表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/9

わたしも生徒

いま、この世界では当たり前である『ひとの形』


それは当時、ココロと呼ばれていました。


ココロはもともと、カラダというかたまりの中に包まれていたのです。


きっと大切なものだから、神様がそうしてくれたのでしょう。


だけど目に見えないのをよいことに、誰もあまりココロを気にしなくなっていきました。


ひとはココロを美しくすることを、なまけるようになりました。


気がつくと、デコボコにゆがんで、小さくしぼんだココロを持つひとばかりになっていたのです。


ただ、今と違ってその形は見えませんから、誰もそれに気がつきませんでした。


ひとはココロのことなど忘れて、


見た目のよいカラダ、


きれいな洋服や大きな家、


きらきらと輝く宝石や、お金…


といった見えるもののことばかり考えて、欲しがるようになりました。


だけど残念なことに、見えるものに、これで終わりという限界はありません。


ひとは何かを手に入れると、また別のものを見つけて欲しくなりました。


欲しい、という気持ちはどんどん大きくなっていき、ついには自分の中では我慢できなくなりました。


他のひととの間で、欲しい、という気持ちがぶつかりあうようになりました。


いろんな場所で、争いがはじまってしまいました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ