がるのかしら?」
ステファニー
「そこは、各通信会社にとってもアピールの機会だからね! コミケ期間中は人間WIFIといって、各社のスタッフが通信機材を担いで会場を巡回、電波状況改善の為に戦ってるのさ! 特にauなんて、前回は進撃の巨人の調査兵団コスまでしてくる気合いの入れようだったからね!!」
ロザリアさん
「でも、スマホだけだったりしません? 作者はガラケーですよね? 電波繋がらず、リポート出来ないなんてことになったり……」
ステファニー
「そ、それは想定外!? まさかね? 信じてるよ、僕らの英雄(au)!!」
ロザリアさん
「それでは、また明日♪」