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出会い

彼女は絵を書くことが大好きで、この町の風景を書いていると心が落ち着くのでした。


昨日、破られた絵をもう一度、書こう。


そう思って彼女は学校をさぼって、今日またここに来たのでした。


彼女にとって一番、落ち着く自分だけの居場所。


彼女が空を描いているときふと、たくさんの白いものを見つけました。


…雪?


白いものがキラキラと輝いてます。


目が慣れてきて、それが何か彼女はわかりました。



たくさんのUFOが飛んでいるのを見つけたのです。


彼女は驚きました。


初めての体験ですから。


たくさんの中から離れて、ひとつの光が、彼女のほうに向かってきました。


彼女の目がだんだんまぶしくなってきたとき突然、空を飛んでいたカラスが餌と思ったのか目の前に急降下してきました。


光は次第に弱くなり、元の場所に戻ってしまいました。


彼女には悲しそうな光りを放って去っていくように感じました。



次の日も、彼女は学校をさぼっていつもの場所で絵を描いていました。


彼女は心のどこかで、昨日の光を待っていました。


書いている風景の中に、昨日見たUFOを描いてみました。


そのとき、彼女は肩のあたりにまぶしい光を感じました。


振り返ってみると、ひとつの丸い光が輝いていました。


絵がとても上手なんだね。

たしかに、そこから声が聞こえました。


でも、ぼくたちはUFOじゃないんだけど。


きみにならきっと教えてもいいと思うし、ぼくと一緒にきてみたらいいよ。


え、っと彼女が声を発したと同時に彼女の目の前は一瞬で真っ暗になりました。


でも、彼女の意識はありました。


彼女には伝わっています。

それは暗闇のなかをまるで浮いているような感覚。


ひんやりとした空気に包まれるようでした。


彼女の身体はどこかへと移動しているようでした。


そして、彼女の身体は木の葉がひらひらと落ちるように、ゆっくりと地面に降りていきました。

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